「エコリフォーム」ってなに? 代表的な種類や基本の解説

はじめまして、今回からこのコーナーを担当させていただく阿部悌二です。

まずは、自己紹介を簡単にさせて頂きます。

私は現在、神奈川県川崎市でリフォーム、リノベーション、注文住宅を手がける“むくむくはうす”を経営してます。

創業8年の小さな会社ですが、自然素材に特化し体に優しく環境に正しい家造りを専門に御提案しております。

今回縁あってこのコラム(エコリフォームについて)を担当しますが、今まで数多くリフォームをさせて頂いた経験とお客様の要望などから、実際に施工した事例を交えて皆様の関心の高まるエコや省エネについて、リフォーム会社の立場からお話が出来ればと思っております。

さて、このコラムのテーマである“エコリフォーム”とは一体どんなリフォームだと思いますか?ここ数年、お客様の間ではエコ意識は非常に高まっていますね。2011年の東日本大震災以降ますますエコ意識が加速したように思います。

省エネ、節電などは代表的ですが、実際私達がお勧めする“エコリフォーム”とはこのことだけではありません。まずは、エコリフォームの代表的な種類を挙げてみましょう。

①最新の設備を使って行う省エネリフォーム(節水、節電)
②断熱性能を高め呼吸する壁、床などをふんだんに使って室温コントロールを行う、快適リフォーム
③立地条件を考慮し間取り・デザインを工夫して「風と自然光」を持続的に活用する、サステナブルリフォーム
④廃材を出さず使用できるものは再利用する、リユースリフォーム
⑤地下資源はできる限り使用せず、地上のもの・土に還るものを使用し、トレサビリティの取れた建材を使用する、環境循環型自然素材リフォーム

など、これ以上にまだまだ種類はあると思いますが、今後コラムで代表的なエコリフォームについて詳しく解説していきますので楽しみにしていてください。

そもそも「エコリフォーム」と言う考え方は、いつごろから出来たのでしょうか?私がリフォーム業界に入ったのは18年前。新築がメインでリフォームはまだまだの産業でした。当時様々なリフォーム店や工務店がありましたが、ほとんどの会社は、「安くて早くきれいにすること=リフォーム」として提供していました。

その後、新築が徐々に減り、リフォームが注目されるようになってきてから、お客様の要望が「きれいにすること」から「快適さ」を求めることに変化していきました。

私が会社を創立した8年前はまだ、建材といえば石油製品を使った物がメインでしたが、この時くらいからからだに優しい自然素材が徐々に広まってきたように思います。

2010年、私たちは、以前マンション・ラボでコラムを担当されていた、スウェーデン出身の環境コンサルタント、ペオ・エクベリさんのマンションのリフォームを担当いたしました。

スウェーデン流エコリフォームな暮らし

このリフォームでは、100項目以上のエコロジーな取り組みを行いました。この実績からエコリフォームを学び、現在に至っております。

いまこの記事をご覧になっている方のほとんどが、マンションにお住まいの方、これからマンションに住みたいと考えている方、あるいはマンションに関心がある方だと思います。マンションでも出来るエコなリフォームもたくさんあります。また、お客様のエコなアイデアをリフォームで実現することも可能です。

次回のコラムでは、実際の事例をもとにエコリフォームのメリットについてお話しようと思います。お楽しみに。

2013/12/10