第三回:太陽を招待しよう!世界一周のデザインやソーラーのリビングルーム

私たちは8月に引越しを行ないましたが、私たちが目指したゴールは達成できたのか?と、不安と楽しみで胸が高鳴ったことを、今でも昨日のように覚えています。

さて、今回からは、それぞれの部屋ごとに、エコの取り組みについてお伝えしたいと思います。

その前に、お部屋のデザインについて少しだけ触れたいと思います。
お部屋のデザインは、エコリフォームだからといって、制約があるわけではありません。「環境循環」というルールに従っていれば、どんなデザインスタイルでもOKですよ。私たちの場合は、結婚してすぐに世界一周の旅に出ましたから、マンションのデザインコンセプトも「世界一周」にしました!リビングは「アフリカ」、キッチンは「北欧スタイル」、洗面所は「東南アジア」、玄関横の小さな洋室は「ジャパンスタイル」の和室にしました。1分で世界一周ができるマンションに、夫婦ともども大満足です。

アフリカをテーマにしたリビング。カラフルなクッションや壁にかけられた絵が雰囲気を作り出しています。

さて、それでは「エコ」の取り組みについてご紹介します。まずはリビングです。
わが家のリビングの消費エネルギーは、日本の平均家庭と比べたら45%の節電・節ガスを達成しました!そのために実行したのは次の3つステップです。

STEP1. 「エネルギーを使用しなくてもいい」作りを!
STEP2. エネルギーが必要ところでは、「賢い省エネシステム」を!!
STEP3. その上に、グリーンエネルギーを利用!!!

自宅の壁を自分で塗るのも、楽しいですよ。

私たちのマンションは南向ではないため、リフォームの段階でできるだけ「自然の光」を取り入れるようにしました。「太陽の光が一番賢いソーラー!」と考え、壁やドアを明るい同じ色でペイントしたことで、リビングがより明るく、広く感じられるようになりました。ちなみに使用したのは、海のプランクトンが堆積してできた珪藻土などの「環境配慮型ペンキ」です。

また、光がより多く入るように天井を高くしたり、隣の部屋の光も利用できるように、部屋と部屋の間の壁やドアにわざわざ窓を作りました。さらに、リビングの電球には省エネ電球を、バルコニーには1500円(!)のソーラーパネルを設置して、リビングに置いてあるランプの電源として使っています。まさに「電気代ゼロのソーラーランプ」です。

そして、これがとってもユニークなんですが、スウェーデンで学んだ考え方『四角い部屋は四角い人を育てる(四角い部屋に住んでいると、固くこわばった人になってしまう、という意)』に倣って、部屋の真ん中にある「梁」の角を丸くしました。室内の雰囲気がとっても柔らかくなり、気に入っています。

梁の部分がゆるやかなカーブを描いているので、室内が柔らかな感覚に包まれます。

また、室温にもメリットがありました。アフリカの旅から持ち帰ったフェアトレードインテリアのおかげもあるのですが、今まで住んでいたマンションより、リビングが暖かくなったのです。

その理由は、断熱効果のある環境ラベル認定の床、床下の墨のシーツ、壁、そして2枚の窓に断熱効果のある木の窓枠を導入したことです。開閉が重い窓をより滑りやすくするため、再生の早い竹を利用したエコスマートなスライドフレームも導入しました。窓枠は、一般的なアルミやプラスチックですと、断熱効果も低く効果も下がってしまいますから、室温対策の大きなポイントになります。

こちらが環境ラベル認定の木材を利用した床。

さらに、引っ越しをする前には想像できなかったたくさんの面白いことにも気づきました。ホリスティックな考え方(壁+床+窓+インテリア+天井+光)のおかげで、室内の空気が非常に安定している影響からか、冬でも夏でも足先から頭の天辺まで室温がほとんど同じなので、とても気持ちよい毎日を過ごすことができます。

エアコンや暖房を使用しても、電気代は月3000円をなかなか超えません。壁(プランクトンの珪藻土)のおかげで、静電気も少なくなり、埃が壁に付着しません。その結果、妻のクシャミがほとんどなくなり、部屋の掃除もしやすくなりました!

朝の光の中でも、夜のソーラーランプの光の中でも、アフリカの雰囲気そのままのリビングで、ソファーにくつろぎながら、風力発電を利用したステレオで好きな音楽を聞く、これが最高です!

次回は「キッチン」を予定しています。お楽しみに。

2013/02/20