マンションの間取りを最大限に活かす!お部屋の模様替え”3つのルール”

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マンションは一生の買い物! 家族との暮らしを考え吟味して購入したものの、暮らしは日々変化し、スッキリしていた部屋にも物が増えていきます。「そろそろ模様替えをしないと……」と思いながら、日々の子育てや家事、仕事で後回しになってしまいがちです。
そんな模様替えをコンサルティングしてくれる「オープンハウスで学ぶ! 間取りを最大限に活かす我が家の家具配置」というイベントがあると聞き、お邪魔してきました。

子育て家庭が暮らす、マンションのあるある…

イベントを主催するのは、NPO法人「tadaima!」です。10年後、20年後も「ただいま!と帰りたくなる家庭であふれた社会にしよう!」というスローガンのもと家事シェア推進の事業を展開しています。講師の藤井忍さんは、長年ハウスクリーニングや家事代行業の経験を重ねたプロのハウスキーパー。 整理収納アドバイザーの講師の資格を持ち、子育て家庭への“モヨウ替えコンサルタント”として活動しています。

左が講師の藤井さん。家族が自ら片付けできる暮らしをサポートしたいと、“モヨウ替えコンサルティング”をスタートしました。

左が講師の藤井さん。家族が自ら片付けできる暮らしをサポートしたいと、“モヨウ替えコンサルティング”をスタートしました。

藤井さんは、子育て家庭でよくある家の中の特徴として、次の3つをあげています。
−リビングがカオス(=混沌としている)になっている。
−いつか子ども部屋にと考えている洋室が物置化している。
−家具がテトリス配置になっている。

一番多く過ごすリビングに、子どものおもちゃや頻繁に使う日用品が集まります。将来の子ども部屋には、「とりあえず」という名目で荷物がどんどん増えていきます。そして、少ない収納を補ううちに、テトリスの様に家具を買い足していく……。講座に参加している家族も一様に、大きくうなずいていました。
そんな状態を解決しベストな家具配置を見つけるためには、どうしたらいいのでしょうか?

子育て家庭の模様替えが上手くいく 3つのルールとは?

まず、子育て家庭の部屋作りが迷走しやすい理由について見てみると、「子どもの成長が早く、必要な物が短期間に変わり保管するものも多い」「常に子どもの見守りが必要で、効率優先で動けない」など、小さい子どものいる暮らしの“特徴”が原因になっています。
そこで、藤井さんは模様替えのためのルールとして3つ挙げています。
(1)間取り図を使って“見える化”する
(2)“2ヶ月”にこだわる
(3)夫婦の共同プロジェクトにする
この3つのルールについて、詳しく説明をしてもらいました。

中古マンションのオープンハウスの間取りを使って考えます。自宅でないからこそ、冷静にシミュレーションできます。

中古マンションのオープンハウスの間取りを使って考えます。自宅でないからこそ、冷静にシミュレーションできます。

(1)間取り図を使って見える化する

日々の暮らしの行動や目的で分類したスペースを、間取り図に書き込みます。
今回示す例では、7つのスペース(食事、くつろぎ、家族のおやすみ、大人の着替え、子どもの着替え、本棚・保管、子どもの遊び場)がありました。(下図 家具配置(1))
すると、リビングとリビングにつながる洋室の2部屋に、「食事、くつろぎ、子どもの着替え、本棚・保管、子どもの遊び場」の5つのスペースが集まり、カオス状態になっているのが見えてきました。さらには、使いこなせていない部屋があることも分かりました。

そこで、藤井さんが提案したのは、使いこなせていない部屋をファミリークローゼットにし、物の置き場としてまとめること。するとカオス状態が改善され、生活動線もスッキリとしてきました。(下図 提案①)

そこで、藤井さんが提案したのは、使いこなせていない部屋をファミリークローゼットにし、物の置き場としてまとめること。するとカオス状態が改善され、生活動線もスッキリとしてきました。(下図 提案(1))

tadaima!の提案例。

tadaima!の提案例。

このように間取り図に今の暮らしを書き込んでみると、暮らしのスペースをどう配置すればいいかが分かる早道になるようです。

(2)“2ヶ月”にこだわる

模様替えには、新規家具の購入や粗大ごみの処理なども必要になってきます。日々の忙しさで模様替えが長引かないように、藤井さんは、「2ヶ月後にホームパーティーを予定し、友人を招待すること」を提案しています。楽しい予定をたて、こまめにプレッシャーをかけることが、途中でくじけてしまわないコツです。

(3)夫婦の共同プロジェクトにする

模様替えをすすめる中で、「優先することとあきらめること」を夫婦の中で、しっかりすり合わせをします。夫婦で課題を共有し方向性をお互いが腹落ちしていることが、かなえたい暮らしへの近道になります。

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参加者からは、「模様替えの手伝いを夫にお願いすることはありましたが、なぜそうしたいかまでは、話し合っていなかったです。理由を夫と共有し一緒に考えていきたい」との声もありました。

かなえたい暮らしに合わせて“家をカスタマイズ”!

子育て家庭では「間取りは変えられないし、子どもが小さい間は片付かなくてもしょうがない」と家に暮らしを合わせてしまいます。藤井さんは「今と2〜5年先を考え、部屋の名称に縛られない模様替えをしましょう」とアドバイスしています。
NPO法人tadaima!では、「モヨウ替えの無料コンサルティング」を開催中です。
記事を参考に、夫婦や家族でじっくり考えるもよし、無料コンサルティングを利用するもよし。あきらめずに、家族でかなえたい暮らしに“家をカスタマイズ”し、毎日過ごす部屋を心地よい空間にしたいものですね。

模様替えについては以下の記事も参考にしてみてくださいね。
運気アップのコツ!衣替え・模様替えを行って良い風水のインテリアに
子ども部屋のインテリアは、大地震を意識した春の模様替えを!

(文:Loco共感編集部 山本弥和)

2017/01/23