マンションテレワークの強い味方!いまこそアウトドア用品を活用しよう!

コロナ禍における働き方の変化により、主な職場が「会社」から「自宅」へ変わることで、いかに効率的に、心地よく仕事をするかの工夫が大切になってきました。そこで活躍するのが、手軽に非日常的な環境をつくることができるアウトドア用品です。今回は高品質なアウトドア用品を展開し、キャンパーを中心に根強い人気を誇る『Snow Peak』のご協力のもと「マンション×テレワーク×アウトドア」について考えてみました。

ベランダからの眺めが、普段と違って見える

武蔵小杉のタワーマンションにお住いの真鍋さんご一家。奥様の靖子さんは、地元・武蔵小杉を中心に『こすぎトラベラーズサロン』という、旅をテーマにしたイベントやセミナーを開催するコミュニティを運営しています。

緊急事態宣言による外出自粛期間中は、休校中の娘さんとともに自宅でパソコン作業をすることが多かったという靖子さん。「家で仕事をしていると、景色や環境の変化がないので、どうしても飽きてしまうんです」と話します。

そこで『Snow Peak武蔵小杉店』シニア店長の川上剛志さんのご協力のもと、ベランダにSnow Peakの『ワンアクションテーブル竹』を持ち出し、絶景が広がる屋外に向けて設置してみました。

Snow Peakの『ワンアクションテーブル竹』と『FDチェアワイド』をベランダに。「見慣れた風景がいつもと違って見える」と靖子さんは新鮮な驚きを感じたそう。

Snow Peakの『ワンアクションテーブル竹』と『FDチェアワイド』。川上店長によると、サブのダイニングテーブル&チェアとして普段使いする人も多いとのこと。

普段は洗濯物を干したり、室内から何気なく階下を眺めたりと、立った位置からしか外の風景を見たことがなかったという靖子さんは、チェアに腰掛けた姿勢でパソコンの画面越しに見える景色が新鮮に映ったそうです。

「いつもより、ほんの数センチ視線が下がっただけで、見慣れた風景が違って見えるのは不思議ですね。パソコンの画面から少し顔を上げると、武蔵小杉の街並みや空に漂う雲が目に入り、心地よい風が肌に当たるのを感じることができます。それだけで良い気分転換になります」。

キャンプ用品なら気が向いた時にサッと手軽に持ち出せて、使わない時にはコンパクトに収納しておける。そんなところも自宅でのリモートワークに適しているかも知れません」と靖子さんは話してくれました。

さらに机の並べ方を変えてチェアを増やせば、ティータイムや家族での語らいにも活用できるスタイルに。

お座敷スタイルやロースタイルも気分転換に有効

在宅ワークでは、時には気分を変えて「リビングで仕事をしたい」ということもあるでしょう。そんな時でも、キャンプ用品が効果を発揮します。川上店長が提案したのは「お座敷スタイル」でした。

「『ワンアクションちゃぶ台竹』をフローリングにおいて、『ラウンジクッション』に座れば、リビングでもパソコン作業が快適にできます」。


Snow Peakの『ラウンジクッション』。二つ折りにすると高くなるため、あぐらがかきやすくなります。

早速セッティングし、パソコンに向かう靖子さんは「床に座って仕事をする発想はなかった」と興味津々です。『ラウンジクッション』はセンターで2つ折りにすることができるため、高さがある分、楽にあぐらをかくことができます。「あぐらをかいてパソコンに向かうと、意外にも背筋が伸びて集中しやすい。いつものデスクから離れることでよい気分転換にもなりますし、これはおすすめですね」と、新たなワークスタイルの発見に嬉しそうな様子でした。

小さなテーブルでの仕事では、蓋つきのタンブラーが必須。写真の『ステンレス真空ボトルタイプ』は、ステンレス二重構造による高い保温保冷機能と持ちやすい形状が特徴で、アウトドア以外の普段使いでも人気です。

さらに、もう少し長時間のデスクワークでも対応できるスタイルとして、『ワンアクションローテーブル竹』と『ローチェア30 ブラウン』の組み合わせにもチャレンジ。川上店長によると、緊急事態宣言以降のリモートワーク需要増加もあり、この2品をはじめとするロースタイルのテーブル&チェアは品薄になっているそう。もともとSnow Peakファンの靖子さんからは「これ、欲しいんですよ〜」という言葉が漏れています。

座ってみた第一声も「最高の座り心地。ここから動きたくなくなっちゃう!」というものでした。「高さがちょうどよく、先ほどのお座敷スタイルよりもガッツリ仕事ができる感じです」と、すぐにでも実践したいという感想を話してくれました。

