高尾で健康&リモートワーク賃貸マンション生活

コロナ禍でテレワークでの働き方が浸透してきたのに伴い、郊外での暮らしの需要が高まっています。東京の郊外で豊かな賃貸マンションライフを送る白岩成友さんに、仕事とプライベートが充実した暮らしぶりや賃貸マンションのメリット・デメリットなどについて伺いました。

高尾に引っ越しを決めたきっかけは、仕事の独立と趣味のトレイルランニング

7年前、仕事と趣味を両立させる暮らしを手に入れた白岩成友さん。

JR・京王線高尾駅から徒歩約10分の賃貸マンションに暮らす白岩成友さん。間取りは2LDKで、玄関を入ってすぐに壁一面に書籍が並ぶ仕事部屋があり、奥のリビングには室内トレーニング用の自転車が置かれています。白岩さんは、PR事業を行う会社を営みながら、趣味のトレイルランニング(以下、トレラン)を楽しむ、ワークライフバランスのとれた暮らしを送っています。

白岩さんが住み慣れた杉並区を離れ、高尾に引っ越したのは、今から7年前。自身で起業し、自宅で仕事をするために1LDK以上の物件を探し始めたところ、都心部では予算内の物件がなく、趣味のトレランのために山に近いエリアで物件を探すことにしました。

「高尾、武蔵五日市、青梅で物件を探し、都心部へのアクセスにJRと京王線の2線を使えること、スーパーやコンビニが充実していていること、都心部を通らずに高速道路を利用出来、富士山や八ヶ岳などに行きやすいことを理由に高尾に決めました」と白岩さんは説明します。

最初は高尾駅から徒歩20分の山に近いエリアに引っ越しましたが、バスの運行が1時間に1本しかなく、また近所に店が少なくて日常の買い物にやや不便さを感じたことから、2年前に今のマンションに引っ越しました。「トレランの仲間が集まりやすいよう高尾駅周辺で再び探し始め、駐車場付きであったことから今の物件に決めました」。

仕事をしながらも、トレラン中心の毎日を送れる

室内トレーニング用自転車。世界中の景色をバーチャルで楽しみながら練習している。

白岩さんの1日の生活スケジュールを伺ったところ、週末だけでなく平日もトレランを楽しみ、仕事前の朝の時間帯に仲間と練習に出かけることも。山に近い住まいだからこそ実現できるライフスタイルです。

<1日のスケジュール>
【平日】
6時起床、シャワーやゴミ出しなどを行う
7時半から17時ごろまで、仕事部屋で仕事
18時ごろ、高尾山へトレランに行く、もしくは室内で自転車のトレーニング
20時ごろ、夕食、本の執筆
23時就寝

【平日・朝に練習がある場合】
4時起床、身支度
5時高尾山口駅集合、仲間と合流して高尾山へ
6時半、自宅に戻り、シャワー・洗濯
8時から仕事部屋で仕事

【週末】
友人らとトレランへ。雨天の場合は、室内で自転車のトレーニング、買い物、読書、執筆

自然を満喫し、山を下りても仲間たちと時間を過ごす楽しみ

富士登山駅伝に出場した仲間たちと共に。

トレランを始めるようになったのは、2009年から。東京マラソンの出場権を得た友人の練習に付き合ってジョギングを始め、フルマラソン完走のためにはトレランで体力をつけるのが良いと勧められたのがきっかけでした。

トレランの講習会に参加するなかで仲間ができ、白岩さんはどんどんのめり込んでいきました。富士山の麓と山頂を往復する「富士登山駅伝」や富士山周辺の約170kmを走る「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」への出場のほか、富士山を往復するイベントの主催など、まさにトレラン中心の生活を送っています。

トレランには四季折々の風景や動物との遭遇、人との触れ合いなど、さまざまな楽しみがあると白岩さんは言います。「広葉樹の葉が落ちて遠くまで見わたせる冬もいいですし、雨が降って静かな時間を楽しむのもいい。鹿や猿に出くわしたこともありますよ。また、大会のTシャツを着ていると話しかけられたり、意気投合して友だちになったりできるのも魅力ですね」。

こうしてできたトレラン仲間がトレーニング後や大会後に白岩さん宅を訪ね、宴会をすることもあるそう。リビングと6畳間がひと続きになるため、多い時で20人ほどが集まって楽しい時間を過ごしています。

賃貸マンションライフのメリット・デメリット

白岩さんの仕事部屋。大きなテーブルと座り心地の良いチェアで快適に仕事ができる。

コロナ禍になる以前から白岩さんは自宅で仕事を行い、打ち合わせ等で都心部へ足を運ぶワークスタイルでしたが、コロナの影響から社会全体でテレワークが推奨されるようになってからは、打ち合わせもオンラインで行うようになりました。

2年前に引っ越してきた際、マンションが導入していた回線事業者を利用することになり、その後はケーブルテレビ事業者が提供するケーブルテレビ回線を利用することに。全室でWiFi利用でき、通信速度にも満足しているそうです。

ただし、以前から固定電話とファックスの2回線を利用していますが、仕事の都合上番号が変更になると手間が増えるので、通信業者をひとまとめにできない状況です。「固定電話・ファックス、携帯電話、回線事業者がバラバラ。通信もライフラインの1つなので、金額が下がるとありがたいですね」と白岩さん。

通信費が安くなるほかに、賃貸マンションで重視する設備やポイントとしては、
・用途に合わせて変更可能な間取り(部屋をつなげて大人数の宴会後、部屋を仕切って就寝できる)
・収納スペースが多い(できればウォークインクローゼット)
・バス、トイレが別々
・浴槽が広い
・駐車場付き
を挙げていました。

これまでにマンションや一戸建て購入を考えたこともある白岩さんですが、賃貸マンションの魅力はなんと言っても“気楽”なところにあるそうです。「他に気に入った物件を見つけたら、またご近所トラブルが発生したら引っ越しができるのは、気持ちが楽ですね。さらに、購入すると管理組合に加入したり、会合に出席したりというしがらみが増えることも気になってしまいます」。

しかし、分譲マンションのメリットとして、セキュリティが強固であること、設備が最新であること、また自身でリフォームが可能であることに魅力を感じていています。「賃貸マンションの場合、壁に穴を空けるのにも気を遣います」と話す白岩さんは、仕事で使用するホワイトボードを設置するにあたり、床と天井に渡した木材にボードを打ち付けて壁を傷つけない工夫をしていました。

郊外マンションライフは、あらゆることがそろったいいとこ取り

白岩さんの愛車。混雑する都内を避けて他県に行けるのが郊外暮らしのメリット。

高尾山周辺で約7年暮らす白岩さんは、ワークライフバランスが取れた郊外マンションライフを大いに楽しんでいます。「鳥取県出身なので、引っ越し前の杉並区での生活よりも今の高尾の方が自身に合っていると感じています。徒歩圏内に美味しいお店がいくつかあり、JR線で2つ先の八王子駅周辺で必要なものはたいていそろいますし、古い街なので昔ながらの居酒屋も。車がなくても生活でできますが、あると行動が広がりますね。都心に行く必要があれば、新宿まで電車で1時間もかかりません」。

同じ間取りでも高尾なら都心よりも数万円やすく、駐車場代も半分以下。交通量は少ないので、他へのアクセスもスムーズと高尾での暮らしは良いことづくめ。コロナ禍でテレワーク化が進み、毎日の通勤を意識しなくてもいい時代を迎えつつある今、郊外マンションライフの価値が高まってきそうです。

2020/11/16