家庭菜園、バルコニーで植木鉢スイカの栽培に大成功!

かわいいサイズの植木鉢スイカができました!

春先に購入したスイカの苗を植木鉢に植えての栽培に挑戦しました。小玉スイカとはいえ野菜の中でもかなり大物のスイカ、他の野菜とはちょっと違う毛色です。育つ過程もかわいいし、実ればもちろん調理不要、そのままの味を楽しめるのも魅力ですね。

かわいいスイカが実りました

スイカ栽培のポイント

植木鉢の為株を大きくするサイズに制限があるので、花は咲いても実は1個のみ大きくするというギャンブルがかった育て方をしていましたが、順調に大きく なってくれました。いくつかのポイントさえ押さえてさえおけば、思ったより簡単で、受粉してから約45日位で収穫できるようになりました。

つるの剪定は “早めに” “こまめに” “思い切りよく”

今回は直径30cm程度の植木鉢に野菜用の支柱を刺し、これにつるを巻き付けることでスペースの削減をします。(※過去の記事バルコニーでスイカの栽培に挑戦を参照)

小玉スイカだったら大きさも小さいので、地面で育てなくても大丈夫です。今回は紅こだまという品種を使いました。スイカはつるがどんどん伸びるので、その調整を早めにやってあげれば後はあまり手がかかりません。ただしこの時期に放置してしまうと、伸び放題のつるの整理が大変になるので、ここが大きな栽培のポイントになります。

最初に「親づる」が伸び、途中で枝分かれするように又新たなつるが出ます。これを「子づる」といいますが、スイカの実は親づるより子づるに付きやすいので、本葉が6枚位の時に親づるのてっぺんを切り、子づるの成長を促します。子づるは次々に脇に生えてくるので、親づるの両横に太くて丈夫そうな子つるを1本づつ選び残して、それ以降のつるは切り落とします。

あまりつるを増やすと栄養が行き届かなくなり、整理も大変になりますので思い切ってやりましょう。(私は思いきりすぎてあまり親づるが大きくないうちにてっぺんを切ってしまって、今後の成長に人知れず青くなっていましたが、順調に子づるが出たのでとっても安心しました。)

一番のドキドキポイントは受粉が成功するかどうか

スイカの花は最初に雄花が咲き、次に雌花が咲くので、その時間差が心配どころ。植木鉢という限られたスペースでの都合上、一株で育てているために更に緊張感は高まります。ただ、今回の場合はいくつか咲いた雄花が意外と長い間咲いていたので、受粉は虫任せにしました。気付いたら受粉完了していた花があった為という理由でもあります。バルコニーにもちゃんとミツバチがやってきているのには感動しました。

<人工授粉の方法>

マンションの高層階など、ミツバチがあまり飛んでこなそうな環境の場合は、やはり人工受粉が必要です。受粉の方法は、まず雄花の花びらを全部とって、花粉の所をむき出しにしたら、雌花のめしべにこすりつけます。受粉させる時間帯は朝が理想的、朝のほうが花粉が新鮮でぺたぺたしているのでめしべにつきやすいのです。時間が経つと花粉がさらさらになってきてつきが悪くなるようです。

<受粉完了の見分け方>

雌花の下についている子房(将来スイカになる膨らんだ部分)が大きくなっていたら受粉完了です。花が落ちてもそこだけ残っていれば受粉成功でしょう。ただ、受粉不良の場合もあるので、この段階の時は他の花にも受粉させておき、いくつかの候補小房を残しておいたほうが安全です。

そして、小房の部分が大きくなるのを待って(ピンポン玉くらい)これ!というものを1つ選んだら、他は勇気を出して切り落とします。

写真左:受粉したスイカの実 / 写真右:この時点で10センチを越えました

写真左:受粉したスイカの実 / 写真右:この時点で10センチを越えました

2週間に1回位液肥を与え、つるが伸びたら支柱に巻きつけ、いらないつるを切り落としながら育てていきます。つるを支柱に巻いている為、スイカは空中にぶら下がっている状態なので、重くなってきたらざる等で下から支えてつるの負担を軽くしてあげます。大体受粉から45日位で収穫できるようになりますので、その1週間前位から少しづつ水の量を減らしスイカの糖度を上げます。

植木鉢スイカいよいよ収穫、そのお味は?

小玉スイカは大玉スイカと少し違い、あまり実のシャリシャリ感はありませんでした。ですがだんだん皮に近づくにつれて味が薄くなるような事がなく、皮の近くまでずーと甘いままで水分がたっぷりつまっていました。断面の通り皮がかなり薄く小さいながらも十分満足できました。来年も挑戦してみたいです。最近は小玉も品種が多く、実の色が黄色なものもありますので、食べ比べても面白いと思います。

2011/08/16