今日からできる!節電小技集(エアコン、冷蔵庫編)

前回のコラムでは、テレビやパソコンをはじめとした様々な電化製品の節電方法をご紹介しました。今回は特に夏を見据え、家庭内で消費電力が増えるエアコン・冷蔵庫の節電小技をご紹介します。

エアコン、冷蔵庫の2種類だけで、家庭で消費する電力の約4割を占めます。すでにご存知の内容も多いかもしれませんが確認の意味もこめ、前回分とあわせてひととおりチェックしてみてください。

1.エアコン (・・・家庭で一番消費電力が大きい家電製品です)

●冷房時の温度設定  28度以上に設定

設定温度を1度上げることで、消費電力を10%程度カットできます。

●風向き

冷房時は、風の吹き出し口は水平(又は上向き)にすることで、効率的なクーラー効果を期待できます。

またエアコンの設置場所の問題等により室温の偏りが出てしまう場合は、消費電力が少ない扇風機やサーキュレータを併用して、お部屋の空気を循環させることで、エアコンの設定温度を下げずに済ませることができます。

(サーキュレータについては過去の記事「暖房の工夫で“寒い”を解決!」も参考にしてみてください)

●室内の片づけ

室内が整頓されていると、冷気が効果的に広く行きわたります。

●フィルタの掃除

2週間に1度は、掃除機等でフィルタのホコリを取り除きます。目詰まりが無くなることで、消費電力が6%程度カットできます。

エアコンフィルターの掃除は簡単できて効果の大きい節電法です

エアコンフィルターの掃除は簡単できて効果の大きい節電法です

●「室外機」周辺の整理

室外機は風通しの良い日陰に設置した方が、効率的に運転されます。周囲に物がある場合はきちんと整理整頓し、特にファンの前に物は置かないようにしましょう。

また、日よけ対策としては、室外機用の日よけ断熱マットの利用も効果的です。(3,000円くらいから購入できるようです)

●出かける前や就寝前は、早めにOFF

外出や寝る直前までつけているのはモッタイナイ!室温は急には上下しませんので、外出や就寝の15分くらい前にOFFを。

●帰宅時は、エアコンのスイッチを入れる前にお部屋の換気を!

お部屋に溜まった熱気を一度外に出してからエアコンをかけましょう。このひと手間により、お部屋を素早く冷やすことができます。

●窓からの熱気の侵入を防ぐ

熱気の侵入を防ぐため、カーテンやブラインドで日差しを遮りましょう。レースのカーテン1枚だけでもずいぶんと差が出ます。

また、ベランダに打ち水をしたり、よしずや緑のカーテン(植物による自然のカーテン)を設置することも効果的です。

●オフシーズン期間は、プラグも抜きましょう

2.冷蔵庫

●設定温度は適切に

暑くない時季は、「中」や「弱」設定でO.K.です。400リットルクラスの冷蔵庫では、「強」から「中」に変更すると、消費電力を10%程度カットできます。

●詰め込みすぎは禁物

詰め込んだ状態から半分くらいに整理した場合、消費電力は5~10%程度カットできます。

●壁から適切な間隔で設置

冷蔵庫の上部や両側は、熱を逃すためにも壁から適切に離して設置しましょう。壁との間が適切に離れている場合とそうでない場合を比較すると、適切に離れている場合の方が、消費電力を5~10%程度カットできます。

●温かいものは冷めてから冷蔵庫へ

温かいものをそのまま入れると、庫内の温度が上がり、冷やすために余分なエネルギーが消費されてしまいますのでご注意を。

●開けている時間は短く、開閉はできるだけ少なく
●停電時に備え、クーラーボックスと保冷材の準備を
冷蔵庫の中身をキチンと把握しておくことで、無駄な開け閉めを減らせます

冷蔵庫の中身をキチンと把握しておくことで、無駄な開け閉めを減らせます


節電も浸透し、4月8日には、当面計画停電は行わないことが政府より発表されました。でも油断は禁物です。夏場は冬季よりずっと電力が不足すると言われています。節電意識を継続しつつ、いまのうちに夏に備えた対策をぜひ一緒に考えていきましょう。

2011/04/19