「SECURITY SHOW 2013」~多機能に進化したインターホン~

国内セキュリティ関連メーカーやサービス提供業者などが一同に集まる「SECURITY SHOW 2013」が、2013年3月に開催されました。

その中からマンションの防犯に関連した新商品やサービスをご紹介します。

第21回セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2013

2013年3月5日〜8日、東京ビッグサイトにて開催され、SECURITY SHOWをはじめとした3イベント合計延べ15万人弱の来場者が訪れました。
日本経済新聞社主催。
http://www.shopbiz.jp/ss/

マンション関連では、インターホンと高齢者対策サービスが目立つ

今年のショーで目立ったマンション関連サービスは、セキュリティ+高齢者対策や便利な生活サービスと連携し、さらに多機能になったインターホンシステムでした。

マンション関連サービスが詰まった多機能インターホン〜アイホン

アイホンの展示ブース

インターホンメーカーのアイホンでは、集合住宅向けマンション用システム「XIXUS(ヴィクサス)」と、既存機器のリニューアル向け「らくらくタッチ」のインターホンを展示していました。

アイホン「VIXUS(ヴィクサス)」 
http://www.aiphone.co.jp/products/complex/system/vixus/

「VIXUS(ヴィクサス)」は、見やすい7型ワイドの大型画面を備え、高齢者や小さな子どもにも使いやすいインターホン。

留守中の自動録画など防犯面の機能に加え、電気・ガス・水道などのマンションのエネルギー情報を「見える化」しているのも、省エネ面で役立ちそうです。

アイホン「らくらくタッチ」
http://www.aiphone.co.jp/products/complex/system/rakutouch/

「らくらくタッチ」は、インターホンをリニューアルしたいマンション向けのシステム。既設の機器に合うサイズを複数用意しており、スムーズに取り替えできます。

古いインターホンの交換を検討中のマンションによさそうですね。

インターホン画面から使用中の電気量をチェック!大画面で見やすくなっています。

アイホンのインターホンは、エコ情報、マンションの施設予約、カーシェアやレンタサイクル確認、タクシー配車、マンション管理組合活動を支援するコンシェルジェサービスなど、マンションライフに関わる多彩なサービスと連携が可能です。

防犯のみならず、さまざまな便利なサービスが詰まっているインターホンからマンションライフがさらに便利になりそう。

そんな予感を感じさせるサービスでした。

24時間365日シニアを見守る〜セントラル警備保障

セントラル警備保障の展示ブース。

セントラル警備保障では、シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」で、高齢者の生活を24時間365日見守るサービスを紹介。

緊急通報サービスの基本機器「見守りコントローラー」と「ワイヤレス緊急ボタン」。赤い緊急ボタンを押すだけで、自動的にCSPに通報され、パトロール員が駆けつけて対応します。シニアにやさしい簡単操作です。

緊急通報サービスや、生活反応をチェックするライフリズムサービスの他、健康相談無料サービスをセットしており、高齢者の生活を防犯面と健康面からサポートするサービスを提供しています。

成人したお子さんたちから遠く離れた場所にお住まいの高齢者家庭で使いたいサービスですね。

シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」
http://www.we-are-csp.co.jp/tabid/366/Default.aspx

また、ソフトバンクの「みまもりケータイ」とコラボレートした「CSPケータイdeアシスト」は、主にみまもり対象者であるお子様や高齢者向けに考えた要請駆けつけサービスです。セキュリティサービスと携帯との連携は、どんどん浸透しています。

CSPケータイdeアシスト
http://www.we-are-csp.co.jp/tabid/397/Default.aspx

「見守りハピネス」と「みまもりケータイ」の展示コーナーでは、来場者が多く立ち止まって熱心に説明を聞いていました。高齢者対策への関心の高さを感じます。

スマートフォンと連携するインターホン〜パナソニック

自動逆光補正や自画像投影機能などの他、しつこい勧誘には「お引き取り機能」で断ることもできるそうです。

パナソニック「Windea(ウィンディア)」
http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/ha/mansion_ha/windea/

パナソニックでは、グッドデザイン賞を受賞したマンションのインターホンシステム「Windea(ウィンディア)」を紹介していました。

「Windea(ウィンディア)」は、液晶モニターでの来訪者確認をズーム・上下左右移動でしっかり見えるワイドビュー&ズーム機能を搭載したセキュリティ機能、電気・ガス・水道の使用量のチェックや管理組合の掲示板機能などが確認できるインフォメーション機能、室内インターホンとスマートフォンを連携させたコミュニケーション機能を搭載しており、新しいインターホンのスタイルを切り開いています。

ドアの前にもカメラをつけたい~パナソニック

ワイヤレスドアモニター「ドアモニ」の新商品VL-SDM300はスマートフォンほどのサイズ。

ドアに設置した「ドアモニ」のドアカメラ。

パナソニック「ドアモニ」
http://panasonic.jp/doormoni/

またパナソニックでは、各住戸のドアに簡単に取り付けて、ドアの外の様子もチェックできるワイヤレスドアモニター「ドアモニ」を出展していました。テレビドアホンがつけられないマンション・アパート向け商品ですが、足腰の弱い高齢者や女性の一人暮らしには、ドアまで行かずに来訪者を確認できるのが安心です。

ALSOKの高齢者を見守る「シルバーパック」

ALSOKブース。

綜合警備保障のALSOKでは、新規事業として介護事業会社「ALSOKケア」をスタートさせた他、高齢者家庭を見守る「シルバーパック」サービスを紹介。住宅用火災警報器が設置される他、ペンダント型緊急ボタンを押だけでALSOKがかけつけてくれます。これはマンションにお住まいの高齢者の住戸に便利そうです。

ALSOK「シルバーパック」
http://www.alsok.co.jp/person/silverpack/

オプションサービスとして、高齢者を見守るご家族に安全をメールで通知する「見守り情報配信サービス」や、トイレのドアの開閉で安否を確認する「ライフリズム監視サービス」なども選べます。

他に、オンラインストア「ガードマンショップ.com」の人気おすすめ商品、ALSOKのマーク付き窓の補助錠「ALSOKロック」も紹介していました。マーク入りなので侵入者への抑止効果になるのだそうです。

360度セキュリティカメラや非接触キーで、ますます進化するマンション防犯

インターホンシステムや高齢者見守りサービスの他には、360°全方位監視カメラ、カードや携帯による非接触型IC取替錠などのセキュリティ機器が出品されており、セキュリティ技術の進歩を実感できる「SECURITY SHOW 2013」でした。

おサイフケータイや専用カードでタッチ&ロックできるキーシステム。採用するマンションも増えてきているそうです。

計電産業 非接触IC取替錠「Fe-Lock」
http://www.keiden-jp.com/seihin/felock/index.html

※ここで紹介された製品やサービスの一部には、参考出品のものが含まれています。


マンションのインターホンは、防犯、生活サービス、そして高齢者の見守りにいたるまで、きめ細かなサービスを提供するようになってきました。

オートロックや監視カメラなどのマンションのセキュリティも、新技術を取り入れてますます進化しています。問題は、その新技術を使いこなす居住者の防犯意識なのかもしれません。

マンション・ラボでは、危機管理教育研究所の国崎信江先生に、マンションの防犯に関する記事を執筆いただいています。ぜひそちらもあわせてお読みください。

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外から狙われている!? マンションのドアスコープの防犯対策
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2013/04/08