家計を「経営」として考えよう

みなさんこんにちは。モーリー博士こと、森と申します。

わたしは、外資系金融機関に15年勤務してきました。その間「ファイナンシャルプランナー(住宅・教育・老後など将来のライフプランに合った資金 計画やアドバイスを行う職業のこと)として、多くのご家庭や企業様にご提案やアドバイスを行ってきたこともあり、今回「家計」に関するコラムを担当させていただくことになりました。

こちらのコラムでは、みなさんの家計に役立つ手法や、住宅ローン返済に関する考え方などについて、できる限りわかりやすく、そして楽しんでノウハウを身につけていただけるように努力しますので、みなさん、どうぞよろしくお願いします。

家計とは、「家庭の経営」です!

夫婦は家庭の「共同経営者」なのです!

さて、家計とは何ですか?と聞かれたら、みなさんはどう答えるでしょうか?

ウィキペディアには、『家計とは、一家の経済生活のやりくりのすべてを総称していう』と書かれています。一家の経済生活をやりくりするのですから、これは経営といっても差し支えないでしょう。
経営というと少々大げさに聞こえるかもしれませんが、企業では、将来的に必要なお金や、起こりうる悪い出来事もある程度予測して、経営を行っています。

家庭でも、「子どもを大学に入れる」「車を買う」「家を買う」といった将来的なイベントを想定した収支予測をたてておけば、長い人生のうちに起こるいろいろな変化に対応することができますよね。いわば、「人生計画(ライフプラン)」をたてることが、家庭の「経営」といえるでしょう。

この家庭の経営を行うのが、「ご夫婦」です。
企業であれば、最高経営責任者(CEO)がご主人で、実際にお金のやりくりをしている奥様が最高財務責任者(CFO)というような立場といえるでしょう(全て実権は奥様というご家庭も少なからずありそうですが・・)。

そう考えると、これまで家計簿をつけるだけの「家計」は、実はとても奥が深く、家族を幸せに導くためのとても重要で価値あるミッションであると、おわかりいただけると思います。

今後ご紹介する「家庭経営学」とは、時代の流れが大きく変わっていく中で、家族が楽しく幸せに暮らしていけるよう、「人生計画(ライフプラン)」をたてるための一助となる知識や技術を学んでいただくものです。

ぜひご夫婦で、「家計」ではなく「家庭を経営する」という経営者の意識を持って臨み、夢を実現していきましょう!

次のページ:家庭を経営として考えるうえで必要な3つのキホン

2013/09/26

プロフィール

モーリー博士

某大手外資系金融機関に勤めるファイナンシャルプランナー。貯蓄・投資などお金の運用について、企業や家庭を問わず数多くの相談実績をもつ。わかりやすい説明には定評があり、相談するリピーターがあとをたたない。