マンションなどの集住環境でペットを飼育する際のマナー~鳴き声を「騒音」にしない工夫~

犬の飼い主にとって、鳴き声は特に気になるポイントではないでしょうか?
かと言って、犬に「絶対に吠えないで」と伝えることは無理です。飼い主さんが「鳴き声を『騒音』にしない工夫」をしましょう。

鳴き声を『騒音』にしない3つのポイント

①「どんな時に吠えるのか?」を把握する

犬が吠えることには必ず理由があります。どんな時に、何に対して吠えるのかを飼い主がしっかり把握することが大切です。音に驚いて吠えるのであれば、外の物音が聞こえない部屋で留守番をさせたり、人に警戒して吠えるのであれば、配達などが来た時に玄関まで来られないようにしたり、対処法が見つかります。

②犬が自由に動ける範囲を制限する

家中自由に動けるようにしていると、家全体が犬の「縄張り」になり、外の物音や人の気配に敏感になる傾向が強いです。サークル等で部屋を仕切ったり、行き来できる部屋を決めたりして、行動範囲を狭めてみると良いでしょう。

③ご近所に笑顔であいさつ

近隣の方に出会ったら、必ず笑顔で明るく挨拶し、一言「うちの犬、ご迷惑かけていませんか?何かあったらすぐに教えてください」と付け加えてみましょう。飼い主の近隣の方への配慮はペットが愛される近道です。

今回は飼い主ができる配慮と工夫についてお話しました。具体的なしつけ方法については別の機会にお話しいたします。

ペット共生マンションにも、ペットに興味のない人やあまり好きでない人が暮らしていることを忘れずに、飼育者がマナーを守って「ペット好き」を増やしていけるようにしましょう。

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2013/08/05