からならの木セレクション~秋のガーデニング向けの植物~

春に、私の好みでセレクトした「シックな色彩の草花」をご紹介しましたが、今回も、からならの木セレクション「秋のガーデニング向けの植物」をご紹介します。

秋に似合うカラーやテクスチャーで演出するグリーン

この季節に入手できる、秋に似合うカラーやテイストのグリーンをセレクトしました。

トウガラシ ブラックパール(ナス科/一年草)

ブラックパールという名前通り、艶やかな濡れ羽色の葉がゴージャスな葉です。最初は緑の葉色は、陽があたると共に黒く変化していきます。実も黒から赤へ変わっていき、黒と赤の組み合わせがシックな雰囲気を醸し出します。

単体でも存在感があり美しいですが、寄せ植えにブラックパールを入れると、全体の色彩が引き締まってみえます。

アガスターシェ(シソ科/多年草)

アニスに似た香りのハーブ。紫やオレンジなどいろいろな花色がありますが、これは小さな愛らしいライラックピンクの花が咲くタイプです。

ジュズサンゴ(ヤマゴボウ科/多年草)

かわいらしい赤い粒状の実が、女性に人気ですね。小さい小花をたくさんつけます。割と強いタイプなので、手入れは簡単です。室内の棚や小テーブルに飾れば、秋のコーナー演出にぴったりですね。

ミントブッシュ(シソ科/常緑低木)

葉をこすると、ミントに似た薫りが立ち上がります。原産国のオーストラリアでは原住民アポリジニが薬として用いたと伝えられています。常緑性で、薄紫やピンク、白などの美しい花をつけます。白く縁取られた明るい緑の葉も、動きがあって華やかです。

カラミンサ(シソ科/多年草)

白い花がきれいなハーブです。これもミントに似た爽やかな薫りが匂い立ちます。乾燥に弱く湿り気を好みますので、土を乾かさないように注意してください。

千日小坊(ヒコ科/多年草)

千日紅の小さいタイプのものです。背丈の高い茎に、赤紫色の小さな花をつけます。短日植物なので、夜も明るい電灯を点けているような場所では花芽の付き方が悪くなることがありますので注意を。野草のような佇まいが自然でいいですね。

ユーパトリューム チョコレート(キク科/耐寒性多年草)

写真ではまだ花が咲いていませんが、白い花がきれいに咲きます。花が咲くまではカラーリーフとしてもよいですが、花が咲くとチョコレート色の葉色と白い花のコントラストが楽しめます。

パキスタス(キツネノマゴ科/常緑低木)

山吹色の苞(ほう)が連なり、その間から次々と小さな白い花をつけます。山吹色の苞(ほう)は、花が咲き終わってもそのままの色を保ちます。緑と黄の彩りが鮮やかです。

赤葉センニチコウ レッドブラッシュ(ヒユ科/多年草)

深い赤色の葉に、白の蕾の組み合わせがシックな組み合わせです。カラーリーフとして、寄せ植えのアクセントとして使えますね。多年草ですが、寒さが苦手なので晩秋の管理は注意してください。寒暖差がでてくると、葉色が赤味を増します。

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2013/09/30

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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