エコリフォームの事例を紹介!~“環境循環型”自然素材リフォーム編~

こんにちは、むくむくはうすの阿部です。

前回まで、エコリフォームの代表的なものをご紹介しました。今回は、私達むくむくはうすが提案する“環境循環型”自然素材リフォームについてお話したいと思います。

これまでご紹介したリフォームはこちら
エコリフォームの事例を紹介!~サステナブルリフォーム・リユースリフォーム編~
エコリフォームの事例を紹介!~省エネ・快適編~

“環境循環型”自然素材リフォームとは、「環境に優しい」ではなく「環境に正しい」家づくりを行うこと

「環境に優しい」ではなく、「環境に正しい」と表現したところに、このリフォームのこだわりがあります。

“環境に正しい”環境循環型リフォームを行うには3つの約束があります。

①地下資源より地上資源を使用すること
②自然に還すことができる以上に搾取しないこと
③使用する建材は、必ず産地の分かるものを使用すること

それでは、この3つの約束を詳しく説明しましょう。

①地下資源より地上資源を使用すること

現在の住宅は、地下資源をたくさん使った家がほとんどです。代表的な地下資源と言えば、ビニールクロスや接着材をふんだんに使った合板のフローリング、そしてシートを貼った扉など、ほとんどが石油製品でできています。

一方、「地上資源」とは、自然の木をそのまま加工した無垢のフローリング、石や土で出来た塗り壁、漆喰や珪藻土などです。

皆さんもご存じだと思いますが、石油製品は様々なところで使用されており、現在の生活ではなくてはならないものになっています。しかし、昔の住宅を想像してください。お城や寺、長屋など、石油製品を使用していますか?していませんよね。昔はすべて自然(地上)のものを使用して、住宅がつくられていました。

では、「地下資源」を使うことが、なぜいけないのでしょうか?

それは、「地下資源」を使ってつくられたものは、使い終わったあとに、地上に還すことができないからです。石油製品などの地下資源でできたものは、燃やしてしまうことで有害なCO2が発生しますし、同じく地下資源でできた化学物質を用いた部材を住宅で使用すると、シックハウスや化学物質過敏症などの病気を発生させる可能性があります。
すなわち、地下資源でできた素材は、体に優しくないのです。

それとは反対に、「地上資源」でできた素材や部材は、燃やしても有毒なガスは発生しませんし、使い終わったあとに、地上に還すことができます。もちろん体にも大変優しいですよ。地下・地上資源については、いま挙げた以外にもたくさんの違いがありますが、これからマンションのリフォームをご検討される際は、地上資源を使用したリフォームをお薦めします!

②自然に還すこと以上に摂取しないこと

『地上資源=自然素材』が良いということは、お分かり頂けたかと思います。自然素材を使うことは良いことですが、実はここにもルールがあります。代表的な例として、「木」を挙げてみましょう。

木は、成長するまでに何十年もの歳月がかかりますよね。その成長サイクルを考えずに木を乱伐したりすると、環境のバランスが崩れ、さまざまな自然災害が発生したり、地球温暖化の原因にもなります。つまり、搾取してしまうことで、地球全体の環境バランスを壊すことになるのですね。

住宅を提供する側はもちろんですが、これからお住まいのマンションのリフォームなどをご検討の皆さんにも、このとても重要な自然のルールを、ぜひ知っておいていただきたいと思います。

③使用する建材は必ず産地のわかるものを使用すること

ひとつ、皆さんに質問です。

皆さんは、食生活の中で、産地を明確に表示している食品と、そうでないもののどちらを選びますか?おそらく、絶対といっていいほど、「産地を表示しているもの」を選ばれると思います。食の安全性については、皆さんとても敏感になっていると感じますし、そのため最近では、生産者の顔が見える食品もたくさんありますよね。

では、住宅ではどうでしょうか?

残念なことに、住宅においては、まったくといっていいほど建材への安全性を気に掛けたり、表示されたりしていません。木材、塗り壁、畳などをみても、産地が明確になっているものが少ない状況です。

私がびっくりしたことは、提供する側に、どこでどのようにできた建材を家づくりに使用しているか、といった知識がまったくないこと。 知らなくても、問題なく提供できるのが、今までの家づくりの常識でした。

しかし私たちは、大切な家族が人生の大半を過ごす、憩いの場である家づくりだからこそ、「環境に正しい」、この点にこだわって欲しいと思うのです。

人は一日にどれくらい空気を吸うと思いますか?体重50Kgの人の場合、約20Kgの空気を吸うといわれています。
直接口に入る飲み物や食べ物の10倍くらいあるわけで、その空気が汚れていたりしたらとても心配ですよね。ですから、これからの家づくりでは、この「空気」のことを大切に考えなければいけないのです。

そのためにも、空気に直接影響のある建材の産地や成分を明確にすることはとても大切です。ここから先の家づくりを、体に優しく、環境に正しいことを考えていくためにも、ぜひ皆さんにもこだわりをもっていただけたら、本当に嬉しい限りです。

今後リフォームをお考えの方は、ぜひこの「環境循環型リフォーム」を参考にして、快適で安心な家づくりをしてくださいね。

2014/06/05