オートロック、警報ベル、マンションの防犯に関する質問にお答えします!

マンション・ラボで実施した「防犯に関するアンケート(2012年09月27日~ 2012年10月05日実施)」で、いくつか防犯に関する質問がありましたので、その質問に回答します。

マンションのオートドア、一緒に入ってくる人にはどう対応したら?

Q:オートロックのドアが開いた時に、一緒に入って来る人がいます。居住者かわからないので、一声かければ良いのですが、なかなかできないでいます。何か良い方法はありますか?

A:オートロックで一緒に入ってくる人を見かけたら、挨拶をするか一声かけるのが鉄則です。以前の記事でもご紹介しましたが、以下の「不審者の侵入を防ぐオートロックの使用ルール」を心がけてください、

(1) 居住者以外の人と、一緒にオートロックの出入りをしない
(居住者かどうか不明な場合も、同じ)
(2)オートロックを解錠しようとしている人を追い抜いて解錠しない
(3)出入りする人に注意して、挨拶などの声がけを行う
(相手の行動をよく観察し、「お先にどうぞ」と声掛けをして居住者かどうか見極めます)

声をかけるのがためらわれる場合には、携帯電話をかけるふりをしたり、忘れ物をした様子をしたりして、エントランスから戻って、なるべく一緒に入らないようにしましょう。

以前の記事でもオートロックの防犯についてご紹介していますのであわせてご覧ください。

オートロックでも不審者侵入に注意!エントランスの防犯対策
マンションのエントランスで出会った人が居住者か不審者かわかりますか?
オートロックのマンションも、狙われている?

マンション内各戸にある警報ベルのテストを要請するには?

Q:警報ベルが各戸にあるけれどテストしたことがないようなのですが?

A:非常警報設備の設置と点検は、消防法で義務づけられていますので、点検がされていないようでしたら、理事会または管理会社へ要請しましょう。

マンションの居住者同士でコミュニケーションを深めるには?

Q:マンション居住者同士のコミュニケーションを深める方策があればと思うのですが、どうしたらよいでしょう? たとえば、防犯をテーマとしたミ講演会などをマンションで開催してほしいのですが。

A:まず、マンションの理事会または自治会に、防犯の講演会実施を提案して皆さんの同意を得る必要があります。その際に、何人か参加可能な日時をあらかじめ確認しておければ、参加者も確実になるはずです。防犯の講演会などは、地方自治体や自治会、管轄の警察などに問い合わせてみるとよいでしょう。

警察庁生活安全局生活安全企画課では、自主防犯ボランティアの活動支援サイトなども立ち上げています。また、外部の団体に講演依頼を行うのもよいでしょう。私どもの危機管理教育研究所でも防犯対策講演を承っております。お気軽にご相談ください。

危機管理教育研究所
http://www.kunizakinobue.com

※写真はイメージです。

2013/01/18

プロフィール

国崎 信江

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。文部科学省地震調査研究推進本部政策委員、防災科学技術委員などを務める。講演活動を中心にテレビや新聞など各メディアでも情報提供を行っているほか、被災地域で継続的な支援活動も行っている。

おもな著書に『大地震対策 あなたと家族を守る安全ガイド : ビジュアル版』(法研)、『震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック』(潮出版社)、『マンション・地震に備えた暮らし方 (地震防災の教科書)』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。


株式会社危機管理教育研究所

一般社団法人危機管理教育研究所