「いつもすぐ枯れてしまうベンジャミン」基本の育て方と再生方法

ベンジャミンの基本的な育て方や再生方法について説明します。

ベンジャミンはたっぷりと日を当て、枯れたら切り戻して再生

ベンジャミンは、充分な日当たりが必要な植物です。置き場所がフィットしないと、葉の成長の勢いも弱くなります。直射日光の当たる窓際や、冬以外は日当たりのいいバルコニーで育ててもいいくらいです。

室内が明るいから日当りがいいと思い込んでいる人もよくいますが、それは勘違いです。

前ページの相談者の方のベンジャミンのように、日当たりが悪くて枯れてきたら、いったんバルコニーに出して、太陽をたっぷり浴びさせて再生します。ベンジャミンも、アジアンタムパキラのように、切り戻してちゃんと再生できるのです。

ただし、寒さには弱いので冬場は外に出さないで、室内の日当たりのいい窓際で冬越えさせます。

からならの木で売っているベンジャミン。日当たりのいい店先で、たっぷり日を浴びているため、自然な樹形になっています。

ベンジャミンは、剪定してさまざまなかたちに仕上げることができますが、基本的にはこのような自然の樹木形に育ちます。

小さい鉢で買ってきたベンジャミンも、日当たりと気温に注意してやって、徐々に鉢のサイズを上げていけば、しっかりと大きく育ってくれます。

水やりの基本は、「完全に乾いてから」

先ほどの相談のように、日当たりが悪くて枯れてきたところに水をやりすぎると、根腐れしてさらに悪化させることになります。

どうも「植物が弱ってきたら水をたっぷりやる」ことが、ガーデニング初心者の方々の頭に根付いているようですが、水やりの基本は以下の記事を見ておさらいしてください。

観葉植物の水やりは「完全に乾いてから」「たっぷりと」が基本

ベンジャミンは、葉っぱが落ちやすいもの

先にも説明したとおり、ベンジャミンは新しい環境に慣れるまでに時間がかかります。その間、葉が落ちやすくなりますが、新しい環境に慣れたらまた戻ってきますので、根気よく育ててください。

ベンジャミンは、どこからでも芽吹くため、好みのかたちに仕立てやすくなっています。

葉を丸く刈り込んだ「スタンド仕立て」で売られているベンジャミンは、日の当たらない内側の葉から枯れていきやすいです。次第に枝が伸びてかたちが変わってきますが、こまめに剪定して好みのかたちに整えます。

ベンジャミンは、「日当たりを好む」ということを念頭に置いて、日当たりと水やりにさえ注意すれば、育てやすい観葉植物です。枯れたからといって慌てることなく、根気よく再生して育ててください。

2015/10/02

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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