マンションの公式サイトは資産価値向上につながる!?ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンの新たな取り組み

運用・更新作業は理事の手で!

公式サイトの運用は、理事の牧野恒輔さんが担当。お仕事はSE(システムエンジニア)であり、ご自分の技術を生かせることと、個人的にサイト運用に興味があったことから立候補されました。


——総会決議後、実際に公式サイトを作るまではどのような過程でしたか?

佐久間さん
サイト開設にあたっては、サイト開設運用の協力会社4社から制作費の見積をとって、比較検討してから実施しました。見積をとると、やはり業者に開設後の更新を委託するコストが最も大きかったため、開設時にはある程度制作コストをかけて、その後のサイト更新作業に関しては、極力理事が自力で行うことにしました。

——サイト制作中に苦労した点などはありますか?

佐久間さん
サイト制作には、他の組合活動にはない「デザイン決定」という要素があり、人によってデザインの好みが違うため、これが正解というものがないという点が苦労しました。先輩マンションのサイトを参考にしたりして、うちのマンションが伝えたい点を絞り、イメージを固めました。
他のマンションとの差別化を図りたかったので、トップページのキャッチコピーに関しては、時間をかけて検討しました。10件以上の案を出した中で、「次世代へつなぐ安心」というキャッチコピーに決めました。公式サイトでマンションの魅力を発信することは、外部の購入検討者には「購買意欲の向上」、内部の住民には「退去率の低下」につながるはずです。「このマンションでなければ!」と思えるためにも、親から子へ、子から孫へ、次世代へバトンをつないでいくことができる「安心」というフレーズに思いを込めました。

——開設後の更新頻度や運用状況はいかがですか?

牧野さん
開設したばかりなので、現在は、外部へ向けて発信したい情報、たとえばメディア掲載情報などがあれば、都度更新していくというスタイルです。基本的に1〜2か月に1回は定期的に更新していきたいですね。
サイトアクセス数などの分析を行うアナリスティクスページで、アクセスユーザー数やページビュー数などを計測し、サイト運用の効果を図る指標としています。順調に毎月の数値が増加していますね。今後は、ブログページを開設して、マンション内イベントを定期的に発信していくことなどを予定しています。

——運用費用は、今後どの位の予算になりそうですか?

佐久間さん
当初は運用・更新費用に年間数十万円を計上していました。しかし現在では、更新をほぼ理事が自力で担当していくことで、システム利用料の数万円のみで運用していけると考えています。

【公式サイト開設のためのTIPS/ITやWEBに強い住民を発掘する!】

ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンは、30〜40歳代の若い世代が住民の中心層。ITやWEB関連の仕事をしている住民も少なくありません。サイト運用に協力してくれる人材を住民から発掘して、運用体制を整えることが、継続的な仕組みづくりに役立ちそうです。

これからのマンションには情報開示が重要

意外とアクセスの多いページが「ニュースメディア掲載一覧」。マンション内外の方々が閲覧しているのではないでしょうか。「各種メディアで紹介された直後は閲覧する人が多くなる」というのも、開設から数か月経って見えてきた傾向です。

——今後の公式サイトに期待していることは何でしょう?

佐久間さん
ブログを開設したら、投稿したい人を住民から募るとか、住民から地域情報の発信をしていけるといいですね。これまでにも、施設予約や理事会活動のためのITツール活用には抵抗なく、使いこなしてもらっているので、そう難しいことではない気がしています。もちろん公式サイトからマンションの特色を発信していくことは、これからも模索していく予定です。

——最後に、これから公式サイトを作りたいと考えているマンション管理組合様に向けてアドバイスをいただけますか?

佐久間さん
公式サイト開設時には、イニシャルコストだけでなく、開設後の運営やランニングコストも考慮した上で、最初にサイトの仕様や仕組みを設計する必要があります。その点に注意して進めないといけない。どこまで自分達で更新できるかということが、更新のスピード感やランニングコストに関わってきます。

牧野さん
開設には、やはりある程度の制作コストと人的リソースが必要だということと、効果を得るために継続していかなければならない。運用のハードルが高いので、単なるアイデアレベルで提案しても、住民の理解は得られません。住民の理解を得るためには、日頃から管理組合活動を透明化して、情報発信に対する積極的な姿勢を見せることが重要だと思います。

野邨さん
これから公式サイトを作って情報発信していくマンションがどんどん増えて、仲介サイトに掲載されているハード面の情報だけでなく、管理組合の運営内容や活動といった中身に注目してマンションを評価する人達が増えていくと嬉しいですね。


以前マンション評論家のマンションマニアさんも、「マンションの公式アカウントがあって、いままで目に見えなかったコミュニティ活動や近隣の便利な情報がまとめてあれば、購入検討者には凄く役立つし、買いたいと思う人も増える気がします」と話していました。

マンションをアピールせよ!ホームページやSNSで情報発信時代へ~マンションマニアさんの住まい談義vol.4~

情報発信って面倒だと思う方もいるかもしれませんが、「うちのマンション、こんなにオモシロイことをやってるんだよ」とか「うちのマンションのココが素敵でしょう?」という素直な気持ちでマンションの魅力を語ることが、そのまま資産価値向上につながっていくのではないでしょうか? そんな素敵な情報発信をするマンションがどんどん増えていくといいですね。

その先頭を切っていこうとしているのが、ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンの管理組合様です。今後の情報発信に興味津々ですね! 皆さんもぜひ、ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンの公式サイトをチェックしてみてください。

2015年竣工。JR新子安駅・京急新子安駅徒歩4分にある、総戸数497戸の大規模マンション。ITツール活用による管理組合運用、共用施設の用途見直し、機械式駐車場の一部平置き化などの改革を経て、第3期以降に管理組合の法人化と自治組織を立ち上げる。地域と連携した防災活動や、マンションコミュニティ活動にも積極的。最近は、マンションの公式ロゴを制定し、ブランディング計画を推進中。

2019/07/03