ステイホームしながら、学べる!遊べる!教養を深められる!とっておきサイト8選


新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言で続くステイホーム状況。ようやく解除された自治体もありますが、まだまだ予断を許しません。時間はあるのに、図書館・美術館・博物館も休館中で、学びの機会が失われています。そこでステイホーム真っ只中の皆さんへ向けて、自宅に居ながらにして歴史や美術、文化に関する教養が身につく、とっておきのカルチャーサイト8選をご紹介します。どこから読んでもOK!興味のあるサイトをチェックしてください。

歴男&歴女必見!日本人のおしゃれの潮流をチェック「日本服飾史」

飛鳥時代から鎌倉時代までの衣裳と説明をビジュアルで楽しめる「日本服飾史」サイト。
Copyright©2016 COSTUME MUSEUM.


歴史好きの人ならご存じかもしれませんが、京都市にある「風俗博物館」は、古代から近代にいたるまでの日本の風俗・衣裳を、実物展示している博物館です。現在は休館中ですが、館内の様子はサイトからパノラマ画像で閲覧できます。
また、「風俗博物館」が所蔵する豊富な衣裳資料は、「日本服飾史」というサイトにまとまっており、ビジュアル付きで楽しめます。たとえば「源氏物語」を読みながら、平安時代の男女の衣裳をこのサイトで閲覧すれば、物語世界がさらに立体的に膨らみそうです。イラストや絵を描く人にとっては、とてつもないお宝ビジュアル資料です。

風俗博物館 ※外部サイト
日本服飾史 ※外部サイト

「あつ森」でも人気!オンライン鑑賞がイチオシな「メトロポリタン美術館」

メトロポリタン美術館は、YouTube公式チャンネルも充実。この動画では、「グレートホール」と呼ばれるエントランスホールを、360°カメラで自由に見て回れます。

ニューヨークにあるメトロポリタン美術館・通称「メット(THE MET)」は、米国一の広さと所蔵品数を誇る美術館。ゴッホ、モネ、ピカソ、ミケランジェロ、北斎など、列記しきれないほど有名な芸術家の作品を所蔵し、現地へ行っても丸一日では到底時間が足りないほどですが、いまやサイトでじっくり時間をかけて自宅から閲覧できるのです。インターネットバンザイ! 公式サイトで好きな作家や時代で検索して閲覧してもいいですし、YouTubeチャンネルにある、さまざまなテーマの動画(英語字幕付き)も楽しめます。

また、「The Met Collection ※外部サイト」コーナーでは、同館所蔵の40万点以上もの作品画像(パブリックドメイン)が無料ダウンロード可能。
最近では、世界的人気の任天堂ゲーム『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』に「メット」が公式参戦! なんと「The Met Collection」の無料公開画像から好きな作品を「あつ森」ゲーム内で使用できちゃうのです。『あつ森』のお部屋に「MET」の美術品を飾りたい〜!という方は、ここでは説明が長くなるので自分で検索してください!(笑)

メトロポリタン美術館 ※外部サイト
メトロポリタン美術館YouTubeチャンネル ※外部サイト
Own a Van Gogh … in Animal Crossing, with The Met’s New Share Tool ※外部サイト

臨時休館した展覧会は家で堪能すべし!「展覧会図録・グッズ販売」特設サイト

『美術手帖』が運営する、「展覧会図録・グッズ販売」特設サイト「EXHIBITION CATALOGUE & GOODS COLLECTION」。


全国の美術館・博物館が休館のいま、2020年2月下旬から現在にかけて開催予定だった展覧会のすべてが中止となっています。すでに予定会期を終えている展覧会もあり、「見たかったのに!」「再展覧会のチャンスはあるの?」と地団駄を踏んでいる美術ファンも多いことでしょう。そんな中、アートマガジン『美術手帖』が美術館・博物館に呼びかけて、マーケットプレイス「OIL by 美術手帖」内に、「展覧会図録・グッズ販売」特設サイト「EXHIBITION CATALOGUE & GOODS COLLECTION」を開設しました。

すべての展覧会の目録やグッズが揃っている訳ではありませんが、見る機会の失われた展覧会を一覧で検索できるのはありがたいことです。ゴッホの『ひまわり』が展示されるはずだった『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館)』、『法隆寺金堂壁画と百済観音(東京国立博物館)』など。目録以外にも、ポストカードやバッグなどの展覧会グッズも充実しています。目録やグッズを手に入れて、展覧会に行ける日を心待ちにしましょう。

「OIL by 美術手帖」 ※外部サイト
「展覧会図録・グッズ販売」特設サイト「EXHIBITION CATALOGUE & GOODS COLLECTION」 ※外部サイト
※参加の展覧会とグッズは順次、追加・変更となります。

世界のアートを独り占め&スマホで遊びまくる「Google Arts & Culture」

さきほど紹介したメトロポリタン美術館の所蔵品はもちろん、世界の美術館、アーティスト、芸術運動、歴史上の人物、歴史上の出来事、場所、素材と技法、時系列、ストリートアートなどが一同に集まっていて、さまざまな縦断検索が可能。


世界中の文化遺産をオンラインで紹介することを目的に、 Google Cultural Institute と連携している 2,000 以上の代表的な施設やアーカイブのコンテンツが一同に集まっており、ネット上に構築された「Google美術館」とも呼べるサイト。どんなテーマからでも検索できる無敵さは、さすがGoogleです。時系列で人類がつくってきた作品の壮大な歴史を追いかけて行くのもまた一興。説明は基本英語ですが、Google翻訳 ※外部サイト にかけちゃえばOK!