ロースタイルのテーブルとチェアの組み合わせは、仕事モードとリラックスモードのバランスが保てるため、長時間の作業に向いています。コンパクトに収納できる点も魅力です。

仕事が一段落すれば、親子の語らいのスペースに早変わり。家の中でキャンプ気分も味わえます。

ベランダに書斎?1人用テントの活用法

最後は話題のグランピングを意識したワークスタイルにもチャレンジ。ベランダに1人用テント『ファル Pro.air 2』を設置し、その中に『ワンアクションちゃぶ台竹』と『ラウンジクッション』を入れて、簡易の個室をつくってみました。

囲まれた狭い空間は、秘密基地にいるかのようなワクワク感と落ち着きを得ることができます。非日常的な感覚に浸りながら、仕事や読書が捗りそうです。また、エアマットと寝袋をセットすれば、涼しい夜にここで眠ることも可能。お子さんにも喜ばれるスペースができました。

ベランダに誕生したプライベート空間で、娘さんが読書に没頭。おうちでアウトドアを楽しみたい方には特におすすめの、楽しいスタイルです。

Snow Peakの『ファル Pro.air 2』と『ペンドルトンタオルブランケット』。最近流行のソロキャンプサイズが、ベランピングにはぴったり。ブランケットにはSnow Peakのロゴやキャンプギアのシルエットが散りばめられていて、ファンにはたまらないデザイン。

ただしベランダでのアウトドア用品の活用には、いつくかの注意点があることを川上店長は指摘します。

1.ベランダはマンションの共用部なので、個人的なテントやテーブル等を常設することはNG。使用するたびに持ち出し、使い終わったら収納する。

2.特に避難はしごや避難ハッチ、蹴破り戸といった避難経路をテントやテーブル等で塞ぐことは絶対に避ける

3.風が強いときは影響を受けやすいテントなどは使用を控える

4.小さなお子さんがいるご家庭では、テーブルやチェアに登ると柵を越えて転落する危険も。使用中は絶対に目を離さないように。

5.ベランダは火気厳禁。バーベキューやコンロを使った野外料理は禁止。

6.ベランダでお茶や食事を楽しむ際には、話し声などによる周囲への騒音にも気を配る

ベランピングという言葉がよく知られるようになるにつれ、マンションでも気軽にアウトドアを楽しみたいという人は確実に増えています。しかし川上店長が指摘するように「ベランダは共用部」という原則を理解したうえで、リモートワーク等の活用を考えていかなくてはなりません。

テレワーク、防災、コミュニティ醸成にも活躍するアウトドア用品

ここまで真鍋さんご家族とともに、アウトドア用品を活用したワークスタイルを考えてきたところで、マンション・ラボ編集長の伊藤鳴が川上店長に「マンション×テレワーク×アウトドア」の方向性について聞いてみました。

まずは、マンション・ラボのアンケート会員に向けて行ったアンケートのうち、ベランピングに関する回答と意見をご紹介しましょう。

左のグラフは、3割以上の人がベランピングに関心をもっています。また右のグラフのバルコニーでの仕事についても約25%もの人が興味あるかすでに実践していると話しています。

続いて、フリーアンサーで寄せられた意見をご紹介します。

ご自宅のバルコニー(ベランダ/専用庭))のこだわりや、オススメの活用方法、これからやってみたいと思っていることなどがあれば、ぜひ教えてください。

「在宅勤務が浸透してきたので、ベランダでも仕事をしやすい環境にしてみたい」

「もう少し広ければ、アウトリビングとして一体的に運用したいところです」

「ちょうど今大規模修繕で片付けが大変だった。今はバルコニーに出られない状況だが終わったらあまり昼寝できるスペースを作りたい」

「外出自粛中は貴重な外の空気を吸う機会なので、食事などを楽しみました」

「よくキャンプをしていて貸し倉庫に置いているので、ベランダにハンモックやランタンを置いて楽しみたいが、気温が高くなることや梅雨時で片付ける場所がないので困っている」

「大した経費をかけないで一つの空間が作れるなら、ぜひ試してみたいです。一日中大半は夫がリビングを占拠しているので、私は少しだけ家静かになれる自分専用の空間が欲しいのです」


出典:マンション・ラボ「マンションバルコニーの使い方に関するアンケート」
実施期間:2020年06月26日(金) 〜 2020年07月13日(月)
回答数:2529人
調査手法:インターネット調査
調査会社:つなぐネットコミュニケーションズ マンション・ラボ

