地方グルメから最新家電まで 「パリ見本市」が開催

毎年4月終わりから5月初めにかけて、フランス人が待ちに待っている「フォワール・ドゥ・パリ Foire de Paris」(パリ見本市)が開かれます。

109回目を迎える今年は4月30日から5月12日の13日間、開催されました。20万㎡にもおよぶ会場に、家具や寝具、キッチン、アウトドア、浴室、ワインと地方の物産、各国の料理などあらゆる分野の3500メーカーが出展。

期間中に学校の春休みや連休が含まれていることもあり、フランス中から家族連れが来場。合計60万人が訪れたそうです。

20万㎡の敷地に建つ6つのホールで開催。連日多くの人が訪れました。

重さによって価格が決まる古着屋さん「Kiloshop」が初めて登場。

さて、このパリ見本市で毎年、注目されているのが最新の家電。第8回を迎えたイノベーション大賞に輝いた4つの製品を紹介します。

デザイン部門 Grand Prix design
Laurastar 社のアイロン「Le Lift +」

特許技術によりスチームを均一に送ることができるため、アイロンがけの時間が短縮。軽量で機能的な性能に加えて、形や色使いのデザイン性も評価されました。

テクノロジー部門 Grand Prix technologie
Dyson社の洗面台&ハンドドライヤーAirblade Tap

蛇口とハンドドライヤーが一体化。手を洗った後、ぬれた手のままドライヤーまで移動する必要がなくなりました。ハンドドライヤーは独自に開発したデジタルモーターを使って高速の空気を流し、12秒で手を乾燥。二酸化炭素の排出量は、温風のハンドドライヤーより67%少ないそう。

環境部門 Grand Prix respect de l’environnement
Whirpool社のオーブン6e Sens Induction

一見クラシックなオーブンですが、IH対応のプレートが使えるオープン。IH対応のプレートは熱効率がよく均一に加熱できるため、時間とエネルギーの削減ができます。

審査員賞 Grand Prix du jury
Miele社のアイロン FashionMaster

アイロン台が送風と吸引の両機能を備えているため、アイロンがけの途中で形が崩れるといった心配を解消。コンパクトに折りたためるため、クローゼットに立てて収納が可能。


まるでプロ仕様の本格的な家電ですが、どれも見た目より軽量で、デザイン性や環境面にも配慮した製品でした。

マンションの室内も明るく変えてくれそうな、こうした家電をうまく活用して、日常の家事の負担を少しでも軽くしたいものです。

2013/06/04

プロフィール

三富 千秋

パリ在住のフリーライター。パンや菓子、料理など食の話題を中心に雑誌や食専門誌に発信しているほか、フランス人のライフスタイルについてのコラムも執筆。フランス人の日常生活をさらに知るべく、フランス各地で取材中。


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