寒さに強く育てやすい冬の花の定番!ビオラやパンジーの基本

今回は冬の定番ともいえるビオラやパンジーの育て方をご紹介します。冬の窓辺を、寒さに強い、色鮮やかな花々で彩りましょう。

ビオラとパンジーの違いは、花の大きさ

ビオラとパンジーの見分け方がわからないという質問も受けますが、基本的には大輪の花がパンジー、小輪のものをビオラとして区別します。この2つを交雑した品種が数多く生まれているので、いまでは区別しにくいものです。毎年新品種が発表されるので、花の色も実に多種多様。花の大きさと色の好みで選べばよいと思います。ビオラもパンジーも、他の花ともあわせやすく、寄せ植えにしやすい花です。

パンジー(ラブリーシュシュ)

ビオラ

春まで長く楽しめる冬の定番の花

10月くらいから、ビオラやパンジーの苗が出回り始め、11月後半から12月になると種類も多くなります。寒くなってからの1月がシーズンですが、5〜6月までかなり長く花が楽しめます。

色とりどりのビオラやパンジーの花を摘んで、水を張ったガラスの器に盛ってもきれいです。花弁の茎を斜めにカットすれば、水を吸い上げやすく、しばらく花の美しさを保ってくれます。リビングのテーブルに飾ってもいいですね。

枯れた花がらはこまめに摘み取って!

春先になると開花の勢いが増してきます。枯れた花をそのままにしておくと、病害虫の発生原因にもなります。花茎下のわき目の上で、こまめに切り取ってでください。花だけを摘んで花茎を残しておくと茶色に枯れて見栄えもよくありません。剪定後はわき目の部分から新しく花が咲きます。気温が安定してくると、どんどん成長します。あまり伸びすぎたら2~3節下でカットすると株の間延びを防ぐことができます。日光が好きな花なので、日当たりのいい場所に置いて育ててください。

余裕をもって、苗よりも二回り大きいサイズの鉢に植え替えを

購入した苗を植付ける場合は、元肥を土に混ぜ込んであげてください。開花の促進になります。植え付ける際に、根鉢がかなり固くなっているようであれば一回り程度、根をカットしてもよいですが、そうでなければ、私は根を切らずにそのままで植え替えるのがいいと思います。

また、買ってきたポット苗のままで育てるのはおすすめしません。十分な開花が望めないからです。気温の上昇に伴い、根が勢いよく成長できる環境を作ることが大切です。苗より二回りくらい大きい目の余裕のある鉢に植え替えをしょう。

冬の間は、日中に水やりを!

水やりは、基本的に土が乾いたら与えればよいですが、寒い冬の間は、比較的気温の高い日中に水やりをするといいでしょう。寒さには強いですが、雪が積もると花弁が傷みますので、雪をよけてやってください。

パンジーやビオラの植え方

パンジーやビオラは、一鉢で育てても寄せ植えにしても、どちらでも楽しめます。今回は、春の成長に向けてパンジーを一鉢で植える方法と、パンジーとビオラを華やかな寄せ植えにする方法の2通りを、動画でご紹介します。

▼パンジーの一鉢植え(動画)

土を入れた鉢は、優しくポンポンと鉢を振る程度で隙間が埋まります。手でぎゅうぎゅうと土の表面を押さえると、植物の根を傷めてしまいますので注意してください。

▼パンジーとビオラ、冬の花の寄せ植え方法(動画)

写真向かって左から、ローゼンセマム、パンジー(ラブリーシュシュ)、ノースポール、ミルキーウェイ(斑入りジャスミン)、手前がビオラ

この寄せ植えは直径30センチほどの大鉢に植えました。5月頃になるとパンジーとビオラは花が終わるので、夏の花に植え替えるといいでしょう。一年草は植え替えを前提で、季節を楽しむ感覚で寄せ植えしてください。

ビオラやパンジーは、一年草なので冬から春にかけてたっぷり楽しんでください。次の記事で、代表的な冬の花を紹介します。冬の寄せ植えの参考にしてください。

2014/02/24

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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