家具にアンティークを取り入れる際の風水的な注意点とは

マンション・ラボのマンション風水診断モニター企画第2弾、Kさんのお宅の風水コンサルティングの診断事例をご紹介。アンティーク家具や個性的なアート作品の飾り方をアドバイスいたしました。

アンティーク家具は、お香で浄化してから使えばOK

譲り受けたコンソールテーブルは100年ほど前のものだそうですが、テレビボードにちょうど良いですね。オリエンタルな坐像や赤いランプシェードがうまく調和しています。

譲り受けたコンソールテーブルは100年ほど前のものだそうですが、テレビボードにちょうど良いですね。オリエンタルな坐像や赤いランプシェードがうまく調和しています。

Kさんのお宅は、リビングに入ると、広い窓いっぱいにお向かい側の公園の緑が広がり、アジアの趣きのコンソールテーブル(装飾的なテーブルで、上に置物を飾るものを、一般にそう呼びます)が目を惹きます。記事「お気に入りの場所作りが、片付け上手への近道」でお話しした、お家の中にお気に入りの場所を作りましょうというのは、まさにこんな場所のことです。

そのコンソールテーブルは、中国人の知人から譲り受けたものだそうです。そんなふうに、人から譲り受けたものやアンティークを使う場合は、お香を焚き、煙で浄化してから使いましょう。

ダイニングの隅にある中国の古い薬箪笥。これもお香で浄化して使うと良いでしょう。細かなモノをしまうのに適していますね。

ダイニングの隅にある薬箪笥。細かなモノをしまうのに適していますね。

インテリアの主役はひと部屋にひとつ、引き算で飾る

振り返れば、ソファの後ろの壁に、見慣れないオブジェがかけられています。「あら これは漆?」と、私も同行のスタッフも、漆の艶やかな美しさにしばし釘付けとなりました。聞けばKさんは、法人や個人宅のアートをコーディネーションする仕事をメインにしていらっしゃるということで、このオブジェは、マネージメントをしている漆芸家の作品ということです。アート関連のお仕事をなさっているだけあって、Kさんのマンションはユニークなインテリアでした。

リビングのインテリアの主役は、ソファの後に飾られた大きな漆作品。室内全体に用いている色数が抑えられているため、作品がより際立ちます。インテリアの色数も引き算でよく考えられています。

リビングのインテリアの主役は、ソファの後に飾られた大きな漆作品。室内全体に用いている色数が抑えられているため、作品がより際立ちます。インテリアの色数も引き算でよく考えられています。

宝船をモチーフにしたアート作品を飾る場所選び
リビングの主役、漆芸家の岩田俊彦による漆作品は、近くで見ると吸いこまれそうな深みのある黒です。作品の漆の赤を、リビングの随所に取りいれられているのも素敵ですね。

リビングの主役、漆作品は、近くで見ると吸いこまれそうな深みのある黒です。作品の漆の赤を、リビングの随所に取りいれられているのも素敵ですね。

リビングを拝見している時に、「もうすぐ美術館から貸し出し期間を終えて戻ってくるアートがあるけれど、どこに飾ればいいでしょう? 」というご相談を、Kさんから受けました。その作品は、かなり大きさもあるし、色鮮やかな作品だそうです。宝船をモチーフにしているとのことですから、玄関からマンションの中へと入っていく向きに飾るのがいいとアドバイスしました。

廊下で飾る場所はないかと悩んでいると、同行のスタッフから、「リビングに入ったところは?」と提案がありました。「向きはそれで合っているし、一応、ここには飾れます。」と肯定した後、Kさんに、「でも、ここには飾りたくないんですよね?」と尋ねると、やはり「ええ。この漆の作品とぶつかってしまうんじゃないかなと思って・・・」とKさん。

宝船のアート作品は、廊下から玄関に向かう廊下の左側の壁に飾るようアドバイスしました。ちょうど左を向いた宝船のモチーフだそうで、外から室内へと福を運んでくれるはずです。

宝船のアート作品は、廊下から玄関に向かう廊下の左側の壁に飾るようアドバイスしました。ちょうど左を向いた宝船のモチーフだそうで、外から室内へと福を運んでくれるはずです。

そう、両作品とも大きさもあり非常に個性的なので、そばに飾るには無理があるのです。いくら素敵なものでも、インテリアの主役になりえるオブジェを数多く飾れば、結果として、趣味が良いとは言えないインテリアになります。結局、宝船の作品は、廊下に飾ることにしました。

主役のオブジェは1点に絞る

このように、インテリアデザインをするうえでは、お部屋に装飾的なものを足すときテイストや色を合わせるという足し算だけでなく、引き算も必要です。持っているもの全てを飾るのではなく、主役となりえる大きなオブジェは1点に絞りましょう。季節に合わせて飾るものを選び、他のものはしまうというように、飾るものを変えるのも良いです。

2011/12/13

プロフィール

工藤  沙美

中国正統派風水の理論を、モダンインテリアで表現する英国式風水コンサルタント。心理学と子育ての経験を活かした親身なアドバイスや、英国公認インテリアデザイナーとして風水を取り入れたインテリアセンスが人気。講演会や執筆のほか、個人や企業の個別風水相談を中心に活動中。


工藤沙美先生のホームページ「風水インテリア」

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