マンションアフタースクールプロジェクト Part.6

前回の打ち合わせでみえた、マンションでの住民交流イベントの新しいカタチ「住民文化祭」。
今回は、再度行なった住民先生募集の結果と、詳細なイベントの内容について打ち合わせを行ないましたので、その模様をお伝えします。前回よりもさらに盛り上がりましたので、ぜひご覧ください。

追加で募集した住民先生!さて、結果やいかに!

今回行なった再募集で、新たに「プリザードフラワー」の講師の方に、住民先生として協力いただけることになりました!

また、作品展示では、「ビーズ」を使った指輪やネックレスづくりを行なっている方と、「刺繍」アートを制作されている方から、出品のお声をいただきました!本当に有難うございます!

さらに、住民スタッフのお一人から、近隣の美容室に、イベントの際にヘアアレンジの方法などを教えていただけるよう、声をかけてもいただきました!少しずつですが、住民の方の力で、イベントが盛り上がっていきます。

今回は、住民先生やスタッフの方、作品を展示いただける方にもお集まりいただき、実際に教えていただく作品や展示いただく作品を拝見しながら、イベントの詳細を詰めるミーティングを行ないました。

イベントを盛り上げたい!その気持ちが、建設的で活気あるミーティングに!

今回のミーティングには、住民スタッフの方1名、住民先生(トールペイント)の方1名、そして新たに作品を展示してくださる2名の方にお集まりいただきました!

まずは、実施を予定しているプログラムの内容を共有することからスタートしました。

【イベント概要(第1回 住民文化祭)】

●日時
2012年4月20日(土) 10時~13時

●場所
マンションのエントランス、パーティールームなどの共用施設

●プログラムの内容
・トールペイント(住民先生)
・プリザードフラワー(住民先生)
・ヘアアレンジ(近隣の美容室/地域先生)
・マジックショー(市民先生※)
・スラックライン(市民先生※)
・ワインティスティング(市民先生※)
・ビーズアート(展示)
・刺繍アート(展示)

(※)市民先生とは、自分のお仕事や特技を子どもたちに教える先生として、放課後NPOアフタースクールの活動に協力されている一般市民の方をいいます。

参加いただいた方からは、以下のような活発なご意見もいただきました。

・イベントの案内チラシは、エレベーター内にもはるべき!
・食べ物があったほうが、より集客できると思う!
・ほかにも趣味や特技を披露したい人がいるはずだから、こうした住民の発表会にしていきたい!
・今後は理事会とも歩調を合わせて行ないたい!
・今回はいろいろなプログラムを試して、住民のニーズを探りたい
・イベントの成功事例をつくって、次につなげたい!
・住民先生といわれるとハードルが高くて引いてしまう

ミーティングを重ねるうちに、親交が深まるせいか、雰囲気も明るく、みなさんとっても楽しそうです。
楽しいイベントですから、企画する側も楽しまなければいけませんよね。

レベルの高い、素敵すぎる作品たち!

次に、実際に先生として協力いただく方より、実際の作品づくりについて説明していただくことに。
イベントで教えていただくのは、「トールペイント」。もとはヨーロッパが発祥で、木、ブリキ、ガラス、陶器、布などあらゆる素材に絵を描くことを総称していうのだそうです。
実際にお持ちいただいた作品がこちら。

これがトールペイント作品。いろいろな形、色、デザインが素敵ですね。

住民先生より、制作の過程や必要な道具についてご説明いただきました。

その華やかさ、かわいらしさに、みんな釘付けです。本当にこんなに素敵なものができるのかしら?という疑問にも、「絵筆を使うところがちょっと難しいかもしれませんが、ひとり30分くらいで完成しますよ」とのこと。これは女性にはたまりませんよね!

続いては、作品を展示していただく「ビーズアート」。
その作品がこちら。

ビーズを使った指輪。このクオリティ、素晴らしい!

こちらはネックレス。これも素敵です!

ビーズを使って、こんなに素敵なネックレスや指輪ができるなんて。。お店で売っていてもおかしくないほどのクオリティに、みんなビックリです!

最後に、同じく展示していただく「刺繍アート」を拝見することに。
その作品がこちら。

刺繍作品。もう絵にしかみえません。。。

一見「絵」に見えるものの、よくみると細かな「刺繍」でできているではありませんか!
いや、本当にすごい。思わずため息がでてしまいます。

それぞれの作品を通じて、参加された方の会話がどんどん弾んでいきます。

そんな活気ある雰囲気のせいか、会場内を盛り上げるためのBGMの話になると、住民スタッフの方から「サンバグループが呼べますよ」、展示いただく方からは、「知人のピアニストに声かけてみようかしら」「同じフロアでチェロ奏者がいるから、誘ってみようかな」「うちにある電子ピアノなら貸し出すわよ」などといった、どんどん積極的なアイデアでてくるではありませんか!

ますます高まる活気に、イベント成功への期待も膨らみます。

住民同士が交流できる場を!

一通り作品を拝見し終えたところで、話題は「住民同士の交流」に。

「イベントに参加してもらっても、ゆっくり話とかできないと、そのあとのつながりができないわ。お茶を飲みながら、少し話ができるスペースがつくれないかしら」。

「!」

確かに。。。これにはスタッフ一同、目からウロコでした。確かにイベントがいくら盛り上がっても、その後に住民同士でつながれなければ、何の意味もありません。さらに、

「マンションの中にお友達が欲しかったけど、全然いなくて。一日誰ともおしゃべりしない日もあるの。おしゃべりすると元気になるし、そういった場所はいいわね。」

これだけの大きなマンションで、たくさんの人が住んでいるはずなのに、誰とも知り合えない。。。こういった方は、実は多いのではないでしょうか。

大きなマンションであれば、一層寂しさを感じるのかもしれません。こういった状況を改善するためにも、このような住民の方同士が親交を深められるイベントを企画したのであり、あらためてその意義を感じました。

そして、いよいよイベント実施へ!

4月20日の開催に向けて、いよいよ準備も佳境に。
今後は、プログラムの詳細を再度確認するほか、実施場所のレイアウト、イベントを告知するチラシの内容など、すべての精度を高めていく必要があります。

次回はいよいよ、イベントの模様をお伝えします!ぜひご期待ください!

2013/04/12

プロフィール

平岩 国泰

放課後NPOアフタースクール代表理事。1974年東京都出身。1996年 慶應義塾大学経済学部卒。2004年長女の誕生を機に放課後NPOアフタースクールの活動開始。日本初の“放課後NPO”の活動は、100種類以上の“放課後プログラム”が誕生し、1万人以上の子どもが参加。グッドデザイン賞(2年連続)他各種受賞。