マンション住民に聞いた、ネット詐欺被害の事例とは?

ネット詐欺による被害――「自分には関係ない」と思っていたら、自分が今見ているサイトこそ、実は巧妙に仕組まれた詐欺サイトの可能性だったりします。今回は、アンケート会員の皆さんに、日々進化するネット詐欺に対する認知や被害についてうかがってみました。

アンケート概要
アンケート名 ネット詐欺に関するアンケート
実施期間 2019年2月21日~2019年3月11日
調査方法 インターネットリサーチ
回答数 2,658名

引用の際は、こちらからマンション・ラボまでご連絡ください

(※)グラフの数字は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、回答比率の合計が100%にならない場合があります。

90%を超える人が「ネット詐欺」を認知

「ネット詐欺」という言葉の認知度についてうかがってみました。
結果は、「知っている」「聞いたことはある」を合わせて91.6%の方が知っていると回答しています。

Q.あなたは「ネット詐欺」という犯罪手口をご存知ですか?
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「ネット詐欺」はその手口から大きく4つに分かれます。
1.フィッシング詐欺―偽のサイトに誘導して、個人のID・パスワード、クレジットカードや銀行口座情報などの個人情報を奪う。

2.偽販売サイト(フェイクストア)―偽販売サイトで、コピー商品の販売、料金だけ支払わせて商品が届かずお金だけを搾取する。

3.ワンクリック詐欺―URLをクリックしたことで、一方的に料金の支払いを求められる。

4.偽警告詐欺―偽の警告を通知して、電話をかけたユーザーに金銭を要求する。

どれも巧妙なため、一般の人は知らないうちにネット詐欺の被害にあってしまう可能性があります。
不安になりますよね。

ネット詐欺に関する専門家の記事もあります。こちらも併せてご覧ください。
ネット詐欺の進化する手口と被害、その対策を一挙紹介!

「ネット詐欺」については、次のような不安の声が寄せられています。

AMIE☆さん先ほども詐欺と思われるメールが届いた。信頼のおけそうな名称を語っていたので、気を付けていても思わずクリックしてしまうかもしれず、それによって個人情報を取られてしまうのではと心配になる

bokuchanさん最近の傾向では、本物そっくりな画面から偽画面に誘導するとのことであり、避けられないかもしれない。クリックする際は慎重を期す以外にないと思っている。セキュリティ対策をしっかり行うことである。

moonさんセキュリティソフトを入れていても、また、細心の注意をしていても、完璧ということはないので、銀行、クレジットカード情報等が盗まれてしまったら、という恐怖は常にある。

mototanukoさん見抜く自信はないので目新しいサイトでショッピングはしないようにしている

chi-naさん注意深く観察すると、本来のページやメールアドレスとは異なった部分が見つかるので、どういうものが詐欺メール、フィッシングサイトなのかをよく知っておくことが騙されない方法だと思う。

mariaさん両親が70歳近いのにスマホを持っていて、不安。

recさん自分だけは引っかからないと思っている人ほど引っかかる。

みなさん、不安を感じながらも、被害の情報を集めたり、セキュリティ対策ソフトで自己防衛をされているようです。また、高齢の方や子どもが、知らず知らずのうちにネット詐欺にあっていないかを心配する声も多くみられました。

ネット詐欺の被害事例

では実際にどれくらいの人がネット詐欺の被害にあったことがあるのでしょうか?結果、ネット詐欺に実際に遭っている人は幸いにも多くはありませんでした。しかし、17.7%の人が実際に詐欺に遭ったり遭いそうになったことがあるようです。

