カーシェアリングの普及がエコに貢献する4つのワケ

今回はカーシェアリングのエコ効果についてご紹介します。自動車をシェア利用することがなぜ環境に優しいのか、改めてカーシェアリングという仕組みの意義を確認してみましょう。

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カーシェアリングってどうしてエコなの?

エコポイント1: 車両台数減少によるCO2等の削減

マイカーのように世帯ごとに自動車を所有する必要がなくなるため、その地域の車両台数が減少し、渋滞の緩和や、排ガス・CO2排出量の大幅な削減につながります。

米国の大手カーシェアリング会社によると、カーシェアリング1台の導入で約20台のマイカー減少につながると試算されています。

エコポイント2: 走行距離減少によるCO2等の削減

カーシェアリングの利用料金体系として、走行距離による従量課金システムが採用されています。この仕組みにより利用料を節約しようという意識が働き、自然と走行距離を減らそう(自動車の利用を減らしてエコな移動手段を利用しよう)という動きにつながります。その結果、1人当たりの自動車による走行距離が縮まることになり、ここでも排ガス・CO2排出量の削減につながります。

エコポイント3: 環境にやさしい移動手段へのシフト

<エコカーの普及後押し>

カーシェアリングでは、自動車を複数で共同利用することにより維持費用が分担されます。これにより、マイカーとしては高額であきらめてしまう電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)等の先進的なエコカーの導入も可能となり、環境に優しい自動車の利用促進につながります。

<自家用車からエコな公共交通機関の利用へ>

日本の大都市では、公共交通機関網が非常に発達していることから、自家用車を保有しなくなった場合、移動手段として従来以上に公共交通機関を利用することに自然に意識が向くようになり、エコな生活スタイルに変化していくと考えられます。

エコポイント4: 駐車スペースの削減と緑地等への転用

自動車の台数が減少すれば、駐車スペースがその分少なく済みます。不要となった駐車スペースを緑地化することも将来的には可能となるかもしれません。


カーシェアリングは環境の改善に大きな役割を果たす可能性をもった仕組みです。移動手段として、エコな自動車をみんなでシェアするというようなスタイルが、新たなマンションライフとなる日も近いのかもしれませんね。

2011/08/08