こんにちは、今回から「マンションで野菜」をテーマに連載いたします。野菜の栽培方法や食べ方、メディアで話題の野菜ニュースまで、様々な視点でご紹介していきたいと思います。
野菜生活のすすめ
深刻化する環境問題は、私達の食事にも深く影響をおよぼしています。
ペルーの国際ポテトセンターでは9900種のジャガイモの遺伝子を保管していて、極限状態に強い新種開発に取り組んでいるのだとか。世界レベルで食料確保にますます加速がかかってくる気がします。こんな時代ですから、いざという時の為に食料生産を体験してみるのもいいかもしれません。
なんて、国家規模の話はいささか規模が大きすぎましたね。こちらではもっと身近な所から「野菜って楽しい♪」と思っていただけるように、色々ご紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
栽培キットで自分で野菜を作ろう
野菜はスーパーに行けばすぐに手に入る、馴染み深い食べ物です。ただ、自分で育てるとなると話は別。結構わからないことがあったりして簡単には出来ない気がしませんか?
でも、最近は誰でも手軽に楽める「栽培キット」というものがたくさん売られていて、意外に簡単に出来ちゃうんです。
栽培キットは東急ハンズやロフトなどをはじめとする雑貨店、またはデパートの園芸コーナーなどでよく見かけます。必要な物が全部入っていて、買ったその日から始められるものがほとんど。中でも、すぐに収穫ができるハーブ類をはじめとした葉物野菜は特に人気なようです。
水を与えるだけ。手軽でおすすめな「Paper Planter」
特に手軽なのがこちらの「Paper Planter(ペーパープランター)」。名前の通り、土ではなく紙で育てるプランターキットです。手のひらサイズにすべてのキットがぎゅっと詰まっていて、室内で簡単に育ちます。水を与えるだけの簡単栽培で、水が無くなると色が変わるのでよくやってしまう水の与えすぎを防げます。コンパクトなサイズで、インテリアのちょっとした緑のアクセントにもなります。
キットの内容は紙プランター、アクリル皿、種、スポイト。箱の裏には説明書きがあります。ラインナップはミント、カモミール、オレガノの3種類。私のおすすめはミントです。すっきりとさわやかな香り以外にもいろいろ理由があります。ミントティーにして飲むとリフレッシュやリラクゼーションの作用が。また、消化促進の作用も期待できるので、食べ過ぎて胃がもたれる時にはサラダにトッピングしてどうぞ。
家庭菜園に興味はあってもなんとなく難しいイメージがあって、なかなか挑戦することが出来なかった人には特におすすめ。はじめの一歩として、こういった栽培キットからスタートしてみてはいかがでしょう。
ペーパープランターは株式会社マイファームが運営するショップ「畑師」にてお買い求めいただけます
さらに今回は、ユニークで個性的な商品をみつけましたのでご紹介。南国フルーツがおうちで育ってしまうという驚きの「HOME de BANANA」と、ビールグラスそっくりの鉢にかわいいザルがついた「えだまめ栽培セット」です。
両方ともパッケージから中身までとても良くできています。しかしバナナが室内で育つとは!私も初耳でした。某テレビ番組では温室で育てていましたが、4m近 くにも育ち温室の天井を破っていたような。そんなことを思い出し、家の天井に一抹の不安が沸いてきます・・・。ともあれ“出来る”というのであればやるしかない!と買っ てきました栽培キット。
中身はこんな感じです。植木鉢、植木鉢の底網、土、種、育て方が入っていてえだまめはザルがついてきます。植木鉢のデザインがそれぞれイメージに合っていてとっても面白いです。
早速種をまいてみたかったのですが生育適温が20℃~25℃とあったので、もう少し暖かくなる5,6月位までおあずけです。まき時期になったら両方ともレポートいたしますのでお楽しみに!
2011/04/01