マンションで快適で楽しくペットと暮らすために心がけたいルールやマナー

ちょっとした気遣いで快適になるペットとの暮らし

たそがれる猫

はじめまして。「マンションで快適かつ安全にペットと暮らすための情報」を発信させていただく於保実佐子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

平成23年1月に発表された調査では、現在、日本で飼育されている犬の頭数は1186万1,000頭、猫は961万2,000頭にのぼります。これは、全世帯数のうち17.8%(犬)、10.6%(猫)にあたり、また「今後、犬や猫を飼いたい」と希望している人は、犬34.2%、猫19.1%であることもわかりました(※一般社団法人ペットフード協会調べ)。

頭の片隅に常に置いておきたいこと

仔犬

誰もが可愛い!と釘付けになる仔犬。でも動物アレルギーの人にとっては、大変なことになる可能性も。

そんな中、ペットを飼う上で、意外と忘れがちなのが「すべての人がペット好きとは限らない」ということ。先に述べた数字でも明らかなように、約半数の人は「ペットと暮らす、あるいは将来暮らしたい」ペット好きな方々ですが、残りの半数は「動物が嫌い、あるいは興味がない」のです。この50%の人たちとも生活を共にしているのだ……ということを、常に頭の片隅においておくことをお勧めします。

最低限のルールを守ることで快適さが増すペットライフ

公共の場所ではリード装着は必須

公共の場所ではリード装着は必須。他人へ迷惑をかけないためでもありますが、万が一の飛び出しで事故に遭う危険も回避できます

あなたのマンションでは、エントランスや廊下、エレベーター内などの共有部分の、ペットに関するルールはどのようになっていますか? たとえば犬の場合、リードをつければ床を歩かせても良いのか、あるいはマンションの外へ出るまでは、キャリーバッグに入れたり、抱いたりしなければならないのか。「ちょっとだからまぁいいや」などと、ルールがあいまいになっているということはないでしょうか?

「動物が好きではない」という方たちが嫌な思いをしたり、また動物アレルギーの子どもが苦しい思いをすることがないように、最低限のルールを守って生活するのが、より快適なペットとのマンションライフを送るうえでは大切です。毛が抜けやすい犬種や、あるいは抜け毛の季節には、廊下やエレベーター内に抜け毛をなるべく落とさないように、散歩の際には服を着せること。また、万が一、粗相をしてしまった時にすぐに掃除ができるように、ティッシュやビニール袋、ハンディタイプの消臭剤、水を入れたペットボトルを持ち歩くことなど、ひとりひとりがちょっとした気遣いをすることで、共用部分の汚れを不愉快に思う人たちも減っていくはずです。

動物好きな人も、そうではない人も、みんなが快適に共生できるように。お互いがお互いに少しずつ気を遣って歩み寄ることで、欧米のような、ペットが自然と暮らしに溶け込んだ生活が実現していくのかもしれません。

プロフィール

writer於保 実佐子
編集者・ライター。長年、雑誌、PR誌、広告の仕事に従事し、3年前からペット関連の雑誌の編集に携わる。現在は、「人とペットが終生、より安心して快適に過ごすために必要な情報」を発信するための季刊誌『Cuore(クォーレ)』の編集長、そしてウェブサイト『forPets』ディレクターを兼務。

2011/02/14

プロフィール

於保 実佐子

編集者・ライター。長年、雑誌、PR誌、広告の仕事に従事し、3年前からペット関連の雑誌の編集に携わる。現在は、「人とペットが終生、より安心して快適に過ごすために必要な情報」を発信するための季刊誌『Cuore(クォーレ)』の編集長、そしてウェブサイト『forPets』ディレクターを兼務。