ふだんも便利、災害時にも安全、震災に強い収納アイデア

ご自宅で壊れたものはありましたか?

先日の震災により、被災地から遠い場所にお住まいの皆様のご自宅でも、何かしらの被害に遭われた方が多いかもしれません。

私の自宅は関東近郊ですが、家に帰ってみると、やはりいくつかのモノが倒れ、室内に散乱していました。

腰より少し高い、幅20cm程度の CDラックは、見事に倒れて床にCDが放り出されておりました。他に大きいものでは、電子ピアノも倒れ…という状況の中で、意外なことに「食器」だけは、損傷がありませんでした。

地震のために食器棚が倒れたり、中の食器が飛び出したりして、大事にしていたワイングラスやお皿が割れたという話をよく伺います。お友だちの一人は、二週間たってようやく粉々になったコレクションの磁器類を捨てる決心ができたとか。思い入れのある食器類が壊れたのは悲しいですよね。

ところで我が家の食器類が、無事だったのには理由がありました。

食器が地震で飛び出さない収納の工夫

我が家には食器棚を置いていないので、キッチンに作りつけの棚に食器を収納しています。食器類の収納方法は写真のような感じです。大皿、小皿、それぞれグループ分けして、プラスティックのケースに収納しています。

種類分けをしてカゴに入れています。上段は使用頻度の低い食器、下段は使用頻度の高い食器です。

私は身長が高くないので、一番上の棚まで有効に利用できません。ですからこのようにケースに入れて、奥の物も取り出しやすくしています。万一、中で割れたときにも安全でお掃除もしやすいです。

ふだんからこの収納方法だったおかげで、今回食器は何一つ割れていませんでした。使いやすい収納は、実は安全な収納でもあったのですね。

グッズ購入時のポイント>

カゴは100円ショップで購入しました。

カラーやサイズがたくさんありますので、必ず棚の奥行やお皿を縦にして高さが足りるかどうかなど…チェックしてから購入してください。奥行きはぴったりでも、お皿をタテにすると、意外とカゴにおさまらないこともあります。

この棚でも、2種類のカゴを使い分けています。

「高さ」「奥行」は要チェック。気分を上げる為にもカラー選びも慎重に!

バスルームのボトル収納も安全に

他に室内では、「バスルーム」も無事でした。

シャンプーなどのボトル用品を、お風呂場に並べて置いている方も多いと思います。女性はお風呂タイムが大好きですから、作りつけの棚に細々した入浴グッズを置いて楽しんでいる方もいらっしゃいますよね。

私は、掃除をしやすくするために、バスルーム内のタオルかけに、IKEAで購入したラックを取り付けて、シャンプーやコンディショナーを入れています。置き方式ではなく、「ぶら下げ方式」の収納です。

お掃除も楽ちんです。

また、すぐに掃除できるように簡単なお掃除グッズも常備しています。

ボトルをバスルームの棚に並べていると、底のカビなどが気になりますが、このボトルケースは、中に穴があいているので水も溜らなくてバッチリです。

バスルームに置くボトル類もよく使うものだけを厳選して、こうして収納していたおかげで、地震の時にも問題ありませんでした。

ボトルが入るかどうかは必ずチェックしてください。さらに引っかけるポールの太さだけ注意してください。

とかくいろいろなボトルやグッズを置きがちなバスルーム。でも実はバスタイムに「よく使うもの」って限られていますよね。パック剤など、「時々使う」アイテムは、洗面所に置いて、使う時だけ持ち込むようにしてみると、バスルームもスッキリしますよ。

スッキリお家ダイエットは防災にもなる!

「整理収納」を意識して、家の中を整理していると、いくつもの利点が見えてきます。

今回のように防災の観点から見ても、お家が片付いていてモノが少ないことは、家庭での安全につながります。そもそもモノが多くて片付かないままだと、その分、災害時の危険も増えます。

防災にも役立つ収納アイデアを実践して、ぜひこの機会にモノを減らす「整理収納でお家ダイエット」を心がけてください。

illustration by naru

2011/04/08