初詣や旅先でいただいたお札(おふだ)やお守りはどうしていますか?マンションでの飾る場所がわからない方、何年も放置して処分に困っている方の疑問にお答えします。
マンションの場合、お札は上の階の人の通り道にならない場所に飾る
新しいお札を頂いたら、神棚にあげますが、神棚が無い場合は、神棚を置くべき位置に飾るということになります。神棚の位置は、南向きまたは東向きが良いとされています。
また、目線より高い位置にまつるのがベストです。お札の上を人が頻繁に通るような場所では、お札を大切にまつっていることにはならないので、マンションの場 合、上の階のことを考えないといけません。例えば、リビングの入り口の上だと、上の階やその上の階で人がしょっちゅう通ることになるので不向きです。お札 をまつる場所は、その上が人の通り道にならないようなところを選びましょう。
インテリアとしては、お札のそばには、明るい色の和小物を置くと、良い雰囲気になるので工夫してみてください。
お札やお守りは、役目を終えたら返納する
風水では使っていないものをいつまでもとっておくのは悪い風水であると考えますが、神社で頂くお守りやお札も同様です。入試合格のお守りや安産のお守り、厄除けお守りなどは、役目を終えた時点で、頂いた所へ納めに行きお礼の参拝をします。
また、そういった期限の無いお守りの場合も、何年も机の中に放ったらかしにしてはいけません。お守りは持ち主の身代わりとなって不運を受けているものなので、お守りを頂いてから一年が経ったら神社へ返すものです。お守りを頂いた神社まで行かなくても、地元の神社で構いませんので、納めに行きましょう。
初詣の際に古いお守りやお札を納めて新しいものを
神社では、お焚きあげといって、戻ってきたお守りやお札や破魔矢などを、かがり火で焼いて、祓い清めてくださいます。たいていお正月には、お焚きあげをしている神社が多いので、初詣の際に古いお守りを持っていきましょう。
※写真はイメージです。
2011/12/28