子どもの危機管理教育:子どもの防犯レベルのロールプレイングテスト

防犯チェック

自分の子どもの防犯レベルをテストでチェック

記事「子どもの危機管理教育:子供をだます声かけの手口」では、不審者の声かけの手口をご紹介しました。保護者としては、自分の子どもが不審者に対してどのくらい対抗できるのかというのも心配な点です。もし親が留守にしているマンションに宅配便を装った犯罪者などが訪問したら? 子どもをそんな危険な目に遭わせないためにも、ふだんから親子で家庭内での防犯ルールを教えておき、こうした手口についての対応策について話し合いましょう。その上でお子様の自宅における危機管理レベルを実践ロールプレイングで把握してみましょう。

小学校中学年の子どもの防犯レベルテスト

「留守番する子どもを危険から守るために!」でもお話したように、基本的に小さいお子様には一人で留守番させてはいけません。ただ年齢に関係なく「留守番中これだけはさせないようにする」項目がしっかり守れているか確認する意味でも以下のロールプレイングは有効です。

「インターホンにでない」を守れている?
マンションのエントランスで顔を見せないでインターホンを鳴らして、オートロックを解除してしまわないかチェック。

「ドアを開けない」を守れている?
ご自身の顔を見せないで住戸のドアのインターホンを鳴らしてみてチェック。

「チェーン施錠を外さない」を守れている?
インターホンを押さないで帰宅して解錠し、チェーンを内側からかけているかチェック。

「電話にでない」を守れている?
家に電話して、電話に応答してしまわないかチェック。たとえばナンバーディスプレイの電話機なら、家族からの電話以外は絶対にとらないなど、家庭内ルールを設けておいて試してみましょう。お友達に電話してもらって試す方法もあります。

テスト実施の際に注意しておきたい、事前予告と叱らないこと
テスト実施の際に大切なのは、以下の点です。
・事前に、忘れた頃に試してみることをお子様に予告しておく。
・もしお子様が失敗しても叱らない。失敗したら「次にはうまくできるよ」と笑って済ませる。

親子間での防犯ゲームの遊びのようにして、お子様の防犯レベルを徐々にアップさせていけるとよいですね。

※写真はイメージです。

2012/02/27

プロフィール

国崎 信江

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。文部科学省地震調査研究推進本部政策委員、防災科学技術委員などを務める。講演活動を中心にテレビや新聞など各メディアでも情報提供を行っているほか、被災地域で継続的な支援活動も行っている。

おもな著書に『大地震対策 あなたと家族を守る安全ガイド : ビジュアル版』(法研)、『震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック』(潮出版社)、『マンション・地震に備えた暮らし方 (地震防災の教科書)』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。


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