上記アンケートの結果についてはこちらのレポートページもご覧ください


伊藤
上記は弊社の実施したインターネット調査なんですがフリーアンサーやグラフを見ると外を有効活用するという発想や、アウトドアグッズが室内でもマッチする認知が浸透していないことも考えると、これって結構ニーズがあるんじゃないかという気がします。

川上
そうですね。

伊藤
Snow Peakさんは、以前からマンションにおけるアウトドアライフの提案を、さかんに行なってきていましたよね。

川上
2019年に東京・晴海に竣工した『パークタワー晴海』では、三井不動産レジデンシャル株式会社さんとの共同開発により、Snow Peakの製品をレンタルしてキャンプやバーベキューができる共用スペースをマンション内に開設しました。これは住民同士のコミュニケーションの場として活用していただくことはもちろん、災害時の緊急避難場所としても機能するように設けられたもので、普段からアウトドア用品に慣れ親しんでいただくことで、ソフト・ハードの両面からマンション防災に貢献しようという意図を持った企画でした。他にも居住者が自由に使える共用のアウトドア用品を用意したマンションや、全戸に10万円分のSnow Peak商品をプレゼントして、半年に一度中庭でバーベキューパーティーを開催するマンションなど、多方面でマンションとの協力関係を構築してきました。

三井不動産レジデンシャルとSnow Peakがコラボした『パークタワー晴海』。テントが張れる屋外の共用スペースのほか、屋内にも Snow Peak用品が置かれた住民のためのコミュニティスペースがあります。

伊藤
テレワークの普及により、今後は、これまで設けられていたようなプールやフィットネスジムといった共用施設に加えて、コワーキングスペースや多目的スペースなどを住民に提供するマンションも増えてくると思われます。そこで今回ご紹介したような方法でSnow Peakさんの商品が活かされる場面も出てくるでしょうね。

川上
もともとSnow Peakは「HOME & CAMP」というコンセプトに基づき、キャンプのみならず、家庭内での使用も考慮した製品開発をしてきました。屋外に持ち出すことを考えた手頃な重さや大きさ、コンパクトにたたむことができる収納性に加えて、特にSnow Peakでは普段使いにもフィットするデザイン性も重視していますので、キャンプなどでの活用とともにテレワークでお使いいただくお客様も増えていくと考えています。ファミリーマンションのおもな購入者層と、アウトドアのファン層はクロスする部分も多くあります。そういった観点からも、今後はさらにマンションでのテレワーク需要にも注目していきたいと考えています。

「マンション×テレワーク×アウトドア」の可能性とSnow Peakの取り組みについて語る『Snow Peak武蔵小杉店』シニア店長の川上剛志さん(左)と、マンション・ラボ編集長の伊藤鳴。

今後もまだまだ先行きが不透明な社会情勢の中で、テレワークという働き方を選ぶ人や企業は増えていくことが予想されます。今回ご紹介したようなリビングやベランダを活用したワークスペースの導入は、手軽に実践できて、効果的に気分転換を図ることができる「働き方改革」の一つの形として定着していくかもしれません。そんな観点からも、アウトドア用品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

今回取材にご協力いただいた、真鍋さんが主宰する『こすぎトラベラーズサロン』

「旅の楽しさ」「旅に行けない時間でも旅を感じる人生」を共有したいと、真鍋さんが2014年に立ち上げた、旅をテーマにしたサロンです。「旅人、みな平等」を基本姿勢に、遠くに行かなくても、旅のベテランでなくても、日常生活の中でも楽しむことができる旅をテーマに、ワークショップやトーク会などで自由に思いを共有することをメインとした活動を展開しています。「社会人になると時間や仕事の制約があって、なかなか旅に行くことができなくなります。でも旅って、今の自分に向き合うことができる大切なイベントだと思うんです。他の人の話を聞いて妄想の中で旅をしたり、普段歩いている近所の散歩道で『非日常』を見つけることで、いつでも旅を感じてもらいたいと思っています」と真鍋さん。なかなか大掛かりな旅行をすることが難しい昨今。『トラベラーズサロン』では、多くの人たちがそれぞれに考える旅の魅力を共有することで、手軽な妄想旅行を楽しむことを提案しています。

詳しくは…
https://travellers-ksg.blogspot.com/ ※外部リンク

今回の取材にご協力いただいた『こすぎトラベラーズサロン』主宰の真鍋靖子さん。新潟県三条市のSnow Peakが本社のある新潟県で運営するキャンプ場『HEADQUARTERS』でファミリーキャンプをして以来、Snow Peakの大ファン。

2020/08/20