夏に涼やかな新緑を!観葉植物を吊すハンギングの基本

P1190386垂れ下がって育つ観葉植物を、室内で吊り下げて飾るハンギングが人気です。夏の室内に涼やかな新緑をもたらしてくれるハンギングを育てる上での注意点についてアドバイスします。

ハンギングプランターを飾る場合、注意すべき3つのこと

マンションの室内でハンギングを飾る場合には、以下の3つの点に注意しましょう。

・ハンギングプランターの種類
・吊り下げる場所と陽当たり
・水やり方法と頻度

・ハンギングプランターの種類

結合1

ハンギングプランターは、プラスチック製やアイアン製など市販のものもさまざまな種類が売られています。また、籠などを使って自作でつくることもできます。ほかには、鉢をホールドするキリムのハンギング(写真右)といったものもあります。市販のハンギングプランターだと、吊り下げるための棒も一緒にあって便利です。もし自作で吊り下げる場合は、やわらかいヒモは使わないで、ある程度自立できるワイヤーなどを用いると、水やりで取り外すときに便利です。

・吊り下げる場所と陽当たり

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吊り下げる場所は、マンションだと天井にフックを打つのはなかなか難しいかもしれません。窓際のカーテンレールのフックや、ピクチャーレールのフックなどを活用するとよいでしょう。吊り下げるときに、プランターが水平になるように注意してください。室内で吊り下げるときには、しっかり固定して落下しないように、安全対策をきちんと施しましょう。

S字型フックや、両端に吊り下げ用の輪をつくったワイヤー

S字型フックや、両端に吊り下げ用の輪をつくったワイヤー

窓際に吊す場合、真夏の直射日光が当たる場所はレースのカーテンで遮光してください。
明るくて風通しのよい場所を選んで吊りさげます。
吊さなくても、つる性植物を入れた鉢を棚にそのまま置いて飾ってもきれいです。植物のフォルムに合わせて、室内に飾る場所を見つけてみてください。

・水やり方法と頻度

ハンギングは、意外と土が乾きやすいので、水やりの頻度に注意してください。水やりは、ハンギングから取り外して、洗面所や風呂場などの別の場所で水を充分与え、よく水切りしてから戻します。それ以外は、一般の観葉植物の管理方法と同じで問題ありません。

ハンギングにおすすめの植物

ハンギングには、枝葉が垂れ下がって成長するタイプのものであればどの植物でも問題ありませんが、初心者の方は育てやすくて丈夫なアイビーやポトスなどから始めてみてはいかがでしょうか? シュガーパインなどは、根腐れしやすく、初心者には注意が必要です。
室内で育てるハンギングプランターには、花は育てにくいので、観葉植物が最適です。

梅雨のワンポイントアドバイス

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・サーキュレーターで室内の空気を動かす

梅雨時は、室内の湿度が高まるため、植物のカビの発生に注意してください。窓を開けて換気をよくしたり、写真のようなサーキュレーターを使ってゆるやかな空気の流れをつくったりします。

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・葉や土にカビが生えたら?

特に梅雨時は、写真のように葉が重なった奥の部分にカビ病が発生しやすくなります。
葉にカビが生えてしまったら、布で拭き取ります。同じ布で、健康な葉を拭いてしまうと菌が健康な葉にも付着するので注意してください。
もし土の表面にカビが生えたら、表面を削ぎ落として、カビ病用の薬を散布します。
なるべく晴れた日には、窓を開けて、乾いた空気を取り込むようにしましょう。


次の記事では、実際にハンギングプランターのバリエーションをご紹介します。

2016/06/28

プロフィール

寺井 通浩

東京都渋谷区上原にある、フラワー&グリーンショップ「からならの木」のオーナー。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。


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