住みなれた街に住みつづけるために、シニアリノベーションという考え方

③食の充実を自然に促す、明るいオープンキッチン

自炊は、シニアの健康寿命をのばします。食の充実を自然に促す、明るいオープンキッチンには、長さ3.5メートルのダイニングテーブルをリビングの主役として、自然に人が集い、くつろぐリビングダイニングとなっています。

自炊は、シニアの健康寿命をのばします。食の充実を自然に促す、明るいオープンキッチンには、長さ3.5メートルのダイニングテーブルをリビングの主役として、自然に人が集い、くつろぐリビングダイニングとなっています。

リビングダイニングの床には、衝撃を吸収する防水コルク材を採用。豊富なカラーから好きなものを選べる上、万一転んでもダメージが少ない安全な床材です。

リビングダイニングの床には、衝撃を吸収する防水コルク材を採用。豊富なカラーから好きなものを選べる上、万一転んでもダメージが少ない安全な床材です。

④トイレ、洗面所、浴室がストレートにつながっており、生活導線がスムーズ

シニアライフの快適の要は、いつでもトイレに行けること。寝室からトイレの位置が近いことは、安心感につながります。トイレ、洗面所、浴室はストレートなラインで並び、スムーズな生活導線で、寝室からすぐに行き来できます。

シニアライフの快適の要は、いつでもトイレに行けること。寝室からトイレの位置が近いことは、安心感につながります。トイレ、洗面所、浴室はストレートなラインで並び、スムーズな生活導線で、寝室からすぐに行き来できます。

個室としてドアで仕切らないトイレは、車イスで入ることも考慮して設計されています。

個室としてドアで仕切らないトイレは、車イスで入ることも考慮して設計されています。

デザイン的にも美しいフィンランド製のコルピネンガイウスの洗面カウンターを採用し、トイレ使用時にも洗面カウンターの手すりが使いやすいよう、位置関係にも考慮して配置してあります。
日本のシニア向け住宅のトイレというと、無骨で頑丈そうな手すりがあちこちに付けられているイメージですが、こんな風に美しく、機能的に手すりを配置する方法もあるのですね。

ほかにも、細部にさまざまなシニア向けの配慮がほどこされていますが、それがデザインの力でさりげなくインテリアに溶け込んでいるのも素敵です。

女性見学者のなかには、「シニアでなくてもこのまま自分の家として住みたい!」と口々にいうほどです。シニアに配慮したリノベーションは、結局のところどんな世代にも受け入れられるものになっているという証でしょう。

和室の障子を開けて、玄関のたたきを見たところ。たっぷりスペースをとったたたきには、ベンチを用意。靴の着脱時に使えるほか、季節の飾りを設えることもできます。

和室の障子を開けて、玄関のたたきを見たところ。たっぷりスペースをとったたたきには、ベンチを用意。靴の着脱時に使えるほか、季節の飾りを設えることもできます。

玄関脇の和室は、客室としても夫婦の別寝室としても使えますが、雛飾りなどの季節のものを飾る床の間的な使い方もできます。住み手にあわせて、フレキシブルな使い方ができるのが嬉しいですね。
また、玄関のベンチ横には、天井から床まで一直線の棒が手すりとして設置されていますが、すっかりインテリアに溶け込んでいてそれだと気づかないほどです。

今回のシニアリノベーションを手がけた一社)ケアリングデザイン代表理事の小野由記子さんにお話を伺いました。

小野さん「住みなれた街に住みつづけたいと願うシニアは多いものです。こんなにも緑豊かな落ちついた環境の品川八潮パークタウンであれば、なおさらです。この場所に住みつづけたいと願うシニアが、いつまでも健やかに暮らすために、さまざまな工夫や心地よさを丁寧に考えて、シニアリノベーションとしてつくりあげました。

なるべく早い時期に、安全で機能的な家に住み替えれば、これからの暮らしはきっと楽しいものになることでしょう。シニアリノベーションは、その後の健康寿命や生活の質を上げてくれるはずです」

一社)ケアリングデザインは今後もシニア向けのリノベーションハウスをつくりつづけていく予定だそうです。次はどんなリノベーションが生まれてくるのか楽しみですね。

写真提供:一社)ケアリングデザイン

品川八潮パークタウンのシニアリノベーション

企画・設計:一社)ケアリングデザイン
http://www.caring-design.or.jp
プロデュース:ドライビングフォース合同会社
事業主:ロイヤルコーポレーション(株)
http://www.royal-h.jp
インテリア施工:ロイヤルインテリア(株)

2016/03/29