マンション・ガーデニングのお悩み3:ベランダでの美しいレイアウトを教えてください!

お悩み相談その3は、ワイドスパンのベランダでのガーデニングのレイアウトについて。変化に富んだレイアウトを教えてくださいとのことです。

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【お悩み】

ワイドスパンのベランダで、日当たりはよいのですが、リビング前の奥行きがあまりないため、お花の配置が横長で単調になってしまいます。変化が出ないのでどう工夫したらよいか困っています。(東京都 Sさん)

【からならの木 寺井からの回答】

色や質感を統一するとまとまりがでる

ベランダの一部のお写真しかありませんが、一見したところ、統一感があってよくまとまっています。テラコッタ風の床と、テラコッタの鉢がよく合っていて広がりが出ていますし、アイアンの組み合わせもいいですね。

立体感が生まれる寄せ植えのテクニックを鉢の並べ方にも応用を

マンションのベランダはワイドスパンのものが多く、鉢を横に並べるだけのレイアウトを変えたいとのことですが、いまもアイアンスタンド使いやハンギングなど工夫をされていると思います。

ただ、もっと高低差のバランスを考えるとよいですね。
写真を見てみましょう。

現在のレイアウトです。写真中央の手前に高さのあるスタンド(A)、低いプランター(B)がその奥に隠れています。このスタンドとプランターの位置を逆にすると奥行きが生まれます。

ベランダでのレイアウトも、以前ご紹介した寄せ植えのコツと同じです。後ろに高さのある植物、手前に低いものや横に生えていくものを配置すると奥行きがでます。高さのある植物の鉢を奥に、手前に低い植物の鉢を配置します。

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少し奥行きのあるベランダでしたら、手前のサッシ側に低い背丈の小さな鉢を、通行の邪魔にならない程度に置くとよいでしょう。

花の形状や色のバランスでも変化がつけられる

写真を拝見していると、ピンク系のお花がお好きなようです。ピンクがお好きでしたら、ピンクのグラデーションで花を揃えて配置してみるのも一案です。

また、比較的丸い形状の花が多いので、形状の違う花を選んで変化をつける方法もあります。

お花の多いきれいなベランダですが、樹高6~70㎝程度の常緑系のグリーンをさらに増やすのもアクセントになってよいです。いまもゼラニウムやローズマリーがありますが、葉っぱのボリュームのあるものやカラーリーフ(ヒューケラなど)を加えてみてはいかがでしょうか。

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こだわりのある素敵なマンション・ガーデニングだと思いました。これからもぜひきれいなベランダづくりを心がけてください。

※ ベランダ・バルコニーのガーデニングは、マンションの共用部分です。各マンションの管理規約に沿ったガーデニング計画をお願いします。

2013/06/27

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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