マンションでサボテン!水をやりすぎないことが育て方のポイント

前回のエアプランツと反対に、つい水をやりすぎて失敗する人も多いサボテン。今回は、その基本的な育て方と、さまざまな種類をご紹介します。

日当たりが大切

日当たりの良い場所で育ててください。春夏の日差しはOKですが、真夏の直射日光に当てると焼けてしまう恐れがあるので、レースのカーテン越しに置く、といった配慮が必要です。

サボテンとは長いおつきあい、健康な苗を選びましょう

サボテンを選ぶときには、よくチェックをしましょう。例えば、選んだサボテンが日の当たらない場所で長い間陳列されたものかもしれません。

成長期によく日に当たっていないと先細ったかたちの不健康なサボテンになりがちです。黒ずんだキズや傷みがないか確認します。

サボテンはよほどのことがない限り失敗せず長持ちします。長いつきあいになる植物ですから、できれば健康な苗を、信頼できるショップから購入しましょう。

サボテンも、種類によっては挿し木できますので、以下のページのやり方を参考にしてください。

マンションで多肉植物!簡単な挿し木・葉挿しでの株の殖やし方

サボテンの水やりの基本

サボテンは、夏場は月に2〜3回、冬場は月に1回程度の水やりで大丈夫です。十分乾かして土がカラカラに乾いた状態が長く続いていても問題ありません。ただし極度の水不足になると、ボディにシワが寄ってきますので、すぐに水を与えましょう。

花が咲いた「月影」

サボテンの植え替えは棘があるので危険!園芸店などにお願いしましょう。

からならの木にも、サボテンの植え替えをお願いしますといって鉢をお持ちになるお客様がいらっしゃいます。サボテンの植え替えには専門のグローブなどが必要ですから、鉢になんらかのトラブルが無い限り、購入時についてくる鉢をそのまま使用して管理して育てるのがよいでしょう。鉢カバーを変えて楽しめばインテリアにも取り入れやすいですね。

サボテンと多肉植物のちがいは?

よく混乱されるのですが、サボテンは多肉植物のひとつ。多肉植物>サボテンという図式です。どちらも葉にも茎にもたっぷり水分を溜め込む植物です。

これは刺座(しざ)があるのでサボテンの仲間。

サボテンかどうかの見極めは、トゲの根本にある受け口のような刺座(しざ)があるかどうか、ということです。どちらにせよ、育て方は同じなので、好きなかたちを選べばよいでしょう。

サボテンの種類

サボテンは、そのかたちで数種類に分類できます。今回は代表的なかたちのサボテンを、かたちごとにグループで紹介しましょう。

柱型:仙人閣、パキグラダスなど。

うちわ型:紅小判、白桃扇など。

丸型:マグニフィクス、白条丸など。

その他


鉢の移動や水やりの際に注意が必要ですが、存在感のある個性的なサボテンはマンションの部屋のインテリアの顔にもなります。ぜひ、お気に入りのサボテンを見つけてください。

松山美紗著『ちいさいサボテンの寄せ植え』(グラフィック社)

サボテンの基本から寄せ植えまでを紹介しています。初心者にわかりやすくてよい本です。

ちいさいサボテンの寄せ植え

2013/05/23

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


ブログ村「バルコニーガーデンブログ」ランキングに参加しています