秋の窓辺には和の草花で彩りを。花咲きのよい鉢植えを選ぶコツとは?

マンションのバルコニーや窓辺で、季節感いっぱいの秋の花の鉢植えを育ててみませんか? 育てる際の注意点や楽しみ方をご紹介します。

ユウゼンギク・マム

秋の花の特徴は、咲いている期間が短い

この季節は害虫の心配もさほどなく、強い日射しにダメージを受けることも少ないので、花本来の美しい発色が楽しめる時期です。ただ、春夏の花とは違って、秋の花は、咲いている期間が短め。種類によっても異なりますが、秋の花の定番コスモスだと、開花期間はだいたい、2、3週間程度です。

「切り花よりも少し長く育つ程度」と割り切って、いろいろな秋の花の鉢植えをバルコニーや窓辺の季節インテリアとして、気軽に楽しんでみるのもいいでしょう。鉢カバーを秋テイストの色や質感のものにしてみると、それだけでもぐんと違う印象になります。何より、秋の花の深みのある色合いや風情はとても美しいものです。

キキョウ

秋の花の選び方とお手入れ方法

秋の花は、鉢植えや苗で、8月下旬から10月初旬くらいまで市場に出回っています。花の咲き具合を確認して、蕾の多いものを選ぶと、より長く楽しめます。かための蕾よりも、色づいた蕾のあるものを選びましょう。購入してきたポット植えのままでかまいません。そのまま鉢カバーなどに入れて飾ってください。

基本的に土が乾燥したら水遣りをします。水遣りする際は、花に水がかからないように、根元にかけます。枯れた花はこまめに摘んで、きれいな状態を保ちましょう。

秋の七草は万葉集から
春の七草は、食べて楽しむものですが、秋の七草は、花を愛でて楽しむものと言われています。「万葉集」で詠まれた歌が、秋の七草の由来だそうです。諸説ありますが、通常は、女郎花(おみなえし)、尾花(おばな:ススキ)、桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、葛(くず)、萩(はぎ)の7種類が、秋の七草とされます。それぞれの花の名前も姿も、日本の情緒あふれる美しいものばかりですね。

2011/09/28

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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