マンションベランダのガーデニング、第1のチェックポイント

これから何回かに分けて、マンションベランダでのガーデニング・プランについてお話します。今回は、プランニング前に、チェックしたいことや考えておきたいことなどをまとめてみました。

バルコニーガーデニング例

ベランダは共用部分、計画前にまず管理規約チェックを!

マンションの場合、ベランダは共用部分となります。ベランダのガーデニングを考えるときには、個々のマンションの管理規約に従う必要がありますのでご注意ください。

私達も、マンションにお住まいのお客様からご依頼を受けたとき、まずご依頼主に管理規約を必ず確認いただきます。排水溝の位置や、フェンス設置の可否、避難ハッチや蹴破り戸の確保などについて、必ずこちら側からもチェックします。ご依頼主の中には、管理規約のことを忘れて、こうしたい、ああしたいというリクエストもでてきますが、規約に反する事はお受けできません。

せっかくのガーデニング・プランがムダにならないよう、管理規約の事前確認を忘れないよう注意しましょう。

ベランダのサイズチェックは細かく正確に

ベランダの床材やフェンスでイメージ一新!

一からベランダガーデニングを始める時は、まずベランダの床だけでも整えるといいですね。広い面積を変えると、ぐんと印象も変わります。リビングの床色やインテリアのイメージとの統一感を考えて、素材や色を決めます。その次はお好みで、手すり部分にフェンスなどがあれば、背景がきれいに整います。

(床材やフェンスの設置可否については、もちろん管理規約の事前確認が必要です)

事前のサイズ計測が、ガーデニング成功を左右する

この床やフェンス部分の仕上がりを左右するのが、事前の正確なサイズ計測です。ベランダの床面やリビングからの高低差、手すりの高さや幅、避難ハッチや室外機部分にいたるまで、詳細に計測を行いましょう。大まかな計測だけで進めてしまうと、完成度が落ちてしまいます。

そして、植物選びは最後に。

一般の方の場合は、まずベランダの床面を変えるだけでも印象が変わっていいですし、予算が少なければ、最初はグリーンの数を少なめにして、様子を見ながら徐々に増やしていけばいいでしょう。

からならの木で行うガーデニング・プランの流れ

通常、お客様からご依頼を受けると、現地の下見、計画提出、工事の実施、といった流れで進めます。

バルコニーガーデニング例

下見

下見では、ベランダの大きさや方角、日照時間などの環境条件をチェック。採寸と写真撮影などを行います。この際に、管理規約もご確認いただきます。

お客様のご希望をカウンセリング

条件などの情報を確認した上で、お客様の予算や規模、どうしたいのか、などのご希望を伺いながら、ご提案を行っていきます。たとえば、リビングの床材の色とベランダの床材の色を合わせた方が、リビングからの一体感が出て広く見えます。ベランダと部屋の段差がある場合には、ベランダを床上げして平らにすることもあります。

ベランダのガーデニング・プランの予算の目安

よく質問される予算の目安は、約6平方メートルあたりのベランダで、フェンスや床材、設置する植物なども含めたトータルコーディネイトで約20〜30万円ほど。これもやりたいことによって価格は異なります。

2011/05/13

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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