日用品を1ヶ月分ストック!国崎流「流通備蓄」のススメ

「流通備蓄」で普段から防災を考えて行動する

特別な防災グッズを購入することだけが、防災ではありません。普段から防災を念頭に置き、使いながら備蓄する「流通備蓄」が、一番自然で無理なく続けられます。食べて消費しながらストック食料をキープする方法は、以前の記事「食べながら備える!」でご紹介しました。

食べながら備える!国崎流「流通備蓄」のススメ

さらに「流通備蓄」と、冷蔵庫や日頃のストックを組みあわせて活用した非常食メニューはこちらです。ぜひ参考にしてください。

国崎流「流通備蓄」のススメ:1週間分の非常食メニュー

トイレットペーパーやシャンプーなどの消耗品を「流通備蓄」する

「流通備蓄」の考え方は、食料だけでなく、日用品にも使えます。

あなたが毎日使っていて生活に欠かせないものは何でしょう?
トイレットペーパー、歯磨き、シャンプー。これらがある日なくなってしまう・手に入らなくなってしまう状況を想像してみてください。災害発生後は、流通システムが復帰するまで時間がかかります。

家族にとってどうしても欠かせない消耗品を1ヶ月分ストック

トイレットペーパーもそうですが、コンタクトレンズの保存・洗浄液や入れ歯の洗浄液といったものも、使う人にとっては欠かせない消耗品です。家族が使っている日用品をチェックして、欠かせないものほどストックしておきたいものです。日用品は、1ヶ月分を目安にストックします。

ゼロになったら買うのではなく、残り何個になったら買うを習慣化

たとえば、トイレットペーパーは、残り何パックになったら新しいものを買うというようにルール化します。ゼロになったら買う習慣ではなく、残り何個で買うという習慣を身につけるだけです。ストックといっても、そう大量ではありません。日用品のストックスペースを設けておき、そこに入るだけと考えるのもよいでしょう。

災害時は、物価も高騰します。「流通備蓄」の習慣は、そのときこそ生きてくるはずです。

2012/12/03

プロフィール

国崎 信江

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。文部科学省地震調査研究推進本部政策委員、防災科学技術委員などを務める。講演活動を中心にテレビや新聞など各メディアでも情報提供を行っているほか、被災地域で継続的な支援活動も行っている。

おもな著書に『大地震対策 あなたと家族を守る安全ガイド : ビジュアル版』(法研)、『震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック』(潮出版社)、『マンション・地震に備えた暮らし方 (地震防災の教科書)』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。


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