「日本でいちばん、インテリア好きが働く会社」アクタス社員のマンションインテリアとは?

インテリアショップ アクタスで働く社員123人のお宅を紹介した書籍『123人の家』をご存じですか?

スタッフの住まいのプライベートなインテリアは、マンションのお手本にぴったりです。前半ではこの本を企画・編集したアクタスのスタイルブック編集長 荒木正則さんにお話を伺い、後半では『123人の家』から、社員の皆さんのインテリアのポイントや写真を特別に紹介していきます。

ACTUS編集『123人の家』

ACTUS編集『123人の家』(2012年、日販アイ・ピー・エス)
http://www.amazon.co.jp/123人の家-ACTUS/dp/4905353955

ACTUS社内プロジェクトとして始まった「101人お洒落番長」の社員の家撮影が、やがて123人のお洒落番長が集結した書籍『123人の家』に結実。フルカラー、集合住宅71人一軒家52人、総ページ数700ページ弱。「日本でいちばん、インテリア好きが働く会社」のコピー通り、スタッフのさまざまなインテリアが楽しめるインテリアブックです。

123通りの家の表情が楽しめるインテリアブック

マンション・ラボ編集部が、書店で平積みにされていたこの『123人の家』を見つけたとき、辞書並みの分厚さと、紹介されているインテリアの数にびっくり!でした。

読む楽しみがたっぷりの『123人の家』。

ページをめくっていくと、一人暮らし、二人暮らし、小さいお子さんのいるご家族、親子4人暮らし、さまざまな社員のライフスタイルが浮かび上がり、それぞれが思い思いのインテリアで居心地よさそうに暮らす様子が伝わってきます。

お洒落なだけではなく、生活の音や声が聞こえてきそうな、まさに“いま暮らしている”温もり感!これは、マンションインテリアの参考になりそうですよ!

アクタス新宿店にお伺いして、編集長であるチーフアートディレクターの荒木正則さんにお話を伺いました。

アクタス新宿店は、新宿三丁目駅に直結。アクタスの視点を通してセレクトしたハイセンスな家具や小物が揃います。

アクタス新宿店
http://shinjuku.actus-interior.com/

“お洒落番長”が集結!アクタスの社員たちの家

「『123人の家』は、2011年に発刊したスタイルブックで“アクタスお洒落番長”19名の社員の家を紹介したのがきっかけとなりました。社員の家の紹介記事が、読者アンケートで大人気になり、社内プロジェクトとして、“101人お洒落番長”の家をコツコツと撮影・取材を始めました」と、編集長の荒木さんは仰います。

インテリアは「自分の軌道であり、道しるべ」という荒木さん。荒木さんの家も『123人の家』で紹介されています。

当初101人のはずが結局は123人までの数になった訳ですが、荒木さんが社員の家へ伺う際にあらかじめお願いしたのが、「事前に掃除をしすぎないこと」(笑)。

その家に入った瞬間の空気感を大切にしたいから、撮影のために電気コードを隠したりしない。日常の姿をそのまま切り取ることにこだわり、スタッフの暮らしぶりをそのまま写真に映し出しました。

では、一般の人と、アクタスの“お洒落番長”たちのインテリアの違いはどんな点でしょうか。荒木さんに伺ってみました。

「普通のお客様は、インテリアの本を教科書的に参考にして、基本に忠実に考える方が多い気がします。うちのスタッフは、トータルにインテリアを考えるスキルがあるので、たとえばつい見逃しがちな小物にいたるまでこだわりがありますね。

それと、すべてを同じインテリアスタイルにするのではなく、ちゃんとハズシのポイントまで考えている点でしょうか」

ハズシとは、まさにお洒落上級者!

荒木さんは、最近アクタスのお客様の家にも取材に伺っているそうです。『123人の家』は、続編も出版予定だとか。

誰にも真似できない“インテリアのストーリー”づくりを

アクタスの社員のような“お洒落番長”になるためにはどうしたらいいのでしょう?

「たくさん見ることです。センスのいい人の家を訪れたり、ホテルやカフェの素敵なインテリアを参考にしたり、とにかく実際の空間に身を置いてみること。センスは、見れば見るほど養われます。

それと、そこに住む人のパーソナリティや歴史を感じることができるインテリアにするといいですね。新居を新しい家具だけでまとめても単なるショールームになってしまう。

たとえばおばあちゃんから貰った古い椅子でも家具でも何でもいい、自分のパーソナリティや歴史を形成しているものをインテリアに取り込むといいですね。それが、誰にも真似の出来ない自分らしさやインテリアのストーリーになるはずです」

“インテリアのストーリー”っていい言葉ですね。そんな風にマンションのインテリアを考えたことはありませんでした。

ところでマンションは収納が少ない、画一的なインテリアになりがち、とマイナス面ばかりを語られがちですが、マンションのインテリアで注意すべき点は何でしょうか?

「収納スペースって、あればあるほど、結局使わないものでいっぱいになりますよ。空いている部屋が荷物で開かずの間になっちゃったりね。

社員の家を見ていると、リビングに置いてある家具は腰高程度。だから圧迫感がないんです。スペースがあるから何かを置く、ではなく、余白を残すことが“お洒落番長”への近道かもしれません」

マンションと一緒に暮らし方の年齢を重ねていく

なるほどなるほど。最後にマンション・ラボ読者にアドバイスを一言いただけますか?

「インテリアづくりに終わりはありません。マンションと一緒に、自分の成長と一緒に、暮らしも年齢を重ねていくものです。現状に満足しないで、どんどんクオリティをあげる工夫をしてください。住みながら変えていけるのがインテリアの愉しみです。

それにインテリアは、子どもに受け継ぐことが出来る財産です。家族みんなで、住まい方・暮らし方を、一生かけてつくってほしいですね」

アクタスの人気商品の子ども用デスク。子どもが生まれる前には親も使えるし、子どもが成長してもずっと使える、本格的な造りが好評。長く使える、修理して使える、ロングライフデザインをコンセプトにしたアクタスの展開が、いま多くの人の共感を得ている。

“お洒落番長”123人の家を見てきた荒木さんだからこその、実感あるアドバイスでした。では次ページでは、『123人の家』から社員の皆さんのインテリアのポイントや写真を特別に紹介します。

次のページ:『123人の家』から、マンション居住者へアドバイス!

2013/08/14