マンション・ガーデニングのお悩み1:バラのうどんこ病対策はどうしたら?

今回から3回シリーズで、マンション・ラボ会員からのマンション・ガーデニングのお悩みについてのご相談にお答えしていきます。

今回のお悩みは、バラのうどんこ病と、アブラムシ対策についてです。

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【お悩み】

バラにうどんこ病が発生して困っています。

病気になると、あっという間に広がってしまいます。

またアブラムシや蛾などの害虫もよくつくのですが、マンションのベランダなのであまりお薬も撒けなくて困っています。(東京都 Sさん)

【からならの木 寺井からの回答】

バラのうどんこ病について

バラは、病気になりやすく、育てているとまず病気問題にぶつかる植物です。特にうどんこ病は多く見られますので、早めの対策が必要です。やはりこの場合には、薬を撒くことが最適です。

【バラのうどんこ病】

カビ科の病気。うどんの粉をかけたように、葉や花首の全体がうっすら白くなり、次第に濃くなります。

葉の表面が覆われると光合成ができなくなったり、葉から栄養を吸収されたりするため生育不良になります。ひどい症状になると、花が咲かない、枯死するなどの被害があります。

アブラムシは見つけたら駆除!

写真中央の茎についたアブラムシなどの害虫は、見つけたら駆除するしかありません。ひどい場合には、これについても殺虫・殺菌剤を散布するのがよいでしょう。

うどんこ病とアブラムシの両方に使える薬を次にご紹介します。

害虫・病気対策の薬剤で早めの対策を!

【GFオルトランC】(住友化学園芸)害虫やうどんこ病などの病気に、広範囲に効く薬です。

まず、こちらのような害虫と病気の両方に効く薬剤を散布します。

もっと深刻な場合は、害虫用の薬剤、病気用の薬剤を使う方がよいですが、現状のような軽い場合は、この程度の薬剤で大丈夫です。

ベランダでの薬剤の撒き方

「オルトランC」などは、市販の園芸用薬剤です。

スプレー式なのでマンションのベランダで散布してもそう大きな影響は与えませんが、散布する際にはご近所に十分配慮して、以下の点に注意してください。

・晴れた日に撒く。
・雨の日は薬が流れてしまうのでNG。
・ご近所に薬がいかないように、風のない日を選んで撒く。
・1週間に1回の散布を2〜3回繰り返して様子を見る。
・新芽や新葉は、薬焼けをおこしてしまう可能性があるので、散布しすぎないないように注意する。
・ダメージのひどい葉や枝はなるべくカットしてしまう。

早めに薬剤を使って対策を施すと、早く回復します。大切に育てていきたいですね。

※ ベランダ・バルコニーのガーデニングは、マンションの共用部分です。各マンションの管理規約に沿ったガーデニング計画をお願いします。

2013/06/11

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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