Q.あなた自身、実際に「ネット詐欺」に遭ったことはありますか?
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実際の被害事例についてきいてみました。

bupiさん希少なギターを検索し、安価で販売しているショップで購入ボタンを押した。すぐにメールで購入内容と振込先を示した案内が来たので、そちらに代金を振り込んだ。その後連絡がこないので不審に思い、URLを調べたところ、大手ECサイトを偽装したサイトであることがわかった。たまたま、前日によく利用するネットショップから海外アーティストのチケットを銀行振込で購入したばかりで、不思議に思わなかった。警察には届けたが、泣き寝入り。

chataroさん覚えのない商品が、購入履歴としてメールしてできた。

Dickさん家電が低価格で購入できるという広告やpopが頻繁に入ってきたので、初めは無視していたがある時購入手続きをしてしまった。数百円のクレジット払いのはずが1.4万円になっていた。popのどこを見てもそのようなことは書かれていなかった。やばいと思いクレジット会社に連絡してカードを止めた。

hand3さん〇〇ペイに不正アクセスがありました、確認して下さいというようなメールが数回あったが、〇〇ペイは登録も使ったこともないので削除した。

kanさん大手通販を装って、「あなたの情報が流出しています。至急下記URLから指示通り入力して、流出を防いでください」等のメールが入り、危うく入力するところでした。

kecoさん商品が安すぎ、不審に思ったところ、日本語も不自然で買うのをやめた。

POOHさんカウントダウンで秒数を提示され、プログラムの更新を迫られた。

また、家族が被害に遭ってしまったケースもあります。

いっちゃんさん息子が、宅配業者からの緊急のお知らせを開いたところ、以下のアプリをダウンロードせよ、といってきたので、不審に思ってそのままにしていたら、ネットで「詐欺メール」だと問題になり、被害を逃れた。

yuzuさん母のiphoneに通信会社のアカウントが不正アクセスにより流出したので、パスワード変更するようメールがきた。やっていい?と聞かれたので、やれば?と答えたけど、やり方がわからなかったらしく携帯ショップに行ったら詐欺だった。

さぶりんさん高校生の娘がスマホをいじっていて『○時間以内に利用料をお支払いください』と表示されて問い合わせ先に電話をしてしまった。
幸い、だれもでなかったのに娘はあせって問い合わせのメールまでしたそうです。
休み時間に友人に相談して詐欺と分かり、連絡もこなかったらしく被害にはあわなかったけど自分のバイト代で払えるかとかいろいろ悩んだらしい。
今後は、お金がからむ話は必ず親か友人に相談するように話しました。

ばつまるさん父がネットオークションサイトで2番目の入札金額だったとの連絡を受け、商品購入の代金をだまし取られたと言っていた

ハルさん息子がネットで有名メーカーの高額なスニーカーを買ったが中国からの配送で、偽物が送られてきた。日本国内の問い合わせ先はでたらめで連絡がとれなかった。

さまざまな手口の詐欺による被害、わかっていただけるかと思います。
ネットが当たり前になればなるほど接触時間も長くなるので、それだけ被害が増えていく可能性もありますね。注意していても被害に遭う可能性があるネット詐欺。どうしたら被害を防ぐことができるのでしょうか?

ネット詐欺対策を強化すべき

巧妙なネット詐欺に対しては、セキュリティソフトが有効な対策と言われています。特に最近ではネット詐欺対策用の専用ソフトも出てきていますが、どれくらいの人が使用しているのでしょうか。

Q.あなたご自身は現在、ご利用中のパソコンやスマホなどに、「ネット詐欺」を防止するための専用ソフトをいれていますか?
(複数選択可)
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Q.ご家族が所有・利用する端末への対策状況はいかがですか?
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一般的なウィルス対策ソフトは65.4%と、一定数以上の方が利用しています。しかし、ネット詐欺対策用ソフトは5.1%しか使用していない結果となりました。ネット詐欺を9割の人が認知しつつも、専門ソフトによる対策の必要性については、浸透していないという状況がうかがえます。

また、約40%弱の人が、自分の所有する端末にしかセキュリティ対策をしていないようです。
被害を防ぐためにも、家族の分まで対策を強化する必要があるように思われます。

以上、いかがでしたでしょうか。
被害を未然に防ぐためにも、ネット詐欺への正しい理解と対策をしっかり講じていただくことが大切だと感じました。以下、専門家に聞いた対策に役立つ記事をご紹介しているので、ぜひご覧ください。

ネット詐欺に関する専門家の記事もあります。こちらも併せてご覧ください。
ネット詐欺の進化する手口と被害、その対策を一挙紹介!

ネット詐欺対策用ツールについてはこちらも併せてご覧ください。
emlセキュリティパック

【文:Loco編集部】

2019/04/19