マンションで緑のカーテン3:一年草と、ゆっくり成長する常緑つる性低木(宿根草など)

緑のカーテン(グリーン・カーテン)で育てるツル性植物には、ゴーヤーや朝顔などの一年草と、カロライナジャスミンなどの常緑つる性低木があります。

ゴーヤーや朝顔は、一年で枯れる一年草

一年草は一年で枯れます。種がとれれば、来年それを植えて今度は種から育てることもできます。下に挙げた植物以外に、キュウリ、パッションフルーツ(時計草)、ひょうたんなどがあります。夏は野菜が人気ですが、最近は、パッションフルーツやメロンなどの果実も人気のようです。

ゴーヤー

ゴーヤーの和名はツルレイシ。ニガウリとも呼びます。夏場によく育ち丈夫なため、「緑のカーテン」に最適です。実は、緑が食べ頃で、完熟すると黄色く変色し、裂開して赤いゼリー状に覆われた種子がとれます。

ヘチマ

ヘチマも、ゴーヤーと同じく、丈夫で成長しやすい一年草です。育て方もほとんど同じです。ヘチマの実も食用にでき、茎からはヘチマ水も取れます。

朝顔・夕顔

誰もが小学生の時に育てたことがある朝顔・夕顔。ピンクの「曙」、白の「雪」、薄紫の「藤娘」などの朝顔や、白い大輪の「白花夕顔」の夕顔があります。夕顔は、夕闇から早朝にかけて咲き、日中眺める朝顔とはまた違った、神秘的な味わいです。朝顔と夕顔を一緒に植えれば、朝夕楽しめますね。

一年を通じて「緑のカーテン」が楽しめる常緑つる性低木

緑のカーテンを長く楽しみたいなら、何年もかけてゆっくり成長する宿根草や常緑つる性低木を植えるとよいでしょう。冬に葉が落ちる落葉タイプと、トケイソウやテイカカズラ(定家葛)などの通年葉が茂る常緑タイプがあります。

ハニーサックル

蜂が花の蜜を吸いにくることから、ハニーサックルという名がついていますが、和名ではスイカズラ。5月から9月にかけて細長い芳香あふれる花を咲かせます。

カロライナジャスミン

春先に黄色いラッパ状の小さな花を咲かせます。花の芳香が強いのでこの名がついていますが、ジャスミンではありません。日当たりの良い場所を好みます。からならの木のショップでは店の玄関横の壁に這わせて育てています。


夏に楽しむゴーヤーなどの一年草で「緑のカーテン」作りを楽しんだら、多年草に移ってみるのもいいかもしれませんね。夏の「緑のカーテン」作りをひとつのきっかけにして、緑溢れるマンション・ライフを楽しんでください。

以下の記事も合わせてお読みください。

「マンションで緑のカーテン1:ゴーヤーやヘチマの育て方」
「マンションで緑のカーテン2:ベランダ設置の注意点とネット」
「マンションで緑のカーテン4:ゴーヤーの開花時期と手入れ」
「マンションで緑のカーテン5:ゴーヤーやヘチマのアブラムシ対策はどうしたら?」
「マンションで緑のカーテン6:ゴーヤーやヘチマの化学肥料と有機肥料」

※ ベランダ・バルコニーのガーデニングは、マンションの共用部分です。各マンションの管理規約に沿ったガーデニング計画をお願いします。

2012/06/11

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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