最終回:One Planet マンション達成!~風力、ソーラー、ゴミは月にサッカーボール1個!~

今回は最後のコラムです。

世界のデザインを取り入れた、日本 × スウェーデン・ハイブリッドマンション。

100種類近くのエコな取り組みを導入して、ホリスティックなエコマンションを目指し、「地球1個分のOne Planet マンション」を実現しました。

入居半年後に環境負担を計ったところ、一般家庭に比べなんと76%も削減することができ、「本当のエコマンション」であることを数字で証明することができました。

しかも、通常のリフォームと比較してもコストはかからず、特注のキッチンやスタイリッシュなシャワーブースを入れても(もちろん両方ともエコ)500万円代でした。

お願いしたリフォーム会社 (住宅ブランド「むくむくはうす」)の方針の一つは、「お求めやすく、環境に正しく、人に優しいリフォーム」です。

同社は、日本初のコンセプト「One Planet House(R)」を始めました。お客様と一緒に、楽しい家づくりやリフォームを行いながら、建材のトレーサビリティ調査もしてくれます。これは建設業界ではまだ珍しいことです。

特に、私は「和室」を作ったときにその大切さが分かりました。建材が生物多様性に与える問題の一つは、農薬・殺虫剤の使用です。先進国の食品の約30%は「花粉を運ぶハチ」のおかげだと言われていますが、そのハチが減少しています。

原因の一つは農薬に含まれる「ニコチノイド」という化学物質。私たちの和室の畳は、むくむくはうすが紹介してくれた「ハチを守る畳」を使用しています。これで新畳の香りは2倍気持ちの良いものとなりました。

環境に正しいリフォームを成功させるためには、入居後にエコライフが実行しやすくなるよう、事前にプランニングしておくことも大切です。

たとえば、私たちのゴミの量。リフォーム段階と入居後で、約70%のゴミを削減することができました。入居後だけを考えれば、90%以上の家庭ゴミを減らしました!

日本の家庭ゴミは年間1人当たり平均320kg(リサイクルした量を除く)に対し、私たちのゴミの量は30kg以下。ひと月にサッカーボール1個ほどの大きさです。

リフォームでキッチンのシンクの下を大きくし、そこに10種類の分別箱のスペースを作りました。

リサイクル、リユース、リターン(自然に返すことができる生ごみ)を分別するのに必要な時間は5秒。シンクのドアを開ける瞬間だけ。これはスウェーデン式分別システムです。驚くかもしれませんが、スウェーデンの一般家庭の各部屋にはゴミ箱がありません。すべてシンクの下。
だから、各部屋が綺麗になるのですね。

生ゴミの「コンポスト」はバルコニーに置いています。私たちのコンポストは「ミミズコンポスト」。蓋付きの箱の中に、食物の皮、枯れた花、タオルなど、地上のもののほとんどを入れることができます(プラスチックなどの地下資源は入れられません)。

この分別システムのおかげで、時間の節約も可能になりました。週に2、3回ゴミを捨てに行くために要する時間を5分間とすると、年間1日(10時間以上)を失うことになります。でも、私たちはゴミ分別システムのおかげで、年間ほぼ1日分節約することができるのです。

そして、最後に。

私たちのOne Planet マンションは100%グリーン電力を買っています。以前のコラムでも紹介したソーラー以外に、私たちは風力発電からの電力を選んでいます。グリーン電力は、むくむくはうすで買うことができます。

URL: http://store.ene-paso.net/reform-pro

あなたも今日から、より便利なエコ賢いライフスタイルを実現してみませんか?

※ 6月に、「エコハウスやエコライフの視察ツアーinスウェーデン」を催行します。参加ご希望の方は info@oneplanetcafe.com にご連絡ください。

2013/04/30