「咲かない!育たない!最適な剪定方法は?」マンションガーデニングのお悩みに答えます

前回の記事でご紹介した、相談者Kさんのマンションガーデニングのお悩みにお答えしています。今回は剪定などです。

ブーゲンビリアとハイビスカスの花がなかなか咲かない!

ブーゲンビリアの鉢は、一昨年購入したもの。去年は咲かなかったのですが、今年は一気にどっと咲いたとのことでした。

ハイビスカスは、2年前に植え替えたあと、なかなか咲かず、今年も蕾までは付いたのに落ちて枯れてしまったそうです。

だいたいどの植物も、植え替えた年は生育がよくないものです。
伺ってみると、ハイビスカスの蕾が付く前に、大雨が降った時期が長かったとのこと。大雨で日照時間が足りなかったから蕾の生育が悪かったのでしょう。

花ものは、春先から夏にかけて、肥料を十分に与えてやる必要があります。来年の春先に、肥料を与えてみてください。

一度倒してしまったプルメリアの育て方

ハワイで購入したプルメリアは、一本は枯れてしまい、残った一本は、一度倒してしまったそうです。
ちょっとぐらついていますが、大丈夫。まだちゃんと生きています。

ぐらつきがあるので、支柱を添えてあげるのもよいですし、幹と鉢の間にスチロールのような物で固定するのもお勧めです。

水をやりすぎないようにして、これから冬の間は、あたたかい部屋に置いておけば、休眠状態に入ります。春からの成長期に肥料を与えて育ててください。

Kさん「プルメリアはワインのコルク栓を、幹と鉢の間の支えにしました。固定完了です!」

モンステラの剪定

Kさんは、この夏出演したNHK Eテレ「しゅみえんダイアリー」の「観葉植物の仕立て直し」を見て、早速ご自分のモンステラを仕立て直したそうです。テレビを見てすぐやっていただいたのは嬉しいですね。

Kさん「モンステラはよく育つので、この株から、引っ越したお友達にプレゼントしたり、大活躍です」

モンステラの基本の育て方と種類

ベンジャミンの剪定方法

以前マンション・ラボで、すぐ枯れてしまうベンジャミンの相談がありましたが、Kさんのベンジャミンは立派に育っています。

「いつもすぐ枯れてしまうベンジャミン」基本の育て方とアドバイス

このベンジャミンは、誕生日プレゼントに貰ってすでに20年以上育てているものだとか。新たに根を絡みつけて仕立てたり、工夫して育てていらっしゃいます。

勢いよく育っているので、あとは剪定のみ。株の中ほどの、混みあっている枝葉や、他の枝と絡まっているものを剪定していきます。

ベンジャミンはバルコニーで育てるのがいいのですが、冬場は室内に入れます。室内に入れるのは、霜が下りてくる前、10月から11月初旬くらいでいいでしょう。

Kさん「長く育ててきたものですが、ベンジャミンにも寿命があると考えると、ちょっと寂しいですね。大切に育てていきたいと思いました」

オリーブの木の剪定方法

ひょろひょろと育ったオリーブの木。左右交互に枝が出るよう、バランスを考えて剪定する必要があります。徒長(枝や葉が無駄に伸びている状態)した枝は、先端部分にしか葉が出ないので少し短めに枝をカットします。

オリーブは、去年結実したけれども、今年は花が付いただけだったそうです。
鉢植えの場合は、毎年同じように結実しません。環境にもよりますが、1年おき位に実が付くのだと考えていた方がいいでしょう。

春先に剪定した方がいいので、どのあたりから剪定すればいいのかだけアドバイスしました。

Kさん「お手本として少し剪定していただいたところから、後日ニョキニョキ新芽が出てきました。これから冬に向かうのに〜! 頑張って成長してもらいます」


ご自分でやると、なかなか大胆に剪定できないようですが、植物がバランスよく育つための仕立て直しのつもりで、剪定してみてください。

2015/10/15

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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