第五回:「地上資源の建材」を活用してエコなトイレ&洗面所を

前回のコラムは 北欧スタイルに基づいた賢いキッチンについてご紹介しました。今回は、私の一番気に入っている部屋 – 洗面所とトイレについてご案内したいと思います。

洗面所やトイレは、「東南アジア風」(色はダークブラウン、黄色、ブラック)と緑の植物を取り入れました。

まず気になる省エネの結果は、
・電気・ガスについては45%削減できました!
・水道については、68%削減できました!
・CO2については、なんと88%も削減することができました!

ではどのようにして削減できたのか、ご紹介しましょう。

冷たい「地下資源の建材」の代わりに、「地上資源の建材」を活用しよう!

典型的な洗面所やトイレは、環境負担の大きい「地下」の資源であるプラスチックで作られています。私には冷たくて、居心地の良くない建材に囲まれた空間だと感じることが多いのです。

そのため、私たちのリフォームでは、環境配慮型の「地上」の資源を使った洗面所をつくりました。

従来のトイレ

リフォーム後のトイレ

写真を見ていただくと分かると思いますが、通常よく目にするビニールやプラスチックの床や壁紙、ドアやキャビネットの代わりに、環境ラベル認定の木のフローリング、環境ラベルの壁紙、竹、布のカーテンなどを使っています。

また、私たちはお風呂の代わりにシャワーブースを導入しました。シャワーを浴びながら木のフローリングを見るのは非常に気持ちいいものです。

節水に大きな効果の出た、素敵なシャワー&トイレ

シャワーブースは本当によい決断でした。中についている換気扇だけでなく、リフォーム段階で空気の流れを考え、洗面所のドアの下には隙間を開けて、「空気の流れ+シャワーブースの換気扇+呼吸する壁紙や木の床」を作りました。

そのおかげで
・カビは一度も出たことがない
・鏡が曇らない
・洗面所の中でタオルが乾く(私たちの洗面所には窓がありません。)

また、トイレに温便座はありません。エネルギーの節約はもちろんですが、断熱効果のある部屋の作りのため、トイレも暖かく、特に必要ないのです。

さらに、トイレやシャワーブースは、ものすごく節水効果のあるアイテムを選びました。トイレの流す水量は以前のトイレと比べたら、2倍に効率アップ(節水約50%)しました。

シャワーブースでは、ハンドセットと天井の2箇所から水が出るようになっています。天井から出るシャワーは、空から雨が降るような感じでとても気持ちがいい上に、日本の平均のシャワーと比べて、約50%の節水が可能です。

また、シャワーヘッドはさらにすごく、70%もの節水ができました。

このシャワーヘッドの名前は「Eco Smart」といい、素敵で格好の良いデザインで、スウェーデンのホテル業界でも使われている節水シャワーヘッドです。日本では残念ながら、まだ手に入らない品です。

いかがでしたか?私が洗面所を気に入っている理由、少しはお分かりいただけたでしょうか。次回はいよいよ最後の回となります。ぜひお楽しみに。

2013/04/23