個性的なグリーン・インテリアになる多肉植物

今回は、お部屋のインテリアとしても非常にユニークで個性的な雰囲気を演出してくれる多肉植物をご紹介します。

多肉植物の寄せ植え

多肉植物の特徴について

どうして「多肉」というの?

多肉植物(Succulent Plants)とは、葉や茎や根が、太って大きくなり、そこに水分を蓄えることができる、乾燥に強い植物のことです。英語の「Succulent」とは、ジューシーな果実や多肉植物のことを意味します。

世界各国に生育しており、バラエティーあふれる種類個性的な色や形は、まるで自然がつくりだした芸術品のように美しいものです。

カランコエ属の『カエデ祭』

カランコエ属の『カエデ祭』

サボテンと多肉植物は同じ?

多肉植物もサボテンも、育った環境も岩場や砂漠などで育ちますので、手入れもほとんど同じでいいですね。サボテンと多肉植物を一緒の鉢で寄せ植えしても大丈夫です。普通の観葉植物と多肉植物を寄せ植えすると、水遣りなどのタイミングが異なるので、世話がしにくくなりますので気をつけてください。

多肉植物を上手に育てるためには

サボテンを枯らしたことがある人は、ここを注意。

「サボテンを枯らした」という失敗談を伺いますが、これは、水をやりすぎたか、水をやらなさすぎたか、どちらかが原因です。

サボテン

サボテン

ほとんど水をやらなくてもいいサボテンや多肉植物でも、水をやらないで日陰の部屋に置いたままでは、徐々に枯れていきます。ふつうの植物だとすぐ萎れてきてわかりますが、サボテンや多肉植物では表面的に見えにくいので注意してあげましょう。

手入れは簡単、たくさん太陽を浴びるように気を配って。

多肉植物は、丈夫で水やりも頻繁でなくてもよく、手入れが簡単です。初心者におすすめですね。ただ、日差しが必要なので、室内では、窓辺など日当たりのいい場所に置くようにしてあげてください。近くで鑑賞したいのでテーブルの上やリビングに飾っている場合は、外出時には日当たりのいい場所に移動しましょう。

クラッスラ属の『カネノナルキ』、別名『花月』

クラッスラ属の『カネノナルキ』、別名『花月』

ベランダに置いてもいいですが、湿気や雨が多いので水腐りしないように注意が必要です。それにせっかく見て楽しい個性的な多肉植物ですから、インテリアとして部屋に飾る方がすてきですね。

水やりのタイミングと注意点、霧吹きはNG。

目で見て、表面の土が充分乾いていると思ってから、一週間ほど待って、水やりをするといいでしょう。土表面が乾いていても、土の中はまだ水分を含んでいます。内部の水分もすっかり乾いてから、水をやります。目安としては、まず鉢を持ってみてください。水分がなくなってくると鉢の重さでわかるようになります。

セダム属の『虹の玉』

セダム属の『虹の玉』

葉を濡らさず、まんべんなく根元に水をやるためには、ノズルタイプの水やりポンプが便利ですよ。また、普通の観葉植物とは違って水腐りしてしまいますので、多肉植物の表面や葉などに霧吹きをかけてはいけません。

肥料いらず病気知らず

多肉植物は、格別肥料も必要ありませんし、病気にもなりにくいです。

ただ、水をやりすぎるとカビが生えることがあります。また、充分に太陽を浴びないと、ひょろひょろとモヤシのような成長になります。そうなったら、よく日に当てて、剪定してください。

カランコエ属の『朱蓮』

カランコエ属の『朱蓮』

挿し木は、落ちた葉や茎を、同じ土に2/3ほど埋めておくと根が出てきて、よく育ちます。挿し木で増やしていく人も多いです。ぜひ一度試してみてください。

多肉植物の魅力とその世界を深めるには

かなり情報の密度が濃く、多肉植物の魅力とその飾り方などを詳しく網羅しています。もっと多肉植物の世界を深めたい人におすすめの書籍です。

『多肉植物―ユニークな形と色を楽しむ』 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)

2011/03/07

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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