Google Arts & Culture ※外部サイト

芸術作品フィルター「Art Transfer」

アプリ版「Google Arts & Culture」をスマホやタブレットにインストールすると、デバイスのカメラで、さまざまな芸術作品のフィルターをかけた「Art Transfer」で写真が撮れます。これは猫の写真に、「Art Transfer」の中からフランスの画家ジャック=ルイ・ダヴィッドの作品フィルターをかけたもの(コワイ・・)。他に、自分の顔に似た作品を見つける「Art Selfie」など、遊び始めたら止まらないー。

▼「Google Arts & Culture」アプリは以下からダウンロードできます▼

Android ※外部サイト

iPhone ※外部サイト

新型コロナも予見されていた!?字幕付き動画で学べる「TEDカンファレンス」

「TED 2015」でビル・ゲイツが次なる疫病の危険を訴えた「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」のスピーチ。ゲイツは、2015年にCOVID-19のアウトブレイクを予言していた!と噂になりました。
※日本語字幕は画面下の「フキダシ」アイコンから選べます。

TED(Technology Entertainment Design)は、世界の叡智とも言える第一線の人々によるスピーチ動画を配信している非営利団体。一時期、日本のETV番組でも放送していたので知っている人も多いはず。
登壇者は各界で活躍するスペシャリストばかり。1回のプレゼンテーションは20分以内に短くまとめられているので、好きなテーマの動画を選んで見ることで、専門分野の知識が深められます。基本英語のスピーチですが、ボランティアの手によって英語字幕や日本語字幕が随時提供されています。科学、芸術、文学、宇宙工学、医学など、自分の関心のあるテーマを探して視聴すれば、その分野を深められそうです。

TED Talks(日本語字幕付き) ※外部サイト
ビル・ゲイツ・TED2015「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」 ※外部サイト

世界の大学に無料オンライン留学しちゃう?「JMOOC」

海外の大学の講義を日本語で学べるオンライン講座もあります。留学できない大人の学び直しに最適!


「JMOOC(ジェイムーク)」は、オンライン学習サービス「MOOC」の日本版です。講座ジャンルは多岐にわたり、東北大学や早稲田大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)やイェール大学レベルの講義を受講したいという人、キャリアップを成功させたい人などにぴったりです。オンラインで公開している多くの無料講座では、修了条件を満たせば修了証も取得できます。この機会に、データ分析や機械工学、情報工学や経済といった分野に挑戦してみるのもアリかもしれませんよ!

オンライン大学講義「JMOOC」 ※外部サイト

さまざまな伝統芸能の動画を公開中「おうちでカンゲキ!!」

さまざまな伝統芸能の動画を期間限定でYouTube公式チャンネルで公開中。古典芸能ファンには嬉しい措置です。


独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会が、さまざまな伝統芸能の動画を、期間限定でYouTube公式チャンネルで配信中。今⽉から6⽉1⽇までは文楽公演などの動画が、6月30日までは雅楽、声明公演などの動画が視聴できます。
このチャンネルでは、期間限定公開作品以外にも、歌舞伎役者や文楽の技芸員のメッセージやインタビュー動画が常時視聴できます。YouTubeチャンネルを登録しておけば、まさに「おうちでカンゲキ!」状態が楽しめます。

独立行政法人日本芸術文化振興会>おうちでカンゲキ!! ≫ 伝統芸能ホームシアター ≪ ※外部サイト
国立劇場YouTubeチャンネル ※外部サイト

歌舞伎マスターも夢ではない!「文化デジタルライブラリー」

「はじめての歌舞伎」は、図解でキャラクター紹介や早わかりガイドがあって、初心者向き。「隈取(くまどり)」の色の意味など、人に聞けない初歩的知識が満載です。


「文化デジタルライブラリー」は、同じく独立行政法人日本芸術文化振興会が運営する伝統芸能(歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、大衆芸能、民俗芸能、琉球芸能ほか)の基礎が学べるサイト。国立劇場のYouTube動画で興味が湧いたら、「文化デジタルライブラリー」であらすじや登場人物について調べて、さらに知識を深めることができます。難しいと思い込みがちな歌舞伎や文楽、能楽も、基礎から知れば楽しみ倍増。コロナ禍が収束して、いつか生の舞台を見にいけるようになるまで、Stay Home週間の間にお勉強してみましょう。

文化デジタルライブラリー ※外部サイト


誰もが、いままでの人生でこれほどまでに自宅に閉じこもっていた時間はなかったはず。ストレスの溜まりやすいStay Homeですが、逆にポジティブに意識を切り替えて、いままで時間がなくて出来なかった新しい勉強をしてみるのもよいものです。きっと得られるものは多いはずです。

※記事中で紹介したURLはすべて外部サイトへのリンクです。
※本記事の情報は、2020年5月20日現在の情報です。ここで紹介した外部サイトの情報は予告なく変更される場合があります。

2020/05/20