寒さと乾燥を利用して干し野菜を作ろう

味が濃く、手軽で美味しい干し野菜

今年は例年にない寒波で寒い日が続いています。農家のみなさんも作物の成長がなかなか進まず、出荷できずに困っているようです。こんな野菜作りには適さない季節ですが、干し野菜作りにはとてもいい時期になります。寒さでぎゅっと小さく縮んだ野菜は味が濃く、乾燥した空気は水分が飛び易くなるのです。

干し野菜

完全にカラカラに干さないで半日~長くて3日位干しますと半生のような柔らかい食感で食べ易くなりました。他の野菜も色々干して試してみたくなる位変化があってとても面白いです。大根の薄切りも半日干すだけで見かけは沢庵のようになり、ほのかな甘さとぱりぱりした歯ざわりで美味しかったです。その日に食べられるため、塩いらずでヘルシーでもありました。

野菜ではありませんが、リンゴを干した所同じく半生の食感になりました。生にはなかった甘酸っぱさがやみつきになりそうです。干し野菜作りの本では、キウイなどの果汁がありそうなものも紹介されていたので、次回チャレンジしたいと思います。

リンゴを干しました。

簡単!干し野菜の作り方

干し野菜は字のごとく薄切りにして天日に干すだけですので簡単です。ざるなどに間隔を空けて乗せ、日当たりがよく風通しの良いところに置いて下さい。もやし、レタスなど水分が多く傷み易いものは向かないようですが、水分が多いものは全て駄目という訳ではありません。様々なものを干してみましょう。皮付きのままで良いと本などに書いてありますが、キウイなど野菜・果物によっては歯触りが良くないものもあると思いますので、お好みで試してみてください。

※夜は室内に取り込むこと、塩などを使っていないのでなるべく早く食べることに注意しましょう。ほこりなどが気になる場合は窓際で干す事もできます。

干し野菜の効果とは?

野菜を干すことでどんな効果があるのか調べてみました。

・水分が程よく抜け、甘みが増して味が濃くなる

・調理時間が短縮できる

・長期間干した場合は保存時間が長くなる

干した事で生の時と成分が変わり、効能が良くなるものもあります。しょうがは干すことで元々あったジンゲロールという成分の一部がショウガオールという成分に変化するそうです。ジンゲロールは手や足の末端で血管を広げて、血液の流れを良くする効果があり、ショウガオールは胃腸の壁を刺激して、胃腸の動きが活発になり、おなかの中で熱を作り出す働きがあるそうなのでより体を温める事が出来ます。ただし成分が強いので使う場合は少量でお使いください。

2012/03/05