マンションに住むなら一度は行くべき! マンションがまるごとわかるミュージアムがすごい 前編

(写真提供:長谷工マンションミュージアム)

「多摩センターにすごいマンションミュージアムが出来た!」と聞いたマンション・ラボ編集部。その全貌を体験してきました。マンション好きにはたまらない「長谷工マンションミュージアム」のレポートです。

マンションはローマ時代からあった!?歴史を体感できる圧巻の360°シアター

ゾーン1のエントランス。マンションミュージアムに入ると、受付のコンシェルジュの方がにこやかに迎えてくれます。ミュージアムは、1回8人までの予約制見学です。合計7つのゾーンを、ガイドに案内されながら巡っていきます。所要時間は約90分。いざスタート!(写真提供:長谷工マンションミュージアム)

ゾーン2は、地球に生命が誕生した太古の昔から、人類の住まいの移り変わりから、現代の集合住宅までを体感できる360℃シアター。乗り物酔いしちゃいそうなほどに大迫力です。

個人的には、ラスコー洞窟やローマのコロッセウムの中に入り込んでいくシーンで心踊りました! 人類の住まいの歴史って変遷してきたんだな〜。

まるでマンションの歴史絵巻や! 年表とモデルルームで知るマンション今昔物語

ゾーン3は、日本の集合住宅の歩みが壁の年表で一望できる部屋。うおー!感動しちゃいます。(写真提供:長谷工マンションミュージアム)

年表を追いかけていくと、以前取材した同潤会アパートも紹介されていました。同潤会の上野下アパートは1929年(昭和4年)竣工、江戸川アパートメントは1934年(昭和9年)竣工です。

「東洋一」の同潤会、江戸川アパートメントに存在した昭和の古き良きコミュニティ

最後の同潤会・上野下アパートのリ・ボーンを追う ~その1:往時の記憶を探る!~

日本で一番最初にできた民間分譲マンションはどれなのか諸説ありますが、こちらの年表では1956年(昭和31年)竣工の四谷コーポラスということでした。四谷コーポラスは、マンション・ラボでも取り壊し前にレポートしています。

築61年!民間初の分譲マンション・四谷コーポラスに見る昭和モダンな暮らしぶり

こうしていままで建てられてきた日本の集合住宅の変遷を、年表として一望できると、なんだか感慨深いです。

館長の江口 均さんが指さしているのは、UR都市機構の「集合住宅歴史館」に展示されている住宅の中をVRで探検できるシステム。ぐりぐりとタッチディスプレイを動かしながら、部屋のあちこちを探検できます。すごーい!

長谷工グループが建設してきたマンション約100物件のパンフレットパネル(写真左)と、「数字で見るマンション」パネル(写真右)。

物件パンフレット展示は、時代の流行の変遷がわかって面白い! マンションオタクの見学グループも大興奮だったそうです。
マンションの販売価格・供給戸数・住宅ローンの金利の推移を俯瞰できる「数字で見るマンション」は、これからマンション購入を考えている人に役立ちそう〜。見学者の中には「ああ、このときに買えば良かった」と悔しがる人もいるみたいですよ。お察しします…。

ゾーン4は、1970年代のマンションの間取りをそのまま実物大に再現。隣接して、最新の間取りのマンションの実物モデルルームを併設しています。ひとつのモデルルームの中で、1970年代当時と2019年現在の部屋が同時に体感できる仕掛けです。

1970年代のマンションの間取りは、当時のバスタブ、システムキッチンなどの設備をそのまま使っていて、再現性の随所にこだわりがあります。1970年代のマンションは、耐震ラッチ付き吊り戸棚、写真のようなICインターホンシステムが搭載された当時の最先端だったもの。レコードプレイヤーや本棚に並ぶ書籍、リビングのテレビなども、当時のものを展示していて、昭和の暮らしを眺めてノスタルジックに楽しめます。
打って変わって2019年のマンションは、現在の最新技術を集結して見せたもの。マンションの天井高やバルコニーの仕様など、さまざまな面で技術の進歩を感じさせます。

後編へ

マンション誕生の歴史から、現在・未来まで、マンションに関わるすべてを、見て、触れて、感じて、学べるミュージアム。長谷工グループ創業80周年記念事業のひとつとして誕生した。
場所:東京都多摩市鶴牧3-1-1長谷工テクニカルセンター2階
見学方法:1日5回(約90分)・電話による事前予約制
開館時間:10:00~17:00
予約受付専用フリーダイヤル:0120-808-385
※詳細はホームページを参照

2019/05/10