冬は、インドアグリーンもウイルス風邪をひく?

人間の風邪対策と同じように、観葉植物にも病害虫対策を。

人間にとっては乾燥した空気が風邪のウイルスを活性化させるように、観葉植物にとっても乾燥した空気が病害虫を呼びます。

冬は、植物の病害虫対策を考えない人が多いのですが、冬でも病害虫対策は必要。特に、カイガラムシ(介殻虫)は、冬によくつきます。人間の風邪予防と同じように、まず葉っぱを乾燥させないことがカイガラムシ予防になります。

葉っぱの裏に要注意

葉っぱの裏に要注意

白い粉や綿ボコリがカイガラムシだった?

カイガラムシにもいくつかの種類がありますが、インドアグリーンについたカイガラムシは、はじめは綿ボコリと勘違いする人も多いです。ホコリと勘違いしてそのまま放置していると、どんどん広がっていきます。症状が進むと、樹液がでてベタベタしてくるので、そこで病気だと気付く人が多いですね。葉っぱの裏にワタクズみたいな白い粉吹き状態になっていたらすぐ対策してください。

対処1:葉の表や裏についた白いホコリ状のカイガラムシを取り除きます。
対処2:スプレー式の薬を散布します。
園芸用殺虫剤

右: 「ボルン」(住友化学園芸) カイガラムシ退治に特化した殺虫剤。カイガラムシにはこれがオススメ。左: 「ベニカDX」(住友化学園芸) カイガラムシ以外のアブラムシなどの虫やうどんこ病などの病気予防などに効く殺虫殺菌剤。

【参考情報】 (社)農林水産技術情報協会「カイガラムシのいろいろ」
カイガラムシの種類別にわかりやすく写真付きで紹介してあります。

葉についたホコリは、病害虫を呼びます。

冬は空気が乾燥しているため、どうしても室内にホコリが出やすくなっています。葉にホコリがたまると、病害虫がつきやすくなります。霧吹き前に、毎日葉や茎についたホコリをとって、よく見てあげることが大切ですね。お店では、羽ブラシのホコリとりで払ったり雑巾で葉を拭いたりしてケアしています。

葉や茎についたホコリはこまめにとることがポイント

葉や茎についたホコリはこまめにとることがポイント

葉のホコリの拭き方

葉のホコリの拭き方

大きい葉は、雑巾でホコリを拭いてあげてください。左手で葉の裏を支え、右手でやわらかい雑巾などで表面を拭きます。その際に葉の裏も見て、病害虫にかかっていないかチェックします。虫がついていたら、必ず虫を排除してから病害虫対策のお薬を。虫を触るのが苦手な人も多いですが、虫を見つけたら必ず取り除くようにしてください。

植物は生き物。毎日の愛情とケアで健やかに。

植物は、命のある生き物です。人間が乾燥した室内にいるとつらいように、植物もまた同じ状態にあっています。つらい状態を声にだせない植物は、皆さんの愛情とケアで健やかに育ちます。植物に声をかけてあげるように、毎日ケアしてあげてください。

植物は生き物。毎日の愛情とケアで健やかに。

植物は生き物。毎日の愛情とケアで健やかに。

2011/02/21

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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