お部屋の壁面を上手に使って、自分らしい空間を楽しもう!

マンションは、戸建に比べてお部屋のスペースが限られていることに加え、壁面もコンクリートのためインテリアが飾れない、あるいは鋲などで壁に傷をつけたくないということもあり、自分らしい個性的な空間にするのが難しい、といった声をよくききます。

そこで今回は、狭いながらもマンションの壁面などを上手に活用して、自分らしい個性的なお部屋づくりを楽しんでいるデザイナー&スクラップブッキング講師のhito4(ヒトシ)さんに、そのコツについて尋ねます。

hito4さんプロフィール

子連れで参加できるスクラップブッキング団体「COCO CROP」を主催。家族写真などを用いた素敵なスクラップブッキングづくりをたくさんのママたちを中心に定期的に教えている。誰でも手軽に、自分だけのオリジナルなインテリアができるとして好評を博している。
■BLOG:
*coco crop*(ここくろっぷ)
http://ameblo.jp/hito4crop/
■FBページ:
*coco crop*(ここくろっぷ)
http://www.facebook.com/hito4cococrop

工夫次第で、自分の用途や好みに合ったお部屋に変えられる!

hito4さんのお宅は、スカイツリーが間近に見える東京・墨田区のマンションにあります。ご自宅をスクラップブッキングの講習会で利用することもあるため、参加されるママさんやお子さんも意識したインテリアを心がけているそう。

「マンション暮らしは長いのですが、この家に引っ越してきたときにもやっぱりお部屋がそんなに広くはないので、大きなインテリアを購入して演出するのは難しいと感じていました。かといって、職業柄、モノ作りが好きなのでファブリックからインテリアまで自然とハンドメイドしているうちに今に至りました。

そこで自分で作ったスクラップブッキングを飾って手軽に、楽しくかわいい部屋にしたいと考えて、いろいろ試してみたのがきっかけでした。また、今は自宅で講習会などを開催するため、参加する方のことも考えた工夫や演出を心がけています」(hito4さん)

それではhito4さんのご自宅のインテリアについて、解説していただきましょう。

傷をつけたくない壁には、ウォールステッカーが便利

傷をつけたくはないけれど、殺風景な壁を使って個性的にしたいなら、はがせるシールタイプのウォールステッカーがお勧めです。

サイズにもよりますが、安いものでは1,000円くらいから販売されていて、お部屋の印象もグッと違ってきます。何度も使えるところや、はがした際も壁が汚れないのが、とっても嬉しいですね。

出し入れできる「モノ」を利用してデコレーションする

我が家では小さな梯子をベースにして、ハンドメイドしているリースやグリーン、ポストカードと一緒に飾って自由なデコレーションを楽しんでいます。そうすることで壁に傷をつける心配もないですし、季節やイベントごとに取り外しができたり出し入れも簡単なのでおススメですよ。

置けない場所には「吊るす」

お部屋を個性的にする方法としては、照明をデザイン性の高いものにするだけでもお部屋の印象が違ってきます。壁に投影される影を楽しむこともできるので一石二鳥ですよ。また、お気に入りの写真などは、オーナメントやガーランドにしてインテリアの一部として飾ってみるのもいいですよ。

手ごろなものでハンドメイドしてみる

高価なインテリアを揃えるのももちろん素敵ですが、自分で手作りしたインテリアをちょっと飾ってみるだけでも、思いのほかホッとできる空間づくりにつながると思います。

私の場合、自宅でスクラップブッキングの講習会を開くこともあり、参加されるママさんが神経質にならず、気軽にお子さんを遊ばせられる空間や雰囲気づくりを心がけているので、ホッとできる空間づくりは必須のテーマなんです。

よろしければ、ぜひ私の主催する「COCOクロップ」に参加してみてください。お待ちしています(笑)。

自宅の中に「庭」をつくる

マンションにはお庭がないのがとっても残念でしたので(笑)、私の場合は部屋の中にイミテーションのグリーンやミニグリーンを多く取り入れて「庭」の雰囲気を味わっています。

また、あわせて自然や動物モチーフのものをインテリアに多く取り入れたりハンドメイドすることで、講習会の際に、何にでも興味を示す年頃のお子さんたちが、ママと一緒に見たり触って話しかけて楽しめるようになりました。

ベースカラーを揃える

お部屋のベースカラーを揃えると、インテリアのテイストがバラバラでも、なんとなく統一感がでると思います。ちなみに私は、基本は木目とグリーンにしていま す。その上で、カラフルな色は季節ごとに替えるデコレーションの部分やファブリック・小物などで取り入れるようにすると、手軽に雰囲気を替えられると思い ますよ。

くっつく面をとことん利用する

マグネットの使える場所があれば、マグネットのフックやアイテムを使ってちょっとした装飾をしてみるのも面白いですよ。

防災や子供の安全面でも、皆の集まる場所には背の高い家具は置かない

地震の怖さは3.11で十分に味わいました。今後も首都直下地震などの大きな地震がいつくるかわかりませんので、お客様の来る環境でもありますから、極力安全を確保できるよう、背の高い家具はおかないようにしました。

多目的な空間として活用するための工夫

狭い部屋を、「リビング」「講習会の教室」「こどもの遊ぶスペース」として使い分ける必要があるので、臨機応変に配置替えができるよう、整理整頓を心がけています。


hito4さんの工夫、いかがでしたでしょうか。

デザイナーという職業柄もありますが、狭い空間を目的に応じてすごしやすく、楽しく見せるためのヒントがたくさんあったと思います。

また、個性的なお部屋に変えるテクニックも大切ですが、「ご自宅でどのように過ごしたいか」ということと、そのための空間づくりを行うことが、実は自分にあったすごしやすいお部屋にできるコツかもしれないと、あらためて感じました。

みなさんも、この機会にぜひ自分のお部屋での過ごし方と空間づくりについて考えていただければと思います!

2013/07/29