マンションでの快適なペットライフの為に~子犬を飼う時は危険なものや気を引くものを取り除こう~

こんにちは、ドッグアドバイザーの高田由香です。

今回は、わんちゃんとより楽しく快適なマンションでのペットライフを送るための第一歩、「飼い主がしてあげられるおうちの中の環境整備」についてお話したいと思います。
新しく家族の一員として迎え入れた子犬のために、どんなことをどのように環境整備してあげればよいのでしょうか?

犬の目線になって、危険なものや気を引くものを取り除こう

まず皆さんにやっていただきたいことがあります。四つん這いになって犬になったつもりで室内を見渡してみてください。
犬の目から、どんな興味深いものが見えますか?

電化製品や小物は高いところへ

低い位置にあるコンセントやむき出しになった電気コードは、舐めたり噛んだりすると大変危険です。カバーをするなどして危険がないようにしてください。

お子さんがいるおうちでは、小さなおもちゃの片付け忘れに要注意です。わんちゃんが飲み込んでしまう可能性があります。
いつも目の届かないテーブルの下や家具の隙間に何か落ちていたりしませんか?しっかりと確認をお願いします。

良い匂いがする食べ物や、せっけんは片づける

次にくんくんと嗅覚を働かせてみてください。わんちゃんにとっていいにおいがするのはどこでしょうか?
まずいいにおいがするのはキッチンです。わんちゃんが口にしてはいけない食べ物もありますし、刃物や火を使う場所なので危険です。キッチンにはなるべく立ち入れないような工夫をしてください。

お風呂場や洗濯機の周辺も、石鹸や洗剤のいい香りがします。お風呂場のドアや収納棚の扉の閉め忘れで、石鹸や洗剤を口にしてしまうことがないように気を付けてください。

ゴミ箱は犬が届かない場所へ移動させる

そして、わんちゃんにとって一番と言っていいほど魅力的な物、「ゴミ箱」の存在はけして忘れないでください。人にとって不快に感じるニオイもわんちゃんは「素敵なニオイ」と感じるようです。ゴミ箱はわんちゃんが届かない場所へ移動したり、フタ付きのものにすると良いでしょう。

吠え防止対策を工夫しよう

次に耳を澄ませてみてください。何の音が聞こえますか?わんちゃんはとても耳が良い生き物です。外からの音もよく聞こえます。

廊下から聞こえる声や足音は、響いて大きな音に聞こえ、こわがったり、つられて吠えてしまうわんちゃんが多いです。玄関付近に近づけないようにスペースを区切ることで、「吠え防止策」にもなります。

フローリングには滑り止めを。ベランダには出ないようにする!

その他、室内で気を付ける必要があるツートップは「床」と「ベランダ」です。
床は、掃除がしやすいフローリングが人気ですが、わんちゃんが足を滑らせて関節を痛めてしまうことがよくあります。滑り止めのワックスを塗布したり、わんちゃんの可動範囲にクッションフロアを敷くなどして、足腰の負担を軽減してあげてください。

ベランダは、転落事故防止のため、またベランダに置いてある植物をいたずらしないよう、目を離している時にベランダに出ないように注意することが必要です。

このように、飼い主が犬になったつもりで五感をフル稼働させて、わんちゃんが安全に安心して暮らせる環境整備をしてあげることが大切です。

次回は、「マンションでの快適なペットライフの為に~しつけ編~」で、マンションライフにおいて子犬に慣らしてあげること、しつけしてあげることについてお話しいたします。

マンション向けの犬を選ぶポイントについても解説しています。ご参考にどうぞ。
マンションでもペットを飼いたい!マンションライフに合った犬種選び①
マンションでもペットを飼いたい!マンションライフに合った犬種選び②

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2013/12/05