雛祭りの由来とマンションでの飾り方

雛祭り

雛祭りは、平安京の風水と関わりが深い

雛祭り(ひなまつり)は、もともとは紙でつくった人型(ひとがた)に病や厄を移して川に流すという風習でしたが、しだいに宮中の様子を模す人形を作って飾るようになりました。平安京の内裏の正殿であった紫宸殿(ししんでん)をモデルにしていて、風水にのっとって設計された平安京の中でも最高に良い風水の建物となっています。雛飾りは、それを家の中に再現しているというわけなのです。

マンションの部屋に飾るお雛様の飾り方や最適な部屋

明るいリビングに飾るのが最適

紫宸殿は、真南向きに建てられています。ですから雛壇飾り(ひなだんかざり)も南向きにするのが本当ですが、そこまで厳密に考えなくていいでしょう。でも、明るいお部屋に飾るべきなので、リビングが最適です。雛壇飾りには、ミニチュアのものから七段飾りといった大きなものまでありますが、マンションはスペースが限られていますし、しまう場所のことも考慮に入れて、マンションの広さに見合った大きさのお雛さまセットを選びましょう。風水ではバランスを重視しますから、見た目の好き嫌いだけでなく、部屋の大きさとお雛さまセットのサイズとのバランスは要チェックです。

【十二単天使のはごろも(R)】雛人形
最近は、マンションに適したコンパクトな雛飾りもたくさんあります。

雛人形の左右の位置は家庭・地方によって違いがある

お内裏様(男)とお雛様(女)と一般に呼ばれている人形は、天皇、皇后両陛下です。昔は天皇陛下が座られるのは皇后陛下の左だったのですが、現在は西欧に倣って右です。そこで、お内裏様をお雛様の右に飾るのが主流となっていますが、地方によっては昔の習慣を続けているので、並べ方はそのご家庭によって違いがあって構いません。

桜と橘の木の飾り方

雛飾りのセットのほとんどには、桜の花をつけた木とみかんの実をつけた木が含まれていますが、京都御所の正殿の左右には今も桜と橘があります。それら桜と橘の木を目安にして左右の近衛府の兵が整列したことから、左近の桜、右近の橘と呼ばれています。天皇・皇后両陛下から見ての左近の桜と右近の橘ですから、正面から見ると逆で、向かって右に桜、左に橘を飾ります。右大臣と左大臣も、左大臣(年配のほう)が向かって右です。

桃の節句は、現在は女の子の良縁を願うお祝いとなっています。3月3日を過ぎても飾っていると、お嫁に行き遅れると言われているので、すぐしまいましょう。

桃の節句のハマグリは、夫婦円満運アップのラッキー・アイテム

はまぐりはラッキーアイテム

また、桃の節句のときに頂くハマグリのお吸い物ですが、ハマグリのような二枚貝は、他の貝殻とは合わず、唯一の組み合わせなので、良縁を意味しています。食べ終わった後の貝殻は、お部屋の南西に飾ると結婚運・夫婦円満運が上がります。

※写真はイメージです。

2012/02/08

プロフィール

工藤  沙美

中国正統派風水の理論を、モダンインテリアで表現する英国式風水コンサルタント。心理学と子育ての経験を活かした親身なアドバイスや、英国公認インテリアデザイナーとして風水を取り入れたインテリアセンスが人気。講演会や執筆のほか、個人や企業の個別風水相談を中心に活動中。


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