マンションに住むなら一度は行くべき! マンションがまるごとわかるミュージアムがすごい 後編

(写真提供:長谷工マンションミュージアム)

多摩センターに誕生した「長谷工マンションミュージアム」のレポート後編です。最新VR体験や、メーカーコラボの未来のマンションなど盛りだくさんの内容にノックダウンされますよ!

マンションができるまで!をわかりやすく再現したVRや資料の数々に感動

ゾーン5は、設計から施工までのマンションづくりの流れを紹介。VRゴーグルを装着して、地中での杭打ちから、マンションの部屋が出来上がっていくまでの工事の様子を体感する映像は圧倒的です!(写真提供:長谷工マンションミュージアム)

・マンションが建設されるまでのVRはマストアイテムかも!?

こちらは昔のマンション模型。昔は、マイクロスコープカメラを差し込んで模型の中を映し出し、完成イメージをプレゼンテーションしていたそう。いまならCGですよね! 他にも手書きの図面、青焼きなど、建築の歴史を垣間見ることができる貴重な資料展示されていました。

通常のモデルルームでは完成予想イメージをムービーで見せてくれますが、ミュージアムのように杭打ちの様子や工事中のムービーを見ることで「自分のマンションがこうやってつくられていくんだ!」という感動と信頼が生まれる気がしました。販売モデルルームでもぜひ工事ムービーをVRで見たいものですね。

ワクワクが頂点に!未来のマンションを体験しよう!

ゾーン6は、マンションの修繕、建て替え、耐震改修等の事例を紹介。こちらは、高経年マンションにお住まいの住民が熱心に見学されるそうです。

ゾーン7「これからの住まい」では、企業とコラボした未来のマンションがプレゼンテーションされています。こちらは、東京ガスによる未来のマンションアイデアがパネル展示。

未来のマンションアイデアでは、これぞまさしくマンション・ラボでいうところの「妄想マンション!」
・マンションの地下共用スペースを地下菜園や防災倉庫にする
・無人コンビニやロボットが運営する思い出レストラン
など、さまざまなアイデアが模型と図面で紹介されていました。

企業コラボで未来のマンションを考えると、実現性の高いアイデアが出来上がって、ますます面白くなりそうです。

ソフトバンクは、テクノロジーによる未来のマンションライフを3つのムービーで展開。YKKは、人工知能と顔認証システムを備えたドアを紹介。なんとマンションのドアがAI化しちゃってます!

ソフトバンクのムービーでは、近未来のマンションライフを提示。ばい菌をキャッチする歯ブラシ、地下菜園の野菜の収穫、AIによるショッピング、宅配ドローンなど、AIやIoTが生活に溶け込んだ暮らしを見せてくれます。

マンション・ラボでもドローン活用の可能性を探るために検討してきましたが、ドローン×マンションの可能性に、新たに胸ときめきました!

検証!災害時のドローン活用の可能性を探る!(動画)

長谷工マンションミュージアム館長の江口 均さん。長年の現場経験に裏打ちされたきめ細かな解説が、マンションファンの心を掴みます。

——今日はありがとうございました! 見学時間90分では、まだまだ足りない。もっとひとうひとつのゾーンを細かく見たい!と思わせる内容でした。

江口館長
ありがとうございます。本ミュージアムは、長谷工グループ80周年記念事業のひとつとして、昨年10月23日に誕生したばかりです。一般公開は、今年の1月15日からスタートしました。1日5回の予約見学制ですが、おかげさまで連日数多くの方々にご予約・ご来場いただいています。

——どんな方々が来場されているのですか?

江口館長
小学生から大学生までの学生さん、建て替えを検討中の近隣マンションの方々、企業の方々、それからマンションファンの方々と、職種も年代も多彩ですね。以前長谷工グループのマンションを購入した方や、現在購入を検討中の方もいらっしゃいます。

——来場者も多彩で、いろいろな楽しみ方、そして学びの場になっているんですね。展示内容はこれから変わっていくのでしょうか?

江口館長
はい。たとえばマンションづくりを紹介するゾーンは、いまは杭についてですが、今後は工法や排水管など、ふだん一般の方々が見る機会のないマンションづくりの内側を展示していく予定です。

——ますますマニアックな展示になっていきそうで楽しみです!

【マンション・ラボの感想】

ここまでマンションのすべてを網羅したミュージアムは、UR都市機構の「集合住宅歴史館」以来で感動しました!

マンションの過去や現在を振り返ると、この時代にすでに耐震ラッチをつけていたんだ!という新たな発見があったり、ふだん見えない構造部分のディティールを学ぶことができます。また、未来のマンションゾーンは、まさに「妄想マンション」コンテンツと同じ! こういう自由な発想が未来を豊かなものにしてくれるにちがいありません。

またこうした学びの場で、マンション防災を一緒に考えていく参加型ワークショップなどが催されたら、さらに楽しそう!(と、ミュージアム活用妄想が先走ってしまいました)

個人的には、デベロッパー各社がこうしたミュージアムをつくってくれると、マンションはもっと楽しくなるような気がしました。「長谷工マンションミュージアム」は、マンション住民ならきっと楽しめるはず。ぜひ予約して見にいってみてください。

子どものアイデアが詰まった「みんなが集まって住む、未来のマンション」展示中!

『HASEKO 未来の住まいアイデア こども絵画コンテスト』の受賞作品から、「海に浮かぶ楽園都市 建設中!!/神奈川県 安原 葵さん(小学校6年生)」。(写真提供:長谷工マンションミュージアム)

最後に「長谷工マンションミュージアム」の企画展示コーナーでは、『HASEKO 未来の住まいアイデア こども絵画コンテスト』を受賞した小学生たちの作品が、2019年6月29日(土)まで展示されています(※企画展示コーナーは予約なしで自由に閲覧可能)。

「みんなが集まって住む、未来のマンション」をテーマに描いた小学生達の作品は、マンション・ラボの妄想マンションシリーズに登場いただきたほどの自由な想像力とアイデアなのです。
ミュージアムへ行くときにはぜひこちらもチェックしてみてください。

『HASEKO 未来の住まいアイデア こども絵画コンテスト』 ※外部サイト

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マンション誕生の歴史から、現在・未来まで、マンションに関わるすべてを、見て、触れて、感じて、学べるミュージアム。長谷工グループ創業80周年記念事業のひとつとして誕生した。
場所:東京都多摩市鶴牧3-1-1長谷工テクニカルセンター2階
見学方法:1日5回(約90分)・電話による事前予約制
開館時間:10:00~17:00
予約受付専用フリーダイヤル:0120-808-385
※詳細はホームページを参照

2019/05/10