マンション理事会や自治会の運営は大変?

楽しく快適なマンションライフを支える、理事会や自治会。
「思った以上に時間が取られてしまう。」「理事会への参加率が低い。」「住民の意見を集約することが難しい。」
理事会を経験された方、大変でしたか?これから経験される方、不安でしょうか?

このコラムでは、そんな理事会や自治会のイメージを変えるべく新しい視点から、理事会のあり方や手法についてのヒントを書いていきたいと思います。
回を追うごとに理事会へのモチベーションが上がる、そんな皆さんの顔を思い浮かべながらのスタートです!

理事会での困りごとを聞いてみましょう

冒頭から余談ですが、私の職業は環境教育ファシリテーター。受講生の本音を引き出し、いかにモチベーションを上げるかを常に考えています。大切なのは「リーダーシップ」ではなく「フォロワーシップ」、「北風と太陽」でいうところの「太陽」的手法なのです。
まずは現場の意見に耳を傾ける、ということで、以前マンション・ラボさんで理事の方を対象に行なったアンケートを拝見させていただきました。すると、以下のようなご意見やご感想が多かったのです。

Q.理事会役員を務めていた中で大変だったことを聞かせてください
・居住者の温度差がありすぎる
・年代の違いによる価値観の違いの大きさにビックリ!
・小規模マンションなのに意見集約が難しい
・防災訓練や定期清掃などになかなか協力を得られず、参加者が少数にとどまった
・会議が毎回5時間以上かかり、午前様で体調を崩した

思い出してみましょう、このマンションを選んだ理由

これでは、「理事って大変なんだ」「役員って面倒だなぁ」というイメージしかわきませんよね。暗い話で大変失礼しました。
でも、ちょっと思い出してください、このマンションを選んだときのワクワク感を。
「お気に入りの街だった」「駅から近くて便利だな」「外観と部屋の間取りが気に入った」「子育てに向いていそう」「職場への通勤もスムーズ」「価格帯がピッタリだった」など、様々なマンションを見比べて、今のマンションに決めた理由があるはずです。ですから、「このマンションが好きだ」という共通点がある仲間どうし原点を思い返せば分かり合える仲であり、決して「理事会活動」そのものが負担なのではなく「住んでいるマンションをより魅力的なものにする」ための「やりがいのあるミッション」であることが共有できるのではないでしょうか。

次回は『ちょっと待って!理事会を始める前に』。
あなたのマンションで行われる理事会や自治会はどのような雰囲気か、少し思い浮かべてみてください。始める前に、ちょっとした工夫をするだけで、理事会への参加率も上がり、満足度を高めることができるかもしれません。次回は、その具体的な方法をお伝えしますので、お楽しみに。

2013/01/23