気分次第でインテリアが変化自在、パリの壁紙トレンドスタイル

アクセサリーのように取り替えて楽しむ壁紙

壁に貼るステッカーのメーカー「レ・ザンバジィオン・エフェメール」に続いて、今回は、個性的な壁紙を扱っている「ザ・コレクションThe Collection」をご紹介します。

部屋を広く見せる、縦長デザインの壁紙

同店が扱っているのは、幅およそ50cm×高さ3mという細長い1枚の壁紙。それぞれが1枚の絵画のようにデザインされているので、壁全体を壁紙で覆わなくても、1枚だけでも十分。貼ってもいいし、クリップなどを使って天井から吊るしてふんわり浮かしても、様になります。

フランス人やイギリス人を中心とするヨーロッパのデザイナーが手がけた壁紙は、柄も、個性的。倒れそうに積み重なっている本やお皿、さまざまな色とデザイ ンのリボン、シルクスクリーンで印刷したフォークやナイフなどなど。本物の食器や本棚の近く貼れば、トロンプロイユ(だまし絵)になりそうです。

幅およそ50センチ幅の壁紙

本のシリーズは、背表紙だけでなく、反対から見た本のデザインもなかなかユニーク。左は、新聞記事をシルクスクリーンで印刷したもの。ノートにいたずら書きしたような紙も、れっきとした壁紙です。(高さ3mで、およそ50ユーロ~350ユーロ)

天井からクリップで吊るす

クリップを使って天井から吊るしてもOK。

モノクロ壁紙と布モチーフ壁紙

モノクロを選べばシックに、布をモチーフにしたデザインなら優しい雰囲気に。

広報担当のピアさんによると、壁紙1枚でクラシックな壁にリズム感が生まれるし、さらに、縦に長いデザインなので、部屋を広く見せてくれる効果もあるそう。「ファッションのアクセサリーと同じ感覚なんです。気分や季節によって違うデザインに簡単に替えられますから」と話してくれました。

立体感のある流行の3D壁紙で、インテリアにリズム感を

最近、流行しているのは、立体感のある3D壁紙。紙製で、小さなパーツをセットにして売られているので、好きな形に組み立てたり、好きな色に塗り替えることもできます。

流行中の3D壁紙、色も塗り替えられる

最近流行しているという3D壁紙。リサイクル紙のナチュラル・カラーのまま販売しているが、好きな色に塗り替えられる。(正方形12個セットで48ユーロ)

折り紙を思わせる3D壁紙

折り紙を思わせる3D壁紙も。6角形が25個でセットになっているので、組み合わせてお好みの形に。(45ユーロ)

壁を飾る雑貨

壁を飾る雑貨。熊手の形をした7色のコートハンガーは、マグ用にキッチンに置いても(各35ユーロ)。

少し古くさいイメージのあった壁紙ですが、このように、新しいデザインやスタイルが登場して、パリでは人気が復活してきているようです。ぬり絵のように色がぬれる子供向けの壁紙や、環境に配慮したリサイクル紙による商品も見かけるようになりました。

フランス人は日曜大工が得意ですから、休日を利用して、壁紙を自分の手で張り替える人もたくさんいます。今後は、そんなフランス人の姿は減るかもしれませんが、ハイセンスなインテリアを気軽に取り入れられるのは、だれにとってもうれしいことですね。

The Collection
33 ruede Poitou , 75003 Paris.
営業時間 : 月曜11時~17時30分、火-土曜11時~19時
定休日 : 日曜
電話: 01 42 77 04 20
http://www.thecollection.fr

2011/08/05

プロフィール

三富 千秋

パリ在住のフリーライター。パンや菓子、料理など食の話題を中心に雑誌や食専門誌に発信しているほか、フランス人のライフスタイルについてのコラムも執筆。フランス人の日常生活をさらに知るべく、フランス各地で取材中